あっささんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あっさ

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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.6

63(61)
サスペンス寄りのクライムものかと思ってたらわりとドタバタコメディに近い。「お」だけで電話乗りきったり綾野剛煽ったらボコボコにされたりと笑えるところも結構多かった
細かいツッコミどころとい
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少年と犬(1975年製作の映画)

3.0

62(60)
ポストアポカリプスの世界で荒廃した地上と管理社会の地底
男は性欲に突き動かされて犬は常に食欲旺盛というアナーキーな世界故の欲望剥き出しのバディが笑える
犬の演技と渋い声がなかなか良い

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.1

61(59)
長らく離れてたMCU。この素行は悪いが絆は固く結果的に宇宙を救う感じに久しぶりのガーディアンズみを味わう
3部作としては結構理想的な締め方だと思ったがやはりリーダーのクイルや他のメンバー
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青梅街道精進旅行(2008年製作の映画)

3.7

60(58)
特に劇的な何かが起きるわけでもない親子のロードムービーのようなもの
沖田修一やはり普通の人達の普通の風景撮るのが日本一上手いな…
この安心感のある空気に浸る為に沖田修一の映画を見てるとこ
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食人族(1981年製作の映画)

3.1

59(58)
全編モキュメンタリーな作りかと思っていたが前半は食人族に殺された4人組のフィルム回収パート、後半からそのフィルム鑑賞パートで、前半で示される道中の骸や部族が警戒していた理由が明らかになる
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

58(57)
あえて何があったかぼかしたり精神的にまいって現実か妄想か区別がつかない場面などはっきりと断定するような描写が多くないのでもう一度細かいところを確認したくなる
ケイト・ブランシェットの演技
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お葬式(1984年製作の映画)

3.7

57(56)
ただ死亡から葬式を終えるまでを見せているだけなのに何故か面白い
思えば自分も物心ついた時から葬式はそう何度も経験しておらず不謹慎だがその非日常的な空気が擬似的に体験できるところが興味深く
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.3

56(55)
腕はあるがひょんなことから失業したシェフが移民の青少年達と料理を通して交流し再起していく移民大国のフランスらしい映画
実話ベースらしく出てくる移民の子ども達も本人がそのまま演じてるらしい
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.5

55(54)
現代版「バルタザールどこへ行く」、ロードムービー的に人間社会を流されていくロバを通して見る優しさ、愚かさ、傲慢さといった人の世の不条理。動物愛護の団体のせいで苦難に巻き込まれていくことに
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.5

54(53)
都会育ちと山育ちの対照的な2人の付かず離れずの距離感ではあるが固い友情、美しい山の景観と山に惹かれて離れられない男
ピエトロが各地を転々としネパールに移住するようになった心理描写がもう少
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

3.4

53(52)
絵画や音楽、カフェやバザーといった自主性を尊重したワークショップやミーティングでの対話を通して患者を支援するアダマン号の様子と訪れる人々をありのまま映している
患者の一人が「自分を手放す
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.3

52(51)
ティーチングではなくコーチングで数学だけじゃなく人生におけるヒントも与えてくれる関係性が良かった
円周率の曲も綺麗

「悪魔を見た」を見て以降チェ・ミンシクにそのイメージがずっと付いてる
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

51(50)
全年齢向けの気負わずに観れる丁度いいエンタメ映画
前半はRPGのおつかいイベ的な展開が続くがテンポがよく小気味好いトークやコメディも挟まれるのでサクサク進んでる感がある
クライマックスま
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.4

50(49)
シングルマザーとその2人の子ども、家出少女が月日を過ごす中で小さな出会いと別れ、成長と変化を積み重ねていくのが実に人生という感じの映画
予告からラジオを通した人間模様を期待してたのでその
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.3

49(48)
村社会の嫌な人間関係や一刻も早く出たくなる陰湿な空気、村のビジュアルはよくできてる
展開的にはこうなりそうと思った展開その通りに進んでいくので特に驚きとかはなく。スマホとか廃棄物の処理に
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.6

48(47)
前作がPC画面上で展開されるというアイディアが斬新だったので続編をやっても特に目新しさはないと思ってたけど中身がサスペンス・スリラーなのでそこらへんを抜きにしても楽しめた
また、父親が娘
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.5

47(46)
空撮に切り替わり光が蜘蛛の巣の様に伸びた夜景をバックにタイトルが出る所が良かった

犯人が捕まってから本番
そこから前半からぽつぽつと示されていた社会全体に浸透したミソジニーが顕になって
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.4

46(45)
苦悩を抱える学生の行動がそのまま世界の命運繋がるという実にストレートなセカイ系の映画を令和に実写邦画で観るとは思わなんだ。でも漫画アニメではよく見るが実写邦画ではそんなにセカイ系の作品の
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

