あららさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あらら

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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.3

イギリスを舞台にしたミュージカルラブストーリー
設定がぶっ飛んでて置いていかれそうになるが個人的には好きな世界観
パンク、カルト、親、種族
Under the Silver Lakeとか好きな人にはオ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

シリーズ3作目
ハードボイルドな作風から少しコミカルな要素が加わり、Keanu Reevesの滲み出る人の良さが活かされた作品
軽率な行動によって組織の巨大な全貌が現れ、町中で兎に角命を狙われまくる満
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.7

シリーズ2作目
時系列はそのまま引き継がれ、3作続けて観てもドラマのように楽しめる構成
黒幕が重要になる今作
殺しの世界における掟や主人公の引退前のコミュニティなどが汲み取れる世界観がより固まった作品
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

殺し屋さえ殺す最強の主人公はやはり可哀想なカルマを背負いがち
ハードボイルドな復讐を描いた作品でそれほど中身は無いが、テンポがいいので気付いたら終わってる
Keanu Reevesがカッコ良すぎるので
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

小説を読んでから観ると非常に分かりやすいので今から観る人は是非そうして欲しい
時系列が複雑なのと、SNSと現実が交錯するので誰が誰なのか初見で理解するのが難しい
伝えたいメッセージは共感出来る人には刺
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

Tarantino監督らしさ全開の映像とストーリー
前半と後半の間にかなりの緩急があって観ててダレる人も多いかもしれないが、そこを乗り越えて最後まで観ると何とも言えない感情になる
全体を通して会話が印
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.3

何も考えずに観れる非常に面白い映画
前半から怒涛の展開で期日までに金を稼いで世話になった孤児院を立退から救うという話なのだがまぁ馬鹿げてる
今やると普通にアウトだろうなという内容だがユーモアに溢れてい
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エスター(2009年製作の映画)

3.2

この作品を語るにあたって中々ネタバレせずにというのが難しいが、そういう内容である事だけは知ってても楽しめると思う
実際にこれに近い事件があったのに驚いたが、それと同じぐらい子役の演技が凄過ぎる作品
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.8

ホラーではないが観ていて恐怖を感じる
役作りが評価され過ぎて内容が霞みがちだけど(確かに凄過ぎる)ちゃんと観れば普通に面白いし小説のような展開だと思った
主観でしかストーリーが進まないので分かりづらい
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.5

日本版のポスターに期待するなかれ
正直人に勧めれるかっていうとそうでもない作品だけどアクションが好きなら悪くないかも
内容としては金持ち達の狂気の人狩りデスゲームで黒幕が!みたいなのではなく、あるメー
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

何かと都市伝説や怖い噂が絶えない作品
ほのぼのとしてるしキャラクターが可愛いから子供向けっぽいけど普通に今観ても面白い
懐かしさやほんのり寂しさみたいなのが込み上げてくる
音楽がいいよね
この作品も例
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.3

タイトルすら理解してないまま子供の頃見てた方も多い筈
物語の舞台がどういうものか分かるとより世界観が現実味を帯びて見方が変わると思う
名シーンが多い上に凄くマイルドな内容なので伝わりづらいが、日本が世
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

コミック版で描かれていた内容の3分の1もないぐらい纏められた映画版ですが、普通に面白い作品
ファンタジーとして観ても良いし、地球上で古代文明としてこういう世界があったと思うと凄くワクワクする
それを裏
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

他の作品と比べると暗い内容だけど、ジブリの中でも1、2を争うぐらい好きな作品
この作品は特に宮崎駿がやりたい事をとにかくやったものなので表現やメッセージが詰まりに詰まってて語り出すとキリがない
必要な
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

ギリシア悲劇のイピギネイアを元にしたタイトル
この作品のキーワードは麻痺
呪いのように観せているがこれは心理的なトリックであり、主人公を取り巻く環境が復習に加担しているのに気付けば色々と納得して観れる
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

とにかく支離滅裂な内容だが時系列を変えるという手法に惑わされずに観ると簡単に理解できると思う
映画史に残るような素晴らしい画も多く、そこそこ長いが何度観ても感想は変わらない
そして何より登場するキャラ
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300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

2.9

前日譚を交えた続編
前半の時系列は同じで焦点をスパルタではなくギリシャ軍に当てた形で後半からクロスオーバーする
ゴア描写はパワーアップしているがもう少し掘り下げて欲しかったかなと
海上戦がメインとなる
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.5

大変観やすい映像でスパルタ人の肉体美と観てるこっちまで鼓舞されるような精神美をまじまじと見せつけられる
格闘ゲームばりに多種多様な戦闘スタイルの敵と殺し合いが続きそれっぽい神まで出てくる
野蛮な風貌だ
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拷問男(2012年製作の映画)

