Kensukeさんの映画レビュー・感想・評価

Kensuke

Kensuke

さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.5

昔観たことを何も覚えてなくて再鑑賞。

自分がおじさんになったと実感させられる作品だった(悪い意味ではなく)。

昔ヤンキー漫画を読んだ時に鬼塚(渋谷の)とか武丸とかすごい怖いと思っていたけど、
今思
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ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.5

とにかくラストのアクションがすごい!

「カンフー 体験 江東区」で調べてしまった。

プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.8

ふとしたきっかけで、
ジャッキーチェン月間スタート。

子供の頃テレビや遠足のバスで見た記憶はあるけど、全く覚えてなくて、
ただ誰かに聞いた「アクションは黒澤明とジャッキーチェンが秀逸だ」はずっと残っ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

張り切って初日に鑑賞。
とにかく音がすごかった。

オッペンハイマーを英雄にも悪者としても描いていない事に好感が持てた。

ただ、ノーランの時間表現が好きなので今回は少し物足りなかったかも。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

火と水の様に相反する要素が惹かれ合う表現は、差別やジェンダーのメタファーもあるかも知れないけど、それ以前にこの映画が言いたい事は
「先入観なしに相手の良い所を評価する」って
事ではないだろうか??
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

これだけ好評を見かけたら観ない訳には行かないと思って観たらかなり良かった。

何が良いって「クラシック!」や「TAR」
の様に良い演奏と良くない演奏の違いが素人でも分かる様に作られている事。
それを裏
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

欲があるのはその先には快感があるからだとは思うけど、正しい欲と正しくない欲の違いって何だろうと考えてしまう。
普通と普通じゃない違いって何だろうと考えてしまう。

フェティシズムや好きって何でそうなっ
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市子(2023年製作の映画)

4.0

市子はとても可哀想な環境だったし、
雨に打たれるシーンの台詞
「全部流れてしまえ!」は全てを物語っていると思うけど、
そんな彼女と仲良くしたいと思う友達が出来て、彼女の事を好きになる人がいた。
それが
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パレード(2024年製作の映画)

3.0

藤井道人作品は割と好きで、豪華キャストは楽しかったけど、内容は楽しめなかった。。

死んだ後の設定が曖昧でルールがいまいち納得出来ず。。
49日みたいな意味で喪に服す期間の事なのか。

そもそも亡くな
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

行き過ぎた「反面教師」の話だと思う。

後半で息子が言った
「お父さんがして欲しかった事を自分にしてくれたんだと思う」とそれに対する
「それと、あなたの事が好きだったんだよ」と言う母の答えが全てだと思
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.0

実に暗い映画だった。

登場人物たちみんな好感が持てないと言う。。
毎日を自分で楽しくする事って大事だと思った。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

倦怠期ものは苦手なのでずっと観なかったけど、友人のすすめで今更観てみた。

結果、倦怠期ものではなかったと思うけど、心を掴まれた。

彼らの未来が良い未来になりますように。

A FAT WRECK ア・ファット・レック(2016年製作の映画)

3.0

懐かしのファットレコーズのドキュメンタリー。
一期のバンドしか知らなかったし、
ファットマイクがいかに素晴らしいかが続く内容たけど、売上よりもバンドや人間関係を大切にする彼の経営理念は勉強になった。

星の子(2020年製作の映画)

3.4

「キラーズオブザフラワームーン」を観た時に感じた「気づく事の大切さ」を思い出した。

大人になるにつれ絶対だと思っていた自分の親に疑問を持つ事は当然だけど、
親の価値観を否定せず何が大切かに気付いた主
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Billie ビリー(2019年製作の映画)

2.9

3大女性ジャズシンガー
エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーン、ビリー・ホリデイ、3人の中ではビリー・ホリデイの知識が一番少ないので観てみたら。。

残念ながらイマイチだった。

ドキュメンタリー映画
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彼方に(2023年製作の映画)

3.5

18分の超短編。

なかなかショッキングな内容。
悲しい事を「時間が解決する」と良く聞くけど、それはただ悲しみを少しずつ忘れるだけだと思う。

ラストは希望を持てる様になるかもと言う希望を感じた。

居酒屋兆治(1983年製作の映画)

4.0

高倉健観直し月間パート3。

「あの人と一緒になっていたらどうなっていただろう」とふと考える事は誰にでもあると思うけど、それは執着であるかも知れないし、今の相手にもそうゆう人がいると言う前提で淡々と真
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BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

3.4

最近ドキュメンタリー好きなので、
高倉健月間に挟み込みで。

まさにロックなコメディアン。
成功を渇望していざ成功しても、孤独や苦悩はなくならないというロックスター人生は惹かれる。

ドキュメンタリー
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海峡(1982年製作の映画)

3.5

高倉健観直し月間その2

25年かけて青函トンネルを作った人々のお話し。
史実も興味深いし、今当たり前だと思っている様々な事はこうゆう人達の努力のおかげだと改めて思う。

そしてとにかく吉永小百合が可
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駅 STATION(1981年製作の映画)

3.6

ふとしたきっかけで
高倉健観直し月間スタート!

