Kensukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.9

史実に基づく系はこれが史実であった事に意味があると思う。
この作品がフィクションだったら「へー」で終わるかもしれないけど、終始事実なんだと思いながら鑑賞する事で作り手のメッセージに説得力が増す気がした
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

映像はすごいきれいだったけど、正直自分には難しかった。

小学生の夏休み感もお姉さんに対するドキドキも良かったけど、お姉さんの口調も何か引っかかったし、SFでなくファンタジーになってくれた方が好みだっ
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.5

1とほぼ変わらずだけど、
何も考えずに楽しめた。


ウィレムデフォーが良い。

処刑人(1999年製作の映画)

4.1

シンプルで分かりやすくてカッコいい!

殺人の是非は置いといて、
悪い人を成敗する悪い人はカッコよく見える。

殺人現場のちょっとした答え合わせの手法も古畑任三郎的で面白い。

海炭市叙景(2010年製作の映画)

3.5

函館三部作の3本目鑑賞。

オムニバス形式で、それぞれがやるせない抜け出せない話ばかりでネガティヴに引っ張られそうになるけど、
この映画の良かった点はそれぞれの登場人物たちが繋がりそうでほとんど繋がら
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.8

個人的にくすぐられる事は大嫌いだけど、
人がくすぐられているのを見ると自然と笑ってしまう。

この時期に無理やりにでも笑わせる行為で、無理やりにでも前向きになろうと言うメッセージを感じた。

その状況
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すもも(2016年製作の映画)

3.7

良かった。

「たそがれ清兵衛」や「一命」の様な
貧困や差別の過酷な環境でのストーリーだけど、

上記の作品と違くて、無駄を省いたシンプルな演出や展開がモノクロの映像との相乗効果で色彩や登場人物の思い
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.5

素晴らしいリメイクだった!

時代はちょうど自分の1、2コ下の世代だけど、
ほぼ同じ世代でまさに映画でタイムスリップさせてもらえた。
街の看板とか服装とかすごい。。

男も同じ様なもんで何も考えずに友
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11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.8

「一命」を見て、切腹について考えていた時に
ほぼ現代で切腹した三島由紀夫に興味がわいて鑑賞。

一連の流れは分かったけど、思想についてはなかなか難しかった。

国を変えるための行動が失敗に終わった罰と
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.4

大切な人を大切にするという、当たり前だけど難しい事の不変さを教わった。

ただ最近は、個人的に歴史のドラマティックさに興味があるので、そこの部分は物足りなかった。
この時代設定じゃなくても近未来とかで
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桜田門外ノ変(2010年製作の映画)

3.1

壬生義士伝に感動したので、その反対側の人たちに興味が出て鑑賞。

クライマックスから始まる構成は尻すぼみ感があってドラマティックさに欠けた印象だけど、史実や思想を知る勉強にはなった。

逆側の新撰組は
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.0

最近時代ものばかり観ていて、
これはコメディと分かっていたけど残念ながらイマイチだった。

コメディだとリアリティが下がるのは当然かも知れないけど、時代感は惹かれた。

自分は当時の人の生き方や考え方
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

4.1

久しぶりの鑑賞。

今の時代、国の為に本当に自分の命をかけてる人ってどれくらいいるんだろう。

幕末はそんな人だらけで、更に悲しい結末も多いから人気があるんだろうな。
日本人の血には武士の美学が引き継
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キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

3.3

仕返しの仕返しの仕返しの‥‥

暴力は負の連鎖しか生まないし
自分の大切な人を奪われたら復讐心が生まれるのが人間だという諦めにも似たメッセージを感じた。

とにかく銃撃戦の音が「ヒート」くらいリアルで
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.7

コメディかと思ったらちゃんと良い話だった。
また、これが実話に基づいているというのがリアリティが増えて良い。

保身ではなく人の為や仲間の為の行動は語り継がれるんだと感じた。

一命(2011年製作の映画)

3.8

ひたすら切なかった。
「ダンサーインザダーク」くらい切なかった。

武士とはどうあるべきか、という事は人としてどうあるべきかを問われている気がした。

市川海老蔵の演技に違和感はあったけど、
切腹のシ
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.0

関ヶ原からの流れて期待せずに観てみたら意外と面白かった。

関ヶ原と比べるとリアリティはかなり下がるけど、今作はそこではなくて
誰もが想像する「タイムスリップしてみたい欲」を満たしつつ、「やりたい事に
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関ヶ原(2017年製作の映画)

4.4

めちゃめちゃ面白かった!

