かなさんの映画レビュー・感想・評価

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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

原作読了。原作と映画では変更点が多々あり。ただし、全体的のメッセージ性や空気感は変わらず、原作は原作、映画は映画、で楽しめると思う。原作のエピソードが映画における登場人物の日々にあったら…と想像するの>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まさしく「音楽映画」。時と場所が縦横無尽に入れ替わりつつ進行していくからか、長い上映時間があっという間に感じた。
歌しか歌えない(なくなってしまった)キリエにとって、幼少から音楽に触れているときが唯一
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.8

目を背けたくなるシーンほど曲が美しくて、残酷。心を壊されても、人が死んでも日常は淡々と続いて生きていかなければならない。日々は淡々と進んでいく。身の回りが世界の全て、掲示板だけが心の居場所。

救いは
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Gメン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とっても面白かったし、めちゃめちゃ笑った。これアドリブでは?って感じの反応が随所にあって、面白すぎた。上映中に爆笑が起こる映画ってなかなか珍しいのでは?(舞台挨拶中継の回だったからかもしれないが。)>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

美しかった。映像が、音楽が、セリフが。3時間あったのに長く感じなかった、なのに物語の核心を掴めきれずにふわふわしている、けどそれが心地よい。
ウエディングドレスで写真撮って運転してパーティーするの、良
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

余計なBGMは無し、町の喧騒とミット打ちの音が印象的だった。聴覚障がいを殊更描き出すわけではなく、あるのは耳の聞こえないプロボクサーの日常と葛藤。
河川敷を歩きながら会長の帽子をかぶるシーンとエンドロ
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そばかす(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだか色々と刺さった…。
今現在も恋愛、結婚、子供を産むことが正当ルート、のように思われる社会はまだまだ継続中だと思うし、そういった価値観がさも正しいようにされているこの社会は非常に生きづらい。わか
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サッドティー(2013年製作の映画)

3.3

「ちゃんと好きってなに?」

登場人物大集合、相関図書きたくなる感じ、好き。
花束投げつけたとこ良かった笑。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった。喫茶店・窓辺・光が美しい。思考をきちんと整理したい。

(覚え書き)
・パフェの由来って知ってますか?
パーフェクト、フランス語のパフェ
チーズケーキのほうがよっぽどパフェ、胃がもたれるのも
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

1回目 完成披露試写会にて
2回目 IMAX先行上映にて
運良く公開前に2回見ることができたのでやっと感想を。

大分好きな映画。
「扉から災いが出てくる、それを止めるために旅をしながら日本中の後ろ戸
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・血も涙もないのくだり好きすぎた、今度言われたらああやって言い返そうかな
・シリーズを追うごとに「どうやって殺したか」の探求から「なぜ殺したのか」にフォーカスが移っている気がする、動機は興味なかったん
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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.8

最初にジェイ・ストーム配給と知って引き返しそうになったけど見てよかった、音と光が心地よい。
彼女が押しかけてきたとことコンビニ店員には結構苛ついたけど、壁越しのシーンとエンドロールがめちゃめちゃよかっ
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.0

どうにもならない現実がすでにあって、説明されたところで受容するしかないことって多々あると思うんだけど、それってすごく不公平な話だよな〜と。それが現実が立ちはだかるってことなのかもしれないけど、そう考え>>続きを読む

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。圧倒的映像美!花!CG!って感じ。妖しさ満点、人も衣装も美しくて目の保養。
四月一日が成長してる感はあったけど、最終的に侑子の店継ぐでいいのか?てかそんな簡単に継げるもん?女郎蜘蛛の色気の方
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レイディオ(2020年製作の映画)

3.3

リンダリンダがとても良い。
深夜ラジオが居場所になる感じ、分かる。終わり方良かった。
TACの教材、あれ実際にはほとんど使わなかった(私が)。

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった〜!愛なのによりも好きかもしれない。冷静に考えればお互い浮気してる最低な夫婦なのだけど、重くならない空気感とテンポ感。
終盤4人が集結して言い合うシーンめちゃめちゃ面白かった、全員横並びって
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バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ(2016年製作の映画)

2.0

SixTONESの3人若くてかわいい。なんかよくわからんがこれはこれで。といいつつパスタのラップは嫌いじゃない。松永走りすぎやて…

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

とても面白かった〜〜
舞台挨拶で仰っていたように、色々な「愛なのに」があって考えたくなった。

当人どうしは「愛なのに」それを純粋なものとは認められないとか
いっときは確かに「愛なのに」どうしても相性
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

本当に「ちょっと思い出しただけ」、劇的に何かが起こるわけではないけど、それが良い。
出会ったとき、何をしてても楽しかったとき、喧嘩したとき。水族館のシーンと商店街で踊るシーン好き。
ナイト・オン・ザ・
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.7

ロサンゼルスが一番好き、ローマは運転手がうるさすぎてちょっと無理だった。ニューヨークの2人、良かった。マンハッタン戻れたかな…。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーシネマにて鑑賞。事前知識は一切無しでの鑑賞。映画館で上下の音響が感じられたのがすごかった。
役者陣のダンス、歌、映像の色彩が素晴らしくて、ミュージカルをそのまま映画館に持ってきたかのようなリア
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劇場版 私立バカレア高校(2012年製作の映画)

3.0

若〜い!かわいい〜!でほぼほぼ終わった。ファンとしては見ておきたい。ドラマ見てないので色々すっ飛ばした感はあったけどまあまあまあ。

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

本編と併せて見ることで関係がより刹那的になる。
一時的にせよ人の頑張りを全否定するような人はあまりよろしくないのでは…と思ったけどどうなんだろ。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一言で言ってしまえば「一人の男目線の恋愛のはじまりから終わり」なのだけど、そこに内定決まってから卒業までのモラトリアムな時期、明大前下北沢高円寺、邦ロックが絡むとどうしてこんなに雰囲気あるものになるの>>続きを読む

左様なら(2018年製作の映画)

3.6

女子グループ特有のあの感じってほんと何なんだろうか…「一軍女子」的グループの感じとかその中でめちゃめちゃ気遣ってる子とか、遠足のグループ決めのあの微妙な心理の探り合いとか。
一軍女子的な嫌なやつって大
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無限ファンデーション(2018年製作の映画)

3.6

女子同士・部活中の絶妙な空気感とか言い合いの感じとかリアルすぎて。田舎の高校の部活と自分の将来に繋がるチャンスだったら圧倒的に後者だよなあ…と思いつつ、頑張ってやってきたんだもんね、すんなりは受け入れ>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

連続殺人犯の話なのに婚約者目線で話が進み、暴力シーンや殺害シーンが最後まで出てこないがゆえ、「実は犯人ではないのでは?」と思ってしまう構成に驚き。おそらく犯人だけど、いやまてよ…?と思いそうになる。殺>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

観終わったあと、すぐに帰る気にはならなくて渋谷の夜の街を散歩した。

1.タクシー内の会話から惹き込まれた。一見はちゃめちゃな論理なのになぜか納得してしまう自分がいた。セリフ回しが好きすぎる。

2.
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.3

ウルフルズがめっちゃ良い。
まじでバカバカしいノリだけどそれがいいんだよな〜
途中の展開にびっくり、ちゃんと見てたのに…!
こういう映画をちゃんと好きでいられる大人でありたいと思った。

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