開始5分で登場人物の関係性や状況が理解出来るって降旗康男の凄さを改めて実感した。

倍賞千恵子、いしだあゆみ、古手川祐子
皆美し過ぎてしびれた。

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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.3

「諦めきれない事があるなら
諦めきれぬと諦める
諦められない事があるのはきっと良い事だ」

ブルーハーツの「泣かないで恋人よ」の歌詞を思い出す名作。

風や匂いまで感じられるような映像や
ほとんどない
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.4

女スパイものかと思ったらちょっと違くて面白かった。

拷問シーンも超痛い。

「アトミック・ブロンド」や「アナ」もそうだけど搾取され続ける事が見ていて辛いと感じたのは主人公が女性だからなのかもと思うと
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ジャニス リトル・ガール・ブルー(2015年製作の映画)

3.7

昔バンドを本気でやっていた頃、
「成功して27歳で死ぬ憧れ」があった。

27歳で亡くなった沢山のロックスターの1人ジャニスは普通に好きだった。

元々後期(コズミックブルース)の方が好きだったけど、
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.2

何となく戦争ものが観たくなって。

自分がもしあの頃の戦場で闘う事になるとしたらスナイパーが良いと思っていた。
なぜなら1番安全そうだから。撃たれる確率が低そうだから。でもやっぱりどこのポジションも大
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.7

最近音楽映画に惹かれる事が多くて、
「tar」の気持ちを持ったまま観たらこれはこれで面白かった。

場面によって誰の心境を表しているのかによって変わる音楽の使い方が面白い。しかも物語のきっかけになるカ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.1

子供に付き合いで。

ファミコンの頃のマリオはやっていたので懐かしかったり、音楽を思い出したりは楽しかった。
ピーチ姫のキャラが思い出のイメージと違ったり、
シュガーラッシュに似てるなとか思いながら観
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

高評価をよく目にしていて
観たら面白かった!

「メランコリック」を観た時に似た感じで、
良い意味で素人っぽい感じが自然で良かった。

2も観たい!

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.1

最近、ちゃんとした良いスーツを作りたいなと思っていて、それもあってなんとなく観たら面白かった!

舞台の様なワンシチュエーションで会話がメイン。
タランティーノの様な古畑任三郎の様な面白さを楽しんだ。
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アイ・ソー・ザ・ライト(2015年製作の映画)

3.6

新年一発目は
前から気になっていてずっとクリップしていた作品。

昔ナッシュビルに住んでいた事があり、
グランドオールオープリーにも行ったし、ハンクウィリアムズの孫だか何だか(詳細忘れ)に会ったことも
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

こりゃ面白かった!

ケイトブランシェットがとにかくカッコよかった。
パワハラとかセクハラとかLGBTQとか性別とか色々な要素を抜きにして
「この人が合っている」と思わせる力や説得力って凄いと思う思う
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.3

オープニングからラストまで先が気になって一気に観た。

初めてジョーダンピール作品を観た時の気持ちに近かったけど、終わってみると、、
あれ⁇どうゆう事?

伏線と思われる事の解釈の幅が広すぎて
ちょっ
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未来の想い出 Last Christmas(1992年製作の映画)

3.0

なんとなくクリスマス映画を観たくて、森田芳光だから観てみたけど、
あんまりクリスマスじゃないじゃん。
そして、2のビフみたいなお話じゃん。

原作で読んだ方が面白そうな気がした。
バブルの頃の感じは何
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

4.5

タランティーノが好きな人だけの為のドキュメンタリー。

ドキュメンタリーとしても知らなかった話とかがあって充分楽しかったけど、
タランティーノと言う人が好きな事に情熱を全力で注ぐ姿勢に勇気をもらった。
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.6

面白かった!

スタントもすごいし、音楽も素晴らしい。
83年も前にこんな映画が作られていた事に感動した。

音楽と同じで、昔の名作を楽しめる(理解出来る)様になるタイミングってあると思う。
昔、黒澤
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.5

偉人のサクセスストーリーは見ていて気持ちが良いから好きだ。

よくある有名人の自伝的映画は
「でも天才の話でしょ」と自分には無関係に感じてしまう部分もあるけど
今作は「好き」が原動力の主人公なので
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.2

なんか心が綺麗になりたくて、安全で良さそうなものを。

群像劇は飽きないから割と好きです。

年を重ねたミシェルファイファーはスカーフェイスの頃に比べると意外にもキュートになっていて可愛かった。

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