まだ只だるんだるんなかんじ。
只のだるんだるんな「捜索者」。
ジェニファーカーペンターのシークエンスが天才。例によって、お前が作るんかい、なカーステの自作曲が最高。
そこ誰が見たいねん、をやたら引き伸ばすマン代表としてはPコスマトスと双璧。70年代のテリーサヴァラス映画かよ、なパケ写サギもとい話はくそオモンないが、ヴィンスヴォーンの動かし方がずっとオモロい。ジェニ>>続きを読む
閉じまくった内容なのに全然ねちゃねちゃしていないカルピスほぼ水みたいな映画だった。
お前の自意識知らん、という以前に映画としての前のめりどころがいっこもない。柴崎ですら浅いからそういう映画にすらなっていない。クドカンの無駄遣い。
加瀬亮らがロックンロールミシンする話。
シーンのフックもメタファーも反復と差異も全てにおいてチャラいのだが、が故にみたいなやつ。加瀬のジョカノがぶっ壊れてていいし、松重さん変な髪型過ぎてウケるし、テレ>>続きを読む
つぐみがド変態彼氏によってドS覚醒するひとり逆ドッキリ映画。脚なのか尻なのかどこなのかはっきりさせてほしい点は置いとくとして、水橋研二のもう最初から全てを分かっていたかのようなあの感じがいい。間に挟ま>>続きを読む
既視感反転させまっせオチがもはや既視感でしかなく全然ドヤれていない。これを2時間見るならスキャナーズのボンバヘッドを200回見た方がいい。
なんのこっちゃさっぱりわからんがとてつもなくオモロい。歩道橋のカット。男前がその辺がっつり説明してくれても余計こいつ何言うてんの?な諦念感ぱない。宮下順子の態度が如何様にも取れて余計怖い。
ラノベかなんか知らんけどとんでもなくオモロい。委員長一択過ぎて魔法少女ちょいちょい忘れてまう。
ワンカットで田辺誠一と高橋和也がそうなっているスーパー省略から小気味いいし、片岡礼子が出色。割りかしオーソドックスな二元構図に割って入ってくるターミネーターつぐみがめちゃ怖い。
淵に立つはリニアな構成だからこそオモロかったといえるが、今回はスプリット進行で結局筒井真理子に二面性などないというのをじわじわ暴いていくのがいい。ともかく筒井さん今回もオバケ。もとい犬。
役者のクオリティがオバケ。
なのはもとより、歓待の古舘寛治をはるかに凌ぐゲスさの古舘寛治が結局優勝過ぎるし、ともすれば前時代的なストイックさを携えた堅牢な本がえげつないオバケ。
即興や言うてるそばからアドリブなわけないオラつく西島の、カネくれ、にツボりにツボる。ジャンプカットもバーとブティックの幻惑も赤い電話の反復もむしろインプロとは対極なプロットの強度がえぐい。インタビュー>>続きを読む
5時間やるスケールの話ではいっこもないのだが、わやくそオモロい。ど素人にあえて能面演技をさせる逆説的な意図からしたらむしろ短いくらいなのと、あれだけオンタイムに拘ってたらこんなゲロ長い尺にもなるわな、>>続きを読む
良い。
夭逝した写真家、牛腸茂雄の軌跡を全然いっこも追わないドキュメンタリーの体裁すらないドキュメンタリー。むしろ黒沢清との同時代性がすごいし、あの辺とか完全に蛇の道やん、て思てたらしっかり、たむらま>>続きを読む
袋あんぱんのズームやめれ。無論ペヤングも、じゃがいも探してて見切れるばあちゃんも、ええカッコしようとするもただの気まぐれなじいさんとしてあしらわれる遠藤たけしも全てにおいてカメラの破壊力がスゴい。寄り>>続きを読む
今村昌平の七面倒くさいドッキリ映画。メタフィクションに変容していくアントニオーニの情事さながらな中盤からはなかなかオモロなってくる。おばはん同士の究極押し問答は死ぬほどしょうもなくて爆笑を禁じ得ないが>>続きを読む
凡百なルサンチマン爆発ものでは全然なく、いい意味でズコる。春川ますみは見たまんまずっとどんくさいし、西村晃の小男ぶりが光る高度なギャグ映画。カメラも終始クソおもろい。
例によってほぼ全編何言ってんの>>続きを読む
中盤の光のディゾルブやば。
からのなんとは無しなリヴェット味が楽し過ぎる。いつものおばちゃんが出ずっ張り過ぎてファンになってきた。タイ語てなんかガルモンボジーア味すごない?
