かずきさんの映画レビュー・感想・評価

かずき

かずき

映画(28)
ドラマ(0)
アニメ(0)

帰ってきた宮田バスターズ(株)(2022年製作の映画)

4.0

【ヒーローの武力が市販で流通したら立場はどうなる?!】
学生インディーズ特撮映画!
作中景気良く大破するセットや大道具 小道具のほとんどは学生たちがホームセンターの素材からDIYで真心込めて作ったシロ
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.6

【これで良いのか?シリーズの着地点】
ジュラシックワールドのシリーズ完結作。
約150分と長尺な方だったので久々に4DXで鑑賞。
目と目が合ったら即スタートな恐竜との命がけの鬼ごっこは見ててスリル満点
>>続きを読む

ほとぼりメルトサウンズ(2021年製作の映画)

4.1

【音を頼りに寄り添う、不思議な擬似家族】

音は日常生活においてあちこちに溢れている存在だけど、我々はそれらの音を無意識に"拒絶"してしまっている。例えば会社に行くまでの道のりでイアフォンを耳につけて
>>続きを読む

初仕事(2020年製作の映画)

4.0

【最初で最後の初"死"事】

全ての社会人にとって、初仕事とは良くも悪くも強く思い出として残るのではないかと思う。
「やりがいを感じる事ができた」
「達成感を覚える事ができた」
「良い経験ができた」
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

【まだ、映画界には希望がある___】

サブスクの普及や新型コロナウイルスの流行など、近年肩身が狭くなっている映画館。
「映画館で映画を観る」意義とは?そんな問いに真っ向からトムクルーズが答えてくれた
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

無気力大学生が1人の不思議な死刑囚と触れ合うことでだんだんと殺意という熱意に感染していく様が観ていて引き込まれてしまいました👁👁
阿部サダヲが猟奇的な殺人を繰り返す理由も「実は昔いた息子を殺された」と
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

空想と浪漫溢れるフィクションストーリー。

1回目公開日の鑑賞後
「うん...あれ?うん...ん〜?笑笑」

2回目鑑賞後
「あ!!これはこれでアリだな!!」

今作はシン・ゴジラのようなノリを期待さ
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

カオス!チャベス!!マッドネス!!!
"サムライみ"溢れる観るビックリ箱映画!

歴代MCU作品の中でも指折りに監督の持ち味が滲み出ている映画でした!
多すぎる登場キャラクターたちも綺麗に全員描き切れ
>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

5.0

ハリウッドの破壊帝王、マイケルベイが考えた俺的最強アクション映画。
評価は5.0じゃ足りないくらいです。

個人的に大好きな作品です。
・とんでもないアングルのカメラワーク
・ブレーキなしノンストップ
>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.7

結論から言うと、超面白いです。

特に「邦画の実写」に悪いイメージを持たれてる方必見です。
この前公開した某大怪獣映画が"邦画の寒い要素寄せ集めパック"だとしたら、この映画はその寒い要素を見事ギャグに
>>続きを読む

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

3.9

新キャラ【ジミー・クリスタル】について。

このキャラクターは、輝かしいエンタメ業界の闇、裏の顔の象徴として描かれてると解釈しました。

演者のパフォーマンスの合否を数秒で決めるシーンや、「自分の娘を
>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

キャラクター→◎
ストーリー→×

『2分の1の魔法』から始まったPIXARスタジオ新たな分野開拓への旅、4作目。
モッフモフのレッサーパンダが街を駆けるシーンの質感は大満足!可愛い!主人公の親友3人
>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

歴代様々な監督たちが試行錯誤しなが描いたヒーロー像を、「これだッ!」と迷いなく定め描き切った、重く分厚い名作。
鑑賞後はまさにバットマンに腹パンされたような衝撃で劇場を後にしました。

これはヒーロー
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゆったり恋愛懐古物語かなと思いきや、時系列が割と前後入り乱れて物語が進むので、脳内整理でいっぱいいっぱいになりそうだった。
2人の初めての出会いのシーンから始まるのかと思いきや、冒頭から破局寸前。
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.4

