Iwarenkonさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アバター(2009年製作の映画)

4.4

長く観そびれていたけど、ようやく鑑賞。結果…おもろいがな。美しい映像とよく練られた脚本、流石はジェームズ・キャメロンだわ。キャストにおいて個人的にはミシェル・ロドリゲスが好き。

ウェイ・オブ・ウォー
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

幼いながらにオリジナルを観終わった時の脱力感は今でも覚えている。前線で倒れていくのは若き兵士であって、本物の戦争はTVゲームのようにリスタートは出来ないものだ。
本作はオリジナル当時から飛躍的に進歩し
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

今どきの視点で男女のすれ違いを表現しているんだけど、観る側の年代によって感じ方も全く違うだろうな。個人的には、そこまで高く評価できる感じではなかった。

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

2.8

直前に観た『キミスイ』の号泣に味をしめて、泣ける邦画と評価されていた本作を鑑賞した。が、あれ…全然泣けないなぁw

二人が惹かれあったきっかけや経緯が薄っすいし、どこで盛り上がるのか待ち続けていたらエ
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.2

アカン…後半に大好物のお涙ちょうだいで号泣やった。
脚本に少し惜しいと思う所はあったけど、伏線回収はシッカリとしていた。何より久々に泣けたので良きでした。
しかしガム少年やりてやなw

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.2

当然ながら前作と比較してしまうわけですが、一般人の思考からは程遠いキャラたちであって、全くもって各々の感情が理解出来なかった。謎解きにも相当の無理があるし、脚本を凝り過ぎた感が否めないかなと…

作品
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

全体を通して非常によく出来た上質のミステリー作品だった。ただ個人的には、映画として最後にもう一捻りと、ひとニヤリが欲しいような気がしないでもない…

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

撮影と描写、ディカプリオとトム・ハーディの演技は素晴らしい。
ただサバイバルが過ぎるし、体力も回復力も不自然過ぎる。実話ベースとの事だけど、色付けし過ぎているのでは?と冷静に興醒めしてしまった。

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.6

やはり何度観ても面白い!
悪党に一人立ち向かう刑事役にブルース・ウィリス、アクションとコメディタッチを見事に演じきって、この人以外に適任がいないのではないかと思わせるハマり役だ。
個人的に密室系が好き
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13人の命(2022年製作の映画)

4.2

こんなにも凄まじい物語だっんですね。ニュースでは分からなかった真実の部分を描いた秀作だと思う。
撮影と思えない描写は流石のロン・ハワードだし、キャストのヴィゴ・モーテンセン、コリン・ファレル、他キャス
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エアフォース・ワン(1997年製作の映画)

4.6

米大統領がハチャメチャで強いし、突っ込みどころも満載だけど、軍隊モノの要素も強くて大好きなんですよね。
大統領役にはハリソン・フォード、敵役にはやはり狂っているゲイリー・オールドマン。一旦観てしまうと
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.4

目線を子供に向けるか歴史に向けるかで大きく感想が変わる作品かもしれない。
エンディングに掛けては、子供に目線を向ければ悲痛でいたたまれないが、歴史的に観るとナチスのホロコーストは、本作のひとつの家族の
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

4.0

あら…想定したより相当面白かった。
広大な土地のアメリカならではの列車モノで手に汗握る展開。デンゼル・ワシントンの演技、実際の列車走行シーンの撮影技術と相まってかなりの重厚感だった。
個人的には、ニュ
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

2.6

シリーズ鑑賞を目指すも一作目で心折れそうになった。2作目は普通の評価なのか?ネタバレ厳禁をモットーに、一切評価やストーリーを知る事なく鑑賞。
パクリアニメ『北斗の拳』で馴染みのあるキャラ達が「ヒャッハ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

2.0

敬遠していたシリーズを観てみるかと1作目から鑑賞。低予算の作品だった事は間違いないだろうけど、当時はヒット作だったのだろうか?
個人的には、撮影、脚本、演出、全てが古い作品ですね。という以外に感想がな
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.8

個人的に所縁のある小豆島、島の雰囲気をよく表しつつ特殊な親子関係を育む。作品の後半が非常に美しい。
内容的には切なく、どうしようもない境遇だけど受け入れ引き継がれていく。深いなぁ…

RRR(2022年製作の映画)

3.6

ツッコミどころ満載だけど流石のインド映画、息つく暇なしの3時間だった。脚本はよく考えられてると思う。
ポスターからもヒシヒシと伝わってくるけど、あの二人が熱すぎるし強すぎるw

建築学概論(2012年製作の映画)

4.0

切ない初恋、時間が過ぎても…って、こういうの好きw
学生時代のヒロインにペ・スジ、なんともナチュラルな彼女像で『惚れてまうやろーーー!』的な感じが素晴らしかった。
エンディングにかけて幾つかの伏線回収
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フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

