いしさんの映画レビュー・感想・評価

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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.9

理論的に喋る捻くれ者の男と認知が若干歪んだ捻くれ者の女が、淡々と喋りながら進むラブコメディ漫画を上手に実写した感じの映画。

他の人の評価よりは面白くて個人的には好きな話。

一つ一つのワードセンスが
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

言葉に表せないけれど心が温まる映画。

昔の友人の死を機に、昔の故郷の思い出が蘇るというのはよくある話だが、故郷を忘れようと何十年も他の地域で生きてきたトトの過去や、昔の友人が年が離れていることでさら
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ラブ・アクチュアリー 4Kデジタルリマスター(2003年製作の映画)

4.2

オムニバスの一つ一つのストーリーが面白かった。

一つ一つの物語がラストに向けて繋がっていくところも良い。
至る所で恋と愛が溢れていてクリスマスにぴったりの名作。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

タクシードライバーを彷彿とさせる映画。

精神を病んだ人間が社会から孤立して、結果として社会を巻き込むというストーリーは好み。
とにかくホキアンフェニックスか圧巻。
先々まで予測して鑑賞する人には自明
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

かなり面白いけど、原作(?)とは別世界であることが少し残念かもしれない。

ウォンカの過去がかなり改変されていたので混乱したが、お菓子の描写など、チャーリーとチョコレート工場を思い出させるもので懐かし
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

世界観を「そういうもの」として見ることができるならとてもすっきり見ることができる。

島に集められた理由などは納得感があったし、久々にスッキリしたラストだったかもしれない。
ただ、失った年数が戻ってこ
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

読切の時思わず夢中で読んだのを思い出す作品。

何かに打ち込むとか親友がいることに対して、昔も今も自分のあり方を考えさせられる。

短かったけどとても良い。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.4

マリオの世界観を映画に完璧に落とし込んでいてめちゃくちゃ楽しめた作品。

キノコ、マリオカート、ドンキーコング、アイテムなどそれぞれの作品や出てくるものが完全に一つの世界に融合していて感動さえ覚えた。
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.4

今まで見たホラーの中でトップレベルに見るのがきつい。

ビックリもありゾクゾクもありで救いのない展開がしんどすぎる。
最後まで悪魔が何なのか分からなかったし、何が原因で対処もわからないというのが。。。
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.5

些細な事件から日常が少しずつ変化することに青春のリアルと若干の怖さを感じた。

桐島が最後まで出てこないのがこの作品の良さでそれは分かるのだけれど、「ここに芸術を感じてね」感がどうしても抜けなかった。
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

やはりストーリーとキャラクターの行動原理が伴っていないような気がして面白いとは思えなかった。

ジェイコブがとにかく面白く、おっさんで保っていたと感じた映画は初めてかもしれない。

マッツのグリンデル
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

壮大な割に話がわかりづらい。

クイニーとジェイコブの関係性やそれぞれのキャラクターの個々の面白さは好きだが、肝心のストーリーがぼやけている気がする。

個々がなんのために動いているのかが掴みづらく感
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

面白いけど何かが物足りない気がする。

2転して、ストーリー構成もに意味があったことは気持ちいいが、ラストの描写が若干不足感があった。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

90分がかなり疲れる映画。

周囲の人間の言っていることがコロコロ変わって、家や周囲の人間すら知らないものとなっていくのは当人からしたらとんでもない恐怖と不安に駆られるだろう。
とはいえ辛いのは周囲の
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ラストまでどちらを選んだのか分からない展開で、その後の本当のラストも素晴らしかった。

どれほど喧嘩をしてもお互いを想っているのが伝わってくる。にも関わらず時代や少しのすれ違いで長い間引きずり続けたの
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.4

間をこれでもかと言うほど使っていてかなり好みの作品。

セリフがほとんど出てこないのに、それでいて主人公の気持ちが痛いほど伝わってくるので見ていて飽きない。

途中出てきたおっさんの言う通り全てのこと
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

スプラッタだがストーリーもあって面白い。

実際はやっていなかったのにSNSの声で現実となってしまうという社会風刺なのかな。

戦闘シーンもラスト以外は臨場感があっておもしろい。
最後の一戦は笑わせに
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

期待感があったが、日本の少女漫画の実写感が否めない。

社会や周囲の大勢の声を主軸とする恋愛ものは好きではない。
アンハサウェイだからこそ成立していた映画かなと思ってしまう。

5年後本当に迎えにきた
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アス(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

