邹启文さんの映画レビュー・感想・評価

邹启文

邹启文

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

5.0

スーパーハイパーマスターウルトラ超絶大傑作
この23年間ずっと怪獣映画が好きでよかったよ
あと19年間ずっとサル映画も好きでよかったよ

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.7

やっぱ西部って最高だな
馬と荒野カウボーイハットがそこにある。それで面白くならないわけがない。
本作ではさらに冒険やダンジョン、おじちゃんとナチス、挙げ句の果てにはサーカスなど映画を面白くする全ての要
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イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.7

同性の兄弟姉妹がいないんで、こういう系の映画はとっても新鮮に見れますね。
てっきりセックス・アンド・ザ・シティの姉妹分的作品かと思いきや、主演がキャメロン・ディアスなだけありまぁモテる。
仮に自分が女
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放浪記(1962年製作の映画)

4.1

林芙美子作品でお馴染み高峰秀子が遂に本人役を熱演
こりゃ幸福なほどに役にはまっていてにっこり満点ですよ。本編は不幸まっしぐらのお先真っ暗なのにね。

本作は森光子版公開後の映画と言うこともあり、脚本は
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

ピクサーの底力を見ちゃったよ
「生きる目的」のような哲学的なストーリーをここまで全年代が見れるようにしながら、改めて考えさせるような話に仕立て上げられている。
なんか鑑賞後すごい心が軽くなった気がする
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.3

問答無用の100点満点、なんならParamountのロゴの所から満点が出ていた

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

3.8

中々に興味深い
「おもひでぽろぽろ」の小学生時代のシーンのような、あえて画面内の要素を減らすことにより、必要な動きが際立ってゆく手法は見ててどんどんわくわくする。
ポスターもそうなんだけど、どこかの線
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.8

最近国立西洋美術館で行われた川崎重工デモや世界中の美術館で行われたトマト缶デモと非常に親近感を感じるような作品だった。

その中でも本作はナン・ゴールドウィンの生涯を通してデモ=自己表現=アートといっ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

シンプルに面白い、見終わった後めちゃくちゃ妄想が捗った
そりゃここから伝説が始まるよ

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.1

ちょうど直球な夏休み映画じゃん!!
7〜8月のお昼時にテレビで観るタイプの楽しさがあってよかったよ
どんな困難にも気合いと短パンで乗り越える感じとか、「未来少年コナン」を連想して問答無用に応援したくな
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

6年ぶりに中国へ里帰りした気分になる映画だったよ。
見覚えありすぎな数珠っぽいカーシートカバーとかカナダにもあったんだね、なんか懐かしさが極まって少し嬉しくなっちゃった。

とはいえ里帰りに時たまある
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ブルドッグ(2003年製作の映画)

3.2

ヴィン・ディーゼルが復讐をする良くある系の及第点映画
もろちんワイスピでヒットする前だから予算も質も結構低い。
しかし登場人物の治安の悪さはワイスピ並だから、それ好きな人にはちょうど良いかも。

とは
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デッドフォール(1989年製作の映画)

3.7

今まで見た刑務所映画で一番治安が悪いから好き。
挨拶の印に罪人みんな燃えたトイレットペーパー投げつけるのも面白いし、そんな中で平然と案内をする警官がいるのも面白い。
こんなに面白かったら自分をハメた犯
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劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

4.0

90分間たんまりと機械愛とケモナー愛の洪水が押し寄せてた。これ以上性癖増やせないよ

続名探偵ホームズ2 ドーバーの白い崖/名探偵ホームズ ドーバー海峡の大空中戦!(1986年製作の映画)

4.0

監督や主演が交代しても全然違和感ない理想の続編。
タイトルで海峡って書いているが、内容としては陸上で宮﨑駿が好きな車や飛行機飛ばしまくるドキドキパニック乗り物アクション祭りだった。
この勢いで全話見た
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続名探偵ホームズ1 ミセス・ハドソン人質事件(1986年製作の映画)

3.9

ミセス・ハドソンケモナー歓迎すぎない?これで19歳というギリ未成年って設定を置くおかげで理性が保てる仕組みになってるよ
3〜40代ならギリやばかったわ

名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻(1984年製作の映画)

3.9

ギャグセンスがちょうどよくアニメアニメしててとても良い。
片渕監督の作品、あまり見れてなかったんだけど、天丼の積み重ねが巧みすぎてもうちょっと続いても良いと思ったわ。
このスタッフ陣に24分は短すぎる

名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻(1984年製作の映画)

3.9

ロンドンの霧風景を生かしたチェイスシーンうますぎ。宮﨑駿ってこの頃から天候を生かしたシークエンスが上手だったんだね

台風クラブ 4Kレストア版(1985年製作の映画)