3.6

幼い時に知り合った女性二人が紆余曲折ありながらも生涯の友として、色々な人生を経験をしていく。
個人的には物語のテンポがどうも…そして、お涙ちょうだい好きとして、もっと泣かせる脚色が欲しかった…結局の落
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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.8

凄いキャストですね…女性陣はブレイク前のジュリア・ロバーツからシャーリー・マクレーンまで、男性陣もトム・スケリット(個人的には最後までバイパーにしか見えないが)にサム・シェパード、これだけのキャストを>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

2.8

ここ最近はマルチバースという錬金術を手に入れたDisney_Marvelに嫌気がさして仕方がない。ただ全く収拾がつかないフェーズ4の落とし前をどうつけるのか興味があったし、ボーズマン亡き後のブラックパ>>続きを読む

ビッグ(1988年製作の映画)

3.4

ファンタジーのカテゴリなんだけど、個人的には違うなといった感想。願いが叶う仕組みが演出的に弱すぎて、観ていて全く感情が入らないし、ロマンスの要素は要らないのではないかなぁ…
ただ流石のトム・ハンクス、
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ジャック(1996年製作の映画)

4.0

ロビン・ウィリアムスの才能、ダイアン・レインの魅力、ブライアン・アダムスの歌にグッとくる作品だった。
巨匠コッポラを前にはとても言えないが、題材と天才ロビン・ウィリアムズをもって、個人的にはもっと泣き
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フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

4.0

ヒラリー・スワンクは勿論だけど、上長役のイメルダ・スタウントンが憎らしいくらいに良い味だしてる。『ヴェラ・ドレイク』の時とは違ったキャラ設定だが、全く違和感なく演じられるのは素晴らしい。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.8

若かりし頃に数度の鑑賞。最近では、あえて配信系では観ずに劇場公開を待った作品。
内容的にはベトナム戦争の悲惨さを描くのだけれど、作品自体が3時間の長丁場。前半のシーンが余分だとか評されることも多いよう
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ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

3.6

少し期待しすぎたか。狂気の空気をまとうジャック・ニコルソンと軽快なノリのトム・クルーズ。良いところを打ち消しあってるなぁ…
重厚な撮影をしていればガラリと雰囲気の変わる作品だろうな。

ネイビーシールズ:チーム6(2012年製作の映画)

3.8

後半は緊迫感のある戦闘シーンなんだけど、CIAの本部の描写がイマイチ…そこに至るまでに隊員のプライベートを中途半端に描くのも蛇足感と中弛みを感じる。
戦争モノ(特に特殊部隊系)が好物な自分にとっては、
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.0

マット・デイモンの演技が表情や行間で語りかけてくる円熟の域に達している。
脚色的に各所をもっと詰めてほしかったが、マルセイユの表と裏の顔を切り取ったカメラワークは、主人公達の人生の残酷さを喩えるかのよ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.2

前作は良いなと思ったんですが、今作は個人的にはやり過ぎ感が強すぎて興醒めだった。
エディとヴェノムの仲良し度は良いのだけれど、脚本・脚色がSFであっても越えて欲しくない一線があると言う、わがままなんで
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.2

見ため普通のオヤジ達がハチャメチャに暴れまくる作品で大人版ホームアローンな家が最高だ。
主人公の背景などはハッキリしないけど、どうも次作があるような雰囲気を漂わせてエンディングとなっている。
似たコン
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

ポスターやジャケットの先入観で後回しになってた本作、思っていた以上に面白かった。
鬼を纏う某漫画が人気なように、この手の話は面白い。映画としての完成度もCGもさすがのMarvelで申し分ない出来だ。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

アメリカの陰陽を風刺的に描く作品か。
これは直感で観る作品だと理解した。どこか粗探しする必要はなく、不条理とグロテスクを楽しめば良いと思う。

怒り(2016年製作の映画)

3.4

ある事件の犯人は誰か?三つの別ストーリーが進行しながら、それぞれ怒りや猜疑心など人としてのネガティブ要素が入り混じりながら進行していく。
描きたい事は分かるし、三つのストーリーは、それぞれオールスター
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

久々に再鑑賞。作品としては素晴らしく、人生前向きになれる系の作品だ。
冷静になると、世の中は才能や溢れ人間味溢れる人などは多くなく、うまくいって人を救うなど、そうそうある事ではない。
ただ作品のコンセ
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告白(2010年製作の映画)

3.8

ネタバレするので書けませんが、最後のとある描写が好み。撮影手法としてはあるんだろうけど、きっと中島監督のこだわりがあるんだろうな。
徐々にストーリーは見えてくるものの、テンポアップして迫ってくる後半は
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.8

実在の高校バスケットボール部のコーチが題材。スポーツを通じて成長していく生徒を描くんだけれど、個人的には、もう少し本筋に集中した脚本の方が良かったかなぁ…
サミュエルが役者として濃い過ぎるし、文武両道
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