設定に疑問はあるものの、概ね楽しめてかなりハラハラする。

前段の影の存在にかなりの唐突感があり、おそらく世界を牛耳った「影」が手を繋いでいるだけというのにも違和感がある。友人の影と主人公家族が戦う場
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

起承転結が理解しやすく芸術的だがストーリーは普通といえば普通。

浴室を水で満たすところや、ラストでエリザの首の傷がエラとなる部分はとても美しかった。

超王道のロミジュリが見たい人にはとてもおすすめ
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.2

難しいけどおもしろい。

アクションがマトリックスでしか得られない高揚感があってとても好き。

一方でSFに良くあるが、設定や単語が難しくてよく分からなくなり、目的が見えづらくなる。
言い回しも哲学的
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

リアルな怖さでおもしろいがかなり疲れる。

あらゆる手段が不発に終わるのは、途中からその原因を予測しながら見ておもしろくなってきた。

ハンターが脳筋すぎて強すぎる。が、ストーリーとしても人間としても
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

これ以上ないくらいの会心の一撃。

ナチを憎み、妻の死をもって復讐するために動いたのに、実は自分がナチでユダヤ人に操られていなんて、、、そしてそれをお互いの家族に知られたらもう死の直前は絶望感しかない
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

無難に締めたけど物足りなさは否めない。
チャプター2までがジョンウィック。

最後まで世界観は掴めない部分も多く、主席や侯爵、砂漠の首長、王の存在やその繋がりがほとんど分からない。ラストで王がほとんど
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

かなり大人向けでおもしろい。
犬神家の一族を彷彿とさせるストーリー。

もう10年以上は鬼太郎を見ていなかったのでこんな技もあったなあと懐かしく思いながら見ることができた。

しかし描写やストーリーが
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマー×へレディタリーの超絶胸糞映画。

違和感を覚えて帰ろうとしたり帰らなかったり、、、見てる側としては帰れよ!思うことが何回かあったけれど、帰らないという選択肢にもあまり違和感がなかった。
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前回に引き続いて爽快感満載。

1作目のセリフやシチュエーションを踏襲しながらなので最初のワクワクを思い出しながら見ることができた。

ハリーが本調子じゃなさすぎたのが良いところだったのだろうが、少し
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9

SFの壮大さと現代っぽさを掛け合わせようとして見事に失敗した作品。

ストーリーの構成や演技から2時間半見れるには見れるのだが、全くもってつまらない。

チンパンジーの話と物語のつながりの脈絡のなさ、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

まあ難しいし、個人的には世間で言われているほどかなという感想。

白黒とカラーの対比が、白黒が現在でカラーが過去を表していると思って面白いなと思っていたが、実際は視点の違いだとは解説を読むまで気づかな
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

派手でちょっと渋くてめちゃくちゃかっこいい。エージェント版ベイビードライバー。

まさかハリーがあんな扱いになるとは前情報からは予想外すぎて辛い。老兵が残酷な扱いを受けるのは悲しいけど正直好み。

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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

全くもって意味がわからない。

設定とキーとなる仕掛けは分かるが、それでも何が起こっているのか理解できず、どのようにストーリーが展開されて、どのような伏線が回収されて、どこを楽しめばいいのかが全くわか
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すっきりしないはずなのに驚くほど綺麗に終わった。

音楽がとにかく良い。歌詞をここまで追った映画もない。

裁判のシーンは難解に描きすぎてグダる作品が多いが、難しさを入れずに裁判というよりは大人同士の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

空気感が最高で、最後の30分が別映画。
タバコが吸いたくなる映画。

終盤まではかなり雰囲気の良い楽しめる映画だが、起伏がないので単調に思う人もいるかもしれない。
ブラピとレオ様の組み合わせが全てのシ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

思っていたよりもシリアス。かなりブラックな風刺という感じ。

ドキュメンタリー式のカメラワークだったのが印象的。
政治や歴史に関する知識がもっとあればその方面からもっと考えることができたのだろう。
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ギャツビーの正体や目的が明らかになりつつ物語が進むので最後までワクワクしながら見ることができた。

I’m Gatsbyの登場で痺れる。
時計を見る姿、椅子に座る姿、雨に濡れる姿全てが様になっていて、
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