Kaorinさんの映画レビュー・感想・評価

Kaorin

Kaorin

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パレード(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

いろんな感情が溢れすぎて感想がまとまりません。
最初の震災のシーンがちょっと苦しくて、人によっては見続けるのを躊躇してしまうかもですが、最後に向かって愛に溢れた展開になっていきます。希望と光に満ちたラ
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僕が宇宙に行った理由(2023年製作の映画)

4.0

友達に誘われ監督の舞台挨拶付き上映。
前澤社長礼賛映画かなと思って行ったのですが、全然違いました。テストに合格するまでの過酷な訓練(私は絶対無理)、宇宙に行って変わったかという過剰な期待を寄せてくるイ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

東京国際映画祭オープニング上映
@ヒューリックホール東京
ヴィム・ヴェンダース監督が見出した日本人の美徳の全てが込められた作品と思いました。ヴィムさんは日本を愛し日本人を信じくれているのだと感じまし
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

面白いじゃないか!
もっとスッキリするかと思ったけど、そこはもういいのよ。
こんなに笑ったり泣いたりすると思わんかった。
佐藤浩市、日本の宝だな。
必見。

春に散る(2023年製作の映画)

4.3

8/25公開。原作は沢木耕太郎さんの朝日新聞連載小説。ボクシングの元チャンピオンが、同じくチャンプを夢見る若者に自分の最期の時間を賭ける…熱い男たちの一年の物語が、春から四季を追って描かれていきます。>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

怪物は誰?と犯人探し気分で見始めたけれど、途中からそんなことどうでもよくなって、2人の幸せをただ願い、気づいたら泣いていました。坂本龍一さんの遺作となったタイトル曲も美しく、ラストシーンの光が苦しい人>>続きを読む

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

公開前なのでノーカウントで。

完成披露試写会で見ました。
歌舞伎町片隅のバーのヤングマダムでありながら探偵のマリコ役が伊藤沙莉ちゃん。なんともピッタリ。どこで買ったの?って感じの野暮ったい衣装なのに
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

異能もの大好きな者にとっては、大袈裟でない異能放出シーンが心地よく、何より今田美桜の覚醒シーンにしびれました!
今田美桜、悲しみにくれる時、涙と共に右目の瞳がこぼれ落ちそうなほど見開かれ、美しい顔がか
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと"う"が出てくる。一瞬カラーにもなり、うわと思ったけど、段々気にならなくなったのが不思議。
章仕立てで見やすく、キャラクターもストーリーも良く、クスクス笑ったりじわじわと泣いたり。いい映画体験だ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

とにかく曲が素晴らしい。
見ながら何度も鳥肌が立った。
俳優たちの間合いに合わせてアニメーションを作ったと後から知り、納得。

それにしても天才に必要なのは、圧倒的才能に加え、疲れを知らない体力と底知
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そんなに引っ張らんでも、とツッコミつつ、ハラハラドキドキしどおしの2時間。客席は年齢高め。ドラマでは妹を亡くしてる鈴木亮平演じる喜多見チーフ、仲里依紗絶体絶命になり、今回もか…と客席も覚悟の涙を流して>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

4.3

綾野剛さんファンの友達が試写会で見てめちゃ面白かった、笑った、と。藤井道人監督の映画と笑いって結びつかないから、どんなかな、と期待値上がってる。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

終わった後、喉にドス黒いものが詰まってるような感じが残り息苦しかった。
哲学的でしんどい映画だったが、これぞ映画体験と感じた。
横浜流星はじめ、俳優陣の鬼気迫る演技と重苦しい演出が更に見る側を追い詰め
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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公、とりわけ生きづらさを抱える莉奈の痛々しさが切実だった。設定はメルヘンだけど、感情の生々しいリアルが刺さる。生きづらさを抱える主人公は2人ともメンヘラだが、衝動的に行動してしまう莉奈に対して、頭>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

予告で、青春ものかなぁなんて予想していたよりも、はるかに良かった。
凛々しく美しい映画だった。
災害で亡くなってしまった家族とのエピソードが、父を亡くしたばかりの私にかなり刺さり、戻ってくるのを待って
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的なエンタメ!なんという爽快感!
主役2人、とりわけ横浜流星さんの、ニヒルな冷笑から、家族問題の苦悩を経て、自然な笑顔を取り戻していく繊細な芝居が素晴らしかったです!
泣きポイントは、子役がベアリ
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スウィートビターキャンディ(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「好きになり過ぎなんだよ」って言った主人公の言葉、ラストで私が主人公に言いました、心の中で。
前半の脚本、ちょっと強引なところがありつつ、70年代のフレンチポップスの香りがするなぁと思っていたら、後半
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少年の君(2019年製作の映画)

4.2

主演の二人の魅力に尽きます。
純愛なんて古めかしい言葉と思ってたけど、ここにあった、と思いました。
それにしても、世界的にいじめのセンターにいる子って美人なんだよね笑

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋を諦めた時の仲原くんに泣いた。
あの仲原くんに一票。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

最初はクスクス笑いながら見てた主人公ヨシカのピュアすぎるこじらせぶりが、ラストの方は、苦しいくらいにいじらしく。
孤独ってそう言うことだよね、激しく同意してしまった。
松岡茉優さんと渡辺大地さんでなけ
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男と女(1966年製作の映画)

5.0

ボサノバ、ドービル、モンテカルロ、シャネル、犬と老人…
主人公の心情を表す、モノクロとカラーの点描…
中でも、フランシス・レイの曲がかかる海のシーンが好きです。
17歳で初鑑賞。あまりにオシャレで、一
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

信じるものは血筋のみ…
後ろに大陸、目の前に海、逃げ場なく生きる半島のマフィアたち。
結局その血筋に呪われることになるのだけど…

ロッキー(1976年製作の映画)

3.9

未だにバラエティで戦うシーンに流れるこの曲。
映画音楽の力!

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

ニューヨークのオシャレライフ…
ダイアンキートンの着こなしと笑顔や泣き顔のキュートさをこれでもかと…
大好きだったんだろうなあ、アレン…

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

長い!でも見ていられる。
初めてルシアンルーレットというものを知り、恐怖で鳥肌がたった。
ヒット曲のI want youが、徴兵のテーマソングだったことの衝撃も。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.9

ダスティンホフマンの作るぐちゃぐちゃのフレンチトーストに、家事能力ゼロの悲しさと、父子家庭の哀れが漂っていた。
ディテールに唸った。

炎のランナー(1981年製作の映画)

3.7

音楽が!
音楽に合わせたスローモーションの多用が当時は画期的に感じた。

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