3.8

こんなに気まずい裸見たのDJ OZMAの紅白以来だよ、ようやくあの時のサブちゃんの気持ちがわかったよね。
この境地に至るまで18年かかったのを考えるに、やっぱ15年は短すぎるよな。後3年は欲しい。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

IMAXで溝口をやろうとした1作目に対して本作は本多猪四郎をやれと言われた感がある。そういう意味ではワーナー版ギララと捉えても良いかも
とはいえ溝口に本多を撮れと言っても同じモノは出来ないわけで、どち
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.7

相変わらずイルミネーションアニメの目指す方向がトムとジェリーで安心したよ。
正直都会に入る描写が秀逸すぎてもっと過激になったら第2の「ジェリー街へ行く」になれたポテンシャルがあったよ。

とはいえやっ
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危険な遊び(1993年製作の映画)

3.5

シンプルに玉ひゅん、確かに子供って理性を奪えばこんだけ残酷になるよな。

マーシャル・ロー(1998年製作の映画)

3.4

クリントン政権時にテロリズムを題材にした作品を描いただけあってリアリティはかなりある。
実際本作の2年後に911が起きて、さらに酷い仕打ちをアメリカが行っても人々が支持していた背景を知ると、この頃はま
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夢二 4Kデジタル完全修復版(1991年製作の映画)

3.4

僕は清順映画が合わないのだなとわかったね。
もういいや、ライアン・ジョンソンやニコラス・ウィンディング・レフンなどと清順について語る夢はもう諦めるよ。
過去作6本見たけど、ほぼ全部はまらなかったし、唯
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陽炎座 4Kデジタル完全修復版(1981年製作の映画)

3.1

これも寝て起きたら歌舞伎っぽいのが始まって何かぶっ壊れて終わったよ。
いわゆる演技の一回性を舞台そのものに置き換えたような表現のように思えるのだが、映画という繰り返しの媒体を使うのなら+α欲しいよなと
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ツィゴイネルワイゼン 4K デジタル完全修復版(1980年製作の映画)

3.2

虚実入り乱れる夢を見てるような映画とは聞いていたが、本編中寝て起きても終わってなかったときは何となくビックリした。
いわゆるいやな夢を見てたと思ったら正夢だったような絶望感だったけど、こういう経験は1
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.7

文字通りとんでもないものを見ちゃったよね。映画館で観て良かったけどシンプルに人に勧められんわ

ロケ地や環境音、動きから一部の役者まで全て排除した演技レッスンを150分淡々と見せられても映画って成立し
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スーパー・マグナム(1985年製作の映画)

3.5

「北斗の拳」を見たときも思ったけども、やっぱここまで治安の悪い作品って見ててめちゃくちゃ楽しいわ。ほんで治安の悪いキャラをドンドンぶち殺してゆく様があるのも好感が持てる。
世界がこうなって欲しくはない
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トゥームストーン(1993年製作の映画)

3.3

望んでたアクションは無かった
けれども望み以上の荒野風景が見れたんでひとまず満足
これぐらいがちょっと物足りなくてちょうど良い

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.0

第1〜最終章まで全てが傑作すぎる、これだけで今年のアマプラ代は元取れたな。
なんならツルハシ欲しくなったもん。その意味でもアマプラで配信した意味は大いにあるよね。

とことんおもろいアクション映画にい
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かげを拾う(2021年製作の映画)

3.6

美術家の青野文昭と妻を描いた作品なんだけど、恐ろしいぐらい2人の登場シーンが文脈的につながらない
もはや2つの別々のストーリーが展開されて、ある地点で交わり合う群像劇的な面白さはドキュメンタリーでも可
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空に聞く(2018年製作の映画)

3.7

東日本のラジオ「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務める阿部裕美さんの5年間を描いた作品だが、驚く程に時間経過を押し出さずに映しているなと感動しちゃった。

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.2

「モービウス」は「NWH」直後もあって辛口な意見が多かったけど、「マダム・ウェブ」は「マーベルズ」直後ということもあって好意的な意見が多くて微笑ましくなった。みんな丸くなったんだね。

マーベルズにし
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

すっごい良かった。満席だったし、上映後も皆の反応も良かったし鑑賞体験を含めて悪いこと無しだね。
正直PMSには無関心な生活を送っていたのか、初めて見るような描写が沢山あったが、決して当事者を責めること
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オリオンと暗闇(2024年製作の映画)

3.8

脚本がチャーリー・カウフマンなだけあって、話の構造が凄すぎる。
サブストーリーやラストの展開とか、ぱっとみ混乱するはずなのに自然に受け入れられるような描き方に出来ているのは素直に感心。

話の内容も暗
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