45(44)
元々がっしりした体格ではあるがファットスーツとメイクで200kg超えの心に傷を抱える巨漢を演じるブレンダン・フレイザーの演技は流石にアカデミー主演男優賞を取るだけのことはある繊細さ
薄暗
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.7

44(43)
幼馴染のマット・デイモンとベン・アフレックがこの関係性を演じることで役柄以上の信頼感を感じる
エア・ジョーダン発売という結末が既にわかってはいるがそこに至るまでの社内外での過程やジョーダ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.3

43(42)
老婆を目的地まで送り届ける中で、思い出の地を巡り生い立ちを聞くことで親交を深めていくロードムービー的展開。シャルルが主人公だと思ってたけどメインはマドレーヌだった
1日の中の出来事だが数
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.9

42(41)
特にどんでん返しがない素直なタイプのシャマラン
自分達が犠牲になって世界を救うか人類滅亡させるかの選択を最初から最後まで問い続ける単調な展開だけど緊迫感と緊張感を維持し続けるのは流石ベテ
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ジョージア、白い橋のカフェで逢いましょう/見上げた空に何が見える?(2021年製作の映画)

3.6

41(40)
変な映画
呪いで男女の姿が変わる非現実的な導入で始まったと思ったら特にその呪いを解くのに躍起になったりするわけでもなく、のどかなクタイシのゆった〜りした安穏な日々が映される
主人公達そっ
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.5

40(39)
スタンダードサイズの今では窮屈さも感じられるアス比の中で積み重ねられた書類やたらい回しの役所仕事、保留される陳情とこれが数十年続いたらミスターゾンビにもなるだろうという淀みを感じる
その
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.3

39(38)
BGMも無く冒頭から目的のために淡々と利用され搾取される様が続く息苦しさ
ビザのための偽りの姉弟だが、その中で本当の姉弟以上の繋がりを見せる2人。行動的すぎるトリの方が最後には残されるの
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

3.0

38(37)
サバカン然り少年時代のノスタルジーを刺激するような映画は個人的にあまり刺さらないと再確認
ヤクザの父親、宗教に傾倒する母親、片親とヤンキーの姉など難有りの家庭が集まり過ぎなとこにドラマっ
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

37(36)
Winny事件についてより事件を通じた日本の出る杭は打たれる世の中や警察と司法制度の問題点等を描く。有罪判決から無罪を勝ち取るまでの過程がバッサリ省かれるのでそこをもっと観たかった
あと
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.6

36(35)
Nick Fuckiiiiiiiiing Cage!
昨今もはやB級クソ映画俳優のイメージが強くなってきたニコラス・ケイジによるニコラス・ケイジ。逆にそのオスカー取りつつもネタにできる部
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

35(34)
試写にて鑑賞
テアトル新宿まで観に行ったベイビーわるきゅーれが近場のシネコンまで上映館数伸びてるのがなんか感動してしまう

本編は前作よりもビジュ爆発、ゆるさ爆発、笑い爆発、アクション爆
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郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

3.3

34(33)
現在の青年パートでのズームイン・アウト、パンの使い方が印象的。何となくホン・サンスっぽさを感じた
子どもパートの少年時代特有の雰囲気と郊外の風景がノスタルジックでセンチメンタルな趣があり
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.6

33(32)
主要キャストにペネロペ・クルス、アントニオ・バンデラスとかいる割に公開が小規模
ウィットに富んだ会話や軽い岩など笑える部分も多く、アイロニカルでブラックなユーモアが結構散りばめられてて淡
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

32(31)
アクションくらいしか期待してなかったがカメラはブレるしアップ多用とカット割りまくりで誤魔化すしでショボかったのが残念。当時の技術的に拙かった所をそのまま真似してオマージュというのは何か違
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.0

30
設定は面白い
ニコラス・ケイジがポンポン2体ぶっ倒すくらいまではテンポも良かったがその後に乱入してきたテンプレ若者軍団がやられる展開になるのは単純に構成が悪い
人形の倒し方にも飽きないようにもう
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7

29(29)
マルチバースの様々な可能性の自分を同時に展開するという一見複雑なことをしながらもスマホの画面やイヤホンの色、服装の変化で視覚的にわかりやすく見せるのが上手い
石バースなどで哲学的な会話を
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

28(28)
映画に魅せられた幼少期から青年期、現在までに様々な傑作を撮っていき今の地位まで登っていくスピルバーグの半生を見せてほしかったが母の浮気疑惑や家庭のことなどが大半で期待してたものと違った感
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