3.6

邦題だけは何とかした方がいいヤツ
タイトルに釣られてひたすらにグロテスクな描写やB級的な要素を望むなら趣旨が違うので注意
物語の後半まで時間をたっぷり使いストーリーを丁寧に描いていたのが良かった
スプ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

好きな映画の一つ
ワークアウトは自慰行為だ
男なら自己破壊を
勘のいい人なら途中で仕組みがわかるかもしれないが、非常にユーモラスな構成
この映画を観た男はBrad Pittが大好きになる
物の捨て方が
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.4

アカデミズムがどうなどは置いといて取り敢えずどエロい映画
美しい愛を描いているが、LGBTをテーマにしているかつ時代背景も現代とは違う点がより作品に深みを持たせてる
親父の言葉が優しく刺さる
街並みや
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シライサン(2020年製作の映画)

2.5

普段あまりホラーを観ない人にはオススメ
色々と謎は多い
続編を作ろうとしていたのか伏線をいくつか張っているが、真相を知りたいという意欲が出る前に終わってしまった感じ
主人公が常にワンチャン狙ってるのが
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.3

パージ4作目
前日譚となるこの作品はよりサバイバルホラー感が増しており、1作目の後に観るのがオススメ
勿論時系列順に最初に観るのもありだが、世界観や映像の作り込みが違うのでそれだと物足りなさを感じてし
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パージ:大統領令(2016年製作の映画)

3.4

パージ3作目
そもそも大統領誰だよって感じが観てる人達の共通意識として出始めるがまだ触れないあたり流石としか言いようがない
前作もそうだが続編に依存してる観せ方なのは否めない
だが続編として単純に楽し
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

2.6

パージ2作目
関連性のない5人の主人公が計らずとも共にパージを切り抜けるという内容だが、正直色々忘れてない?というのが感想
伏線回収するしないの話なのだが、まぁ別に違和感を覚えるのは期待してた人ぐらい
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パージ(2013年製作の映画)

3.3

記念すべき一作目
設定は超ぶっ飛んでてアメリカを舞台にしてるだけはあるなと唸るしかない
冷静を欠いて勝手な行動で最悪な状況へことを進める一家に、観ていて思わずパージしたくなる
結局正義は勝つ的な終わり
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.2

またギズモがいじめられてる
グレムリンは割と人間っぽいと感じる時がある

グレムリン(1984年製作の映画)

3.8

小さい頃観たからかホラーの印象が強かったが、まぁ結構人が死んでるので強ち間違ってはなかった
モグワイは愛くるしく実にブサ可愛い
だがBillyは飼い主として失格
そしてママ強い
ペットブームによる警鐘
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.1

Tim Burtonの良さも原作の良さも存分には出てないが、これはこれで消化して良いものだと思う
そこで切るのかって感じかもしれないがめちゃめちゃ上手く纏めてくれている
見所はなんといってもダンボの動
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

ドン底からの成り上がりを描いたミュージカル兼ヒューマンドラマな映画
音楽が素晴らしい
その一言に尽きるが、内容は歴史を知ると一概に美しいとは言えない
当時では風当たりが厳しい様な、先天性の障害を抱えた
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

あるきっかけにより売れない歌手の主人公と世界の間にあったのに消された歴史が生じる
The Beatlesやその他諸々誰でも知ってるを知らない世界線は面白いけど悲しい設定だと思った
誰も知らないのを良い
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CUBE(1997年製作の映画)

3.8

人間の極限状態における心理を低予算で描いたシチュエーションスリラーの金字塔
続編や前日譚などもあり
今観ると物足りなさはあるが、昨今のくだらない映画の観過ぎなのだろう
十分に緊迫した空気感や悟りと対極
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

穴という社会風刺が新しくも革新的に核をついていると思った
何か聖書の話をなぞった類ではあるがそれで括るには勿体ないと思うぐらい良くできたシチュエーションスリラー
上層から下層へと向かう展開が非常に引き
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.9

中々に良い終わり方をする映画
実際こんな夏休みを過ごすのはアメリカの片田舎の少年達ぐらいだろうが、子供達主観の映画は観ているとやはりワクワクする
友情、淡い恋、家庭環境、シリアルキラー
人生で人は平均
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

リメイク版
終始凄くワクワクする映画
あのリス達は実際に半年かけて訓練された本物らしい
狂ってる
他の作品のオマージュなどもあり、奇天烈で衛生概念をかなぐり捨てた工場見学は何度見ても飽きない
そして登
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

1.0

なんとTom Cruiseが主演でダークユニバースの第一弾だというではないか
ということで何となく入った映画館で暇つぶしに見た映画
途中でハムナプトラが観たくなる
帰りに食ったレストランのハンバーガー
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