KAZUさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

新作の前に復習鑑賞

初見から年月空き、ほぼ忘れていたので、Adeleのオープニングから既にカッコイイ。イントロだけで興奮するのは、スターウォーズ並びに名作シリーズのお決まりです📽

ダニエルボンド云
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ビースティ・ボーイズ・ストーリー(2020年製作の映画)

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Beastie Boys × Spike Jones🇺🇸🇺🇸🇺🇸

制作が発表された時からずっと見たかった奴!この為だけにApple TV+🍎入ったからね!当時10代の頃ビースティー主催のチベッタンフ
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サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

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ブラックミュージックには疎いですが、近年フェスも行けてないので、ミュージックラバーの間で噂の作品を🎵🎵

すーーーーばらしかった!!
なぜ映画館には座席があるんだ!っておもうほど身を委ねて踊りたかった
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.0

最近マイブームの中華系🇨🇳の名作を。

日中戦争から文化大革命などを背景とした作品なので、近代中国🇨🇳の50年の歴史的激動を追える。歴史的ドキュメンタリーが好きなので、長尺ながらあっという間でした!京
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男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

3.6

男たちの 熱すぎる 挽歌 第二章🔥🔥🔥

一作目を超える火薬量と多用したスローモーションが熱すぎる。一作目で死んだと思ったら「実は双子」でまさかの復活。もう、冒頭で結構な重要人物が死ぬけど、もはやまた
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ブルース・リー/死亡遊戯(1978年製作の映画)

3.5

連投ブルース・リー特集🇨🇳👊

ブルース・リーの遺作とは知らず...

ほぼ、セリフはアチョーしかないし、黄色のツナギなど、ブルース・リーのパブリックイメージを形作った作品なのでしょうね。初期作品同様
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.5

連投 ブルース・リー特集🇨🇳👊(修正再掲)

おいおい、これ反日剥き出しだろ🇨🇳

何故か?初見のブルースリー作品でしたが、現代で観ると笑っちゃうほど日本蔑視ですね笑 50年も前の作品だから仕方ないの
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.7

MCU 新作 『シャン・リー/テンリングスの伝説』に影響を受けて鑑賞🇨🇳

アカデミー外国語映画賞を筆頭に各国賞レース総なめしてるのに、スコア低いですね。自分は荘厳な中華の風景など見どころは多く、比較
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

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もう、リアルタイムでKNEBWORTHのライブは擦り切れるほどVHSを観ていたので、新鮮味はないんだけど、多分10年振りぐらいに見て、改めて全盛期のオウェイシスが最強だと再認識。兄と一緒にアルバム発売>>続きを読む

ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(1976年製作の映画)

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今の若い子は当然知らないだろうけど、自分が小学生頃は週末になると、県道、国道バイパスはいつも暴走族でうるさくて、夜の海岸沿いなんか、子供ながらに肝試しより怖い。まぁ、浄化されて日本🇯🇵はいたって平和な>>続きを読む

モダン・タイムス(1936年製作の映画)

4.1

随所に既視感のある映像。
まさに、映画の教科書であり幼少の頃から有名なシーンは記憶に刷り込まれているのだと思う。

娯楽の選択肢も少なく、当時の人は足しげく映画館に向かい、チャップリンの姿に笑い、泣き
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.7

MCUの中でも異質な作品🐼🇨🇳

多様性の時代だからこそ、中華圏の物語も挟み、より広がりを見せるMARVELシリーズ🇨🇳🇺🇸....

けどけど、個人的にアベンジャーズの面々に入ると思うと、浮いてるな
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.1

これは、映画館で観るべきやったわー。

戦争映画の悲惨さや啓蒙的な描写はほとんどなく、娯楽に徹した清さ。細かい人物描写はほとんどないんだけど、妙に感情移入出来る敵味方問わずバディムービーでもある。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

新作はまだ観れてないけど...

昭和時代の任侠映画のオマージュを散りばめて、韓国映画にも引けを取らない徹底的な暴力描写は新しいヤクザ映画の名作が誕生したと感じました。

対立構造や人脈が入り乱れ、整
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.1

もはや、前作の面影なし!
唯一無二の世界観、制作費が前作の10倍というとてつもない巨費を投じるも、大半が車とバイクの改造費に費やすという。もはや、制作側の頭がMADでなければ、成しえない狂乱ぶり。改造
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.7

映画史に残る伝説の始まりであり、序章となる作品。

世紀末を描いたテーマは次作からで今作はシンプル。CG無しのクラッシュシーンは強烈の一言で、このワンシーンだけならシリーズ全体を見て最も衝撃である。V
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.5

どうにか間に合った!
アメリカ🇺🇸では映画館再開の狼煙として大ヒットしたようですね!もともとMVシリーズは楽しみにしているので、今回も楽しみにしてましたよ!賛否両論がある中で、個人的には前作よりもパワ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

地獄のバスターズ
アメコミ🇺🇸
特撮🇯🇵
グラインドハウス🎥
ロックンロール🎸

タランティーノかよって突っ込みたくたるこのやりたい放題系B級ブロックバスターの名作誕生に、流石ジェームズガン監督!期待
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