今作でも特筆すべきポイント
・鑑賞者に優しく分かりやすい演出
・映画ならではの立体的な視点

スティーブン・スピルバーグというと
『E.T』
『ジョーズ』
『ジュラシックパーク』
最近だと『レディプレ
>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

【開始3秒からクライマックス】
ゲームやった事ない自分でも十二分に楽しむ事ができる、王道的謎解きアドベンチャー!
スパイダーマンの勢いが止まらないトムホランドの表情豊かな演技。特に一部のシーンはカメラ
>>続きを読む

パイプライン(2021年製作の映画)

4.4

【痛快爽快!パイプアクション!】
話が進むテンポの良さ
場面から場面への写り変わりのカット
魅力溢れるキャラクターたち

裏の裏の裏をかかれる展開にも関わらず分かりやすい演出に見ていて気持ちよかった!
>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

簡潔に
【良ポイント】
・土屋太鳳可愛い。
・「負けを想定するのは負け犬の習性」等台詞がカッコ良い部分がある。
・ミサトさん並みに大胆かつ大規模な作戦
 
【悪ポイント】
・下ネタが終始滑ってて必要な
>>続きを読む

Pure Japanese(2022年製作の映画)

2.9

【約90分とは思えないボリューム感】
日光江戸村。自分にも馴染みの深いこのテーマパークを"江戸の仮想空間"ではなく"日光市のテーマパーク"というある種メタ的な設定として舞台にしている珍しい作品。
爆発
>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

特に捻りのないシナリオ、舞台、設定、台詞、演出、キャラクターの背景(後半に判明する"ある1点"を除いて)、とりわけ特徴的な要素はない映画ですが、後味悪くはならない映画でした。
主人公が久々に会った友人
>>続きを読む

TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

3.5

【最狭最悪サバイバルホラー】
よくある殺人ダンジョンではトラップ部屋とトラップ部屋の間に登場人物たちが「おいなんなんだよここは?!」て嘆いたり言い争いをするスペースが親切に設けられてるけど、残念な事に
>>続きを読む

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

4.0

【生きるとは何か?】
世界に退屈する冴えない男子大学生がもはや教団レベルのヤバい思想を持ったサークルの仲間たちと世界征服を目指す王道(?)ストーリーかと思いきや、「生きるとは何か?」「人生とは?」とい
>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

-

新感覚政治コメディ!!!
こんなにも現代の日本の政治を面白おかしく皮肉った映画は見た事ない!
言動全てが人をイラつかせる宮沢りえ演じる女性議員。周りからの信頼も浅く当選は絶望的...と思っていたらまさ
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

-

【艶やかで高貴な革の裏側に隠れる恐怖】

リドリースコット×GUCCI
映画界とファッション界の老舗がタッグを組んだ、159分の見応え厚厚な厚皮品!

自転車→原チャリとマウリツィオの使ってる乗り物の
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.9

【もう誰にもMCUは止められない】
MCUスパイダーマン3作目。
過去の強いトラウマ、嫌な思い出、掘り返したくない記憶。誰もが少なくとも1つは抱えていると思います。
自分もふと、急にそんなものに脳内を
>>続きを読む

成れの果て(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

地方特有のごく限られた狭いコミュニティでの人間関係の恐ろしさを背景に、過去の事件が登場人物の治りつつあった心の傷を抉りぬくヒューマンホラー。
「お前だけはいい奴だと思ってたのに」が何回続くんだよってく
>>続きを読む

スパゲティコード・ラブ(2021年製作の映画)

-

個性溢れるキャラクターたちは皆、「あ〜こいつの気持ち分かる!」て思いたくなるような言動で見ている我々に強い親近感を感じさせてくれます。
ただ群像劇としてはキャラクター同士の絡みがやや薄味というか、物足
>>続きを読む

衝動(2021年製作の映画)

-

「喋ることができない」という設定のヒロインが、主人公とメモ帳で筆談をしながら少しずつコミュニケーションを深め距離を縮め合っていく。というのがこの映画の1つの重要なポイントだと思うのですが、結構スクリー>>続きを読む