焼却炉の出番無さすぎるし、ハチェットでもねえし、コロンボのウンコ回みたいなプロットにノーマンベイツを塗してあの手この手で撮った力の入れどころ間違え過ぎな期待通りの1本。
暗殺の森のトランティニャンの>>続きを読む
現時点でワンビン唯一の劇映画。
地獄という地獄を延々見せたあとに、ぽっと来た嫁に延々嗚咽させる地獄。からの思い出したかのように逃亡をはかる流れがホンマもんの地獄。死んでも〜が軽々しく使えなくなる映画最>>続きを読む
よそんちの冷たいババアと子供のどつき合いが虚実を越えて差し迫ってくるワンビンの傑作ドキュメンタリー。長女だけがやけにカメラを意識しているような編集に如何ともし難い感情が沸き起こる。
再見。
すげーな、こんなにつまんなかったけ。というバーヴァじゃなかったら2秒で消していそうな内容なのだが、相変わらずお前らなんぼほどやねん、という殺人リレーとバーヴァライトに身を委ねた。
凱里ブルースをほんまにデラックスにしただけという。先鋭という程でもないが、こういうことを見せ物的にやるバランス感覚はいい。1時間ほんまに切らずに回していたらそりゃあすごいに決まっているのだが、馬の暴れ>>続きを読む
三途の川を渡りかけているおじさんの話。
最序盤から当たり前のようにオバケとゴリラが出てきて食卓を囲む出落ちな画がすばらしいのだが、こいつらの出てくる間と家族のリアクションが輪にかけて正解過ぎで爆あが>>続きを読む
最&高。どタルコフスキー。
おっさんがウロウロしているだけという意味においてのタルコフスキーを自分の田舎でリビルトしました、感。川を渡るところからの「はじめてのTPS」みたいなの丸出しな長回しは長い>>続きを読む
手持ちだけどやたら作劇くさいロウイエのスカしたスタイルが今作はなかなかハマっていたような。見えないのにあたかも見えているかのような視線の交錯とか、まるでリアリティのない血飛沫とか、ほぼスリラーだった。
美しい景観が失われるのか、失われゆく景観が美しいのかが限り無くシームレスでいい。無色を色として認識させるスケープデザインの統一感とかバックショットからの景観が相変わらず筆舌に尽くし難いジャンクー構図で>>続きを読む
ごっさ普通。
良くない方の意味でオスカー納得。
やたら臭いに言及してくる割に言う程臭ってこない。糞尿に塗れろたー言わんが、それでもケイパーに振り切るなら振り切れよ、とか思ってしまう展開だった。地下室も>>続きを読む
手持ちザラザラのジュテームモワノンプリュ。芝居がかっているし、結構カットも割られてるので、ゲリラである事情はあったにせよあんまりノレなかったが、なんかデレクジャーマン的な世界観を現実に引き戻して叩きつ>>続きを読む
ジャジャンクー版「旅芸人の記録」。て程の途方も無さはないがそんな感じ。腐れ縁と思われた4人がいよいよ散り散りになっていく様と不可分な時代。。否、髪型の変遷。。
そこまで間延びしない超遅速パン振りも、>>続きを読む
イキった「めまい」臭がすごいが、それ以上になんかマーロウを意識している感じがあるし、湖中の女だよねこれ。そういえば。
ゴリゴリのウェルズ。何でもない横のトラッキングですらなんかウェルズ。罰ゲームにしか見えないグイルンメイの短髪もリタヘイワースを思わせる。ミラーハウス?も出てきたから決定的に上海から来た女。
人の集中力というもんをガン無視した尺はともかく、そんなにおもんないのだが、勝手に逃げろ、みたいな横移動のとことか、兄貴が濡れ衣でオヤジにしばかれるとこの構図は打ち震えた。フレーム外への希求が至高。