2年振りのMCU シリーズの凱旋に先ずは拍手👏👏👏待ちわびたぞ!大人の事情で大手シネコンでのまさかの上映中止にびっくり、MCUはほぼ全作品TOHO 新宿で観ており映画館の規模も含めてイベント化していた>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

レミゼラブルを観直してから、縁の遠かったミュージカル映画に最近ハマっている。無論、話題の今作品も楽しみにしていたひとつだ🕺💃🎵🎵

NYの中南米移民とその界隈を舞台にしているというざっくりとしたジャケ
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ミッション(1986年製作の映画)

3.6

『カンヌ・パルム・ドール受賞作品』ということ以外の予備知識無く鑑賞しました。

E.モリコーネ作曲の荘厳なサウンドトラックと南米ジャングルの雄大な自然に圧倒される。脚本云々より撮影や美術性、作曲の印象
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ノスタルジア(1983年製作の映画)

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タルコフスキーと睡魔問題考察

どんだけ寝付けない夜もベッドに入って灯りを消して観れば、ものの10分も立たずに睡魔が襲ってくる。何故だろう。この夢幻的で読解する事を拒否したかのような映像が、ほぼ無音の
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンっぽい構図や色使いに毒っけある可愛さ。

こんな可愛く"ハイルヒットラー”言われてもね。主人公のジョジョ君が軍国教育による洗脳から、様々な触れ合いや経験から少しづつ成長していく様が描
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.5

俺のマニュアル限定免許が愛しくなるほど、ギアクラッチ切り替えのアップが10分おきに映る🚗後半はもう食傷ぎみに陥るが、バディムービーとして相方との掛け合いは楽しく観れた。シリーズ毎回観るたびにディスって>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.1

LONDON CALLING🇬🇧🇬🇧🇬🇧🔥🔥🔥

1970年代後半のパンクムーブメントを辿るような構成はドンピシャでした。まさに、クルエラは1960~70年代にイギリスに蔓延した若年層の貧困、失業、暴
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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「STOP MAKING SENCE」の衝撃には及ばかなかったけど、この多幸感につつまれた空間に身を置きたかった!このバンド編成が今のデヴィッドバーンのスタンダード編成なのかは分かりませんが、きっとコ>>続きを読む

クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

3.7

デヴィッド・クローネンバーグ特集@早稲田松竹

〜ザ・フライ🪰×クラッシュ🚗

アブノーマルの最果てへようこそ...
全編ほぼセックス描写が続き、無修正ヘアも含めてアングラポルノの様だが、現代の倫理観
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.8

デヴィッド・クローネンバーグ特集@早稲田松竹

〜ザ・フライ🪰×クラッシュ🚗

先ず、ネタバレ全開のコラムをわざわざエントランスに貼り出すのは、松竹さん止めようよ💦💦

🪰映画史に残るラストシーン🪰
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.8

公開当時、そのリアルな暴力描写でタイムラインを賑わせていた作品。

窃盗、薬物所持でタイの刑務所に投獄されたイギリス人ボクサーの話しなのですが、刑務所を舞台にした映画では恐らく一番過激であり、劣悪な環
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

たぶん、映画に興味を覚えはじめた中学生ごろに鑑賞した以来かな。あまりの暴力描写や理不尽さに辟易して、プチトラウマ映画になっていました💦今見たら、バイオレンスに隠された、色味や静寂、間合いなどはとても美>>続きを読む

レ・ミゼラブル 25周年記念コンサート(2011年製作の映画)

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今までミュージカルとか全く興味無かった自分の新しい扉を開いてくれた特別な作品「レミゼラブル」。

その、本公演を収めた至福の3時間。
TV画面を通しても心が震えてきます。

世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

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気色わるっ
吐きながらも激辛を食わす、ぶっ倒れるまで走らせる、オーディション落選の救済措置をスクワットで競わせる。

作品にしてなかったら、単なる虐め、パワハラ。糞。

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

3.6

いったい、何を淡々と見せられているんだ?これだけ、不確かで虚無的でもどかしさしか残らないラブストーリーは他にあるのか?と思わせる。救いがないとか絶望的とは違う。そもそも世の中には「愛」など存在し得ない>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

これだよ、これ!
ガイ・リッチーの大帰還🇬🇧🇬🇧

アラジンでお茶(tea)を濁してる場合じゃないだろう!英国訛りに、Fワード、翻訳じゃわからないお下品スラング、ウィットな比喩表現。やはり、リッチー映
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リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

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2001年のフジロックでオアシスを観たことがありますが、リアム・ギャラガーの単独は無論のこと、ソロアルバムは聞いた事も無いし、きっと絶対良くないと決め込んでた。10代の青春時代をもろブリットポップ時代>>続きを読む

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

3.6

小説家 山崎豊子さんの小説やドラマ化はとても好きで、特に「不毛地帯」や「白い巨塔」はオールタイム・ベストだ!膨大な取材を重ね、フィクションという表向きだがモデルとなる企業や登場人物はおり、今作品のよう>>続きを読む