どこまでが時代考証と合っているかは置いておいて、今まで見た事ある時代ものより格段にリアルだったし、セリフが6割くらいしか聞き取れない事も含めて映画で時代物を表現して、観客に
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4

今日本ではメディアが報道している事を100%は信じられない状況で、
圧力や忖度の結果だろうなと思って見るけど、

報道する事で暴かれるという本来のメディアの価値が高かった事実が嬉しかった。

自分が歳
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.1

三谷幸喜の映画がマジックアワーを最後に
もういいかなと観なくなってしまったけど、
今作はとても良かった。

おなじみのキャストも新しいキャストも良かったし、コメディとしてシンプルに楽しめる上に、最後は
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

良かった。

似た様な毎日の繰り返しの中で、ささやかな喜びや小さなトラブルを楽しめる事が幸せなんだと伝わってきた。

昔ヒロトが「幸せを感じられる人が幸せだ」みたいな事を言っていて自分にはずっと心に残
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.1

ノーラン作品で見逃していたので鑑賞。

ノーランらしさがあるかと言えば微妙だけど、面白かった。
フォードvsフェラーリのクリスチャン・ベイルってこのキャラを元にしたのかと思うほど似ていて、個人的にはバ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.9

めちゃめちゃ面白かった。

前作と監督も違うのに同じ様な雰囲気はそのままで、とにかく音楽と映像が素晴らしかった!

麻薬カルテルなんて縁のないものへのリアリティを音楽と映像で高めてくれて楽しめた。
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

「続編はつまらない説」は当てはまらなかった。

ループの原因とその回収がメインになりつつも、しっかり前作の流れも組んでいて面白かった。

時間の流れと愛を上手いこと見せられて感動してしまったし、最初は
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

面白かった!

リア充女子が苦しむ様子を楽しむホラーかと思ったら全然違くて、好きなタイムループものでめちゃめちゃ楽しめた。

主人公の走り方とかダサい感じに、どんどん親しみを覚えて応援してしまった。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

名作を観ようと思い鑑賞。

「シティオブゴッド」を観た時と似た気持ちにもなった。

中学生の頃の夏の夜のドキドキやモヤモヤやイライラは万国共通なのでは?

ただカメラワークやトータルの長さがまだ自分に
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ブルーハーツが聴こえる(2016年製作の映画)

2.6

ブルーハーツが好きで観てみたらまあ残念。

世にも奇妙な物語の様なテレビ的なショボい作りにがっかり。

ただ、それぞれの話のラストでブルーハーツの曲がかかった時はドキドキした。

ブルーハーツってやっ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.8

シングルマザーの貧困とか、非正規雇用の問題とか、今回のコロナに対する国の対応とか、
日本人も他人事ではないし
行政に対する憤りやもどかしさはしっかり声を上げなければならないと言うメッセージとともに「他
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.4

この事件は覚えていたけど、
当然こうゆう背景だとは知らなかったし、
やっぱりマスコミの一部だけの報道がそのまま印象に残ってしまうんだと実感した。

マーゴット・ロビーすごい。

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.0

次に車を買うなら現実的に考えてミニが良いかな、
と考えていたついでで軽い気持ちで鑑賞。

既視感満載だったし、ミニの魅力をもっと見せて欲しかったけど、まあまあ楽しめた。

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.4

面白かった。
というのは語弊があるけど、目が離せなかった。

けっこう変わった性癖を持つ登場人物達の心情や行動に全く共感できないんだけど、

共感出来ないからこそ、
行動や展開が全く予想外の方向に進む
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.2

スパイク・リーは体力を消耗するなと思った。

あまり差別をされた事のない日本人の自分でも人種差別表現はストレスで、ワクワクしない潜入捜査だったは初めてだった。

「Do The right Thing
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.8

前作の回収的なストーリーで派手さは欠けるけど、やっぱりタランティーノはカッコいい。

エル・ドライバーが魅力的でTシャツが欲しい。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

タランティーノ作品は「キルビル以外は好き」と言うスタンスだったけど、
久しぶりに観たら最高に楽しかった。

既視感があるストーリーが昔はつまらないと感じたけど、今観ると既視感があって楽しかったし、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

文句なしに面白かった。以上。
で終わらせたいくらい。

自分は子供の頃裕福ではなく、
庭付き一戸建てで犬を飼っている家庭にずっと憧れていたけど、そんな家に住める日が来ない事も子供ながらに分かっていた気
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

子供達が観たいと言うので一緒に鑑賞。

完全に舐めていて半分バカにしながら観たら楽しく最後まで観てしまった。

完全に茶番でふざけているし、
出身地差別に思いっ切り突っ込んでいて反感を買うんじゃないか
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