Kiwiさんの映画レビュー・感想・評価

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イアゴとトリスタン(2022年製作の映画)

4.3

BSSTOにて。
…泣けた。ふたりの演技がすばらしい!

えぇっ?そんなことって?と思うところから、ラストへ怒涛の展開。
演劇的な要素が強い短編ながら、部屋への光の射し方など、雰囲気もよく作られている
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家政婦と少年(2020年製作の映画)

4.2

BSSTOにて。2度目。(感想、書いてなかった??)
少年にとっては家政婦のほうが家族で、父母は他人に近い感じ。
家政婦にとっても息子同様で、少年と離れなければならないと知ったときには涙が出てしまい、
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素足の女王(2022年製作の映画)

4.4

ホッピーはっぴいしあたーにて。
なんという気高い眼差し!アンマさんに一目ぼれしてしまった。

96歳で小学校に入学、というだけでもすごいのに、朝3時から熱心に勉強し、成績が首席!!というウソのような本
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(2020年製作の映画)

3.7

BSSTOにて。
リード読まずに観たので「出所したばかり」に驚いたが、さもありなん。
口の悪いゲイの同僚がリアル。
美容院に入った瞬間、あ、これはママだなと(よく似てる)。
きれいにしてもらうって自信
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

世間で下に見られがちな仕事、警備とか掃除とか。
でも、ちょっと話をしてみると実はフランス語堪能だったり専門的なスキルがあったり資産家の子息だったり…。実家が新興宗教で自分はレズビアンで発達障害なので絶
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リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング(2023年製作の映画)

4.2

「ロックはR&Bの赤ちゃんだ」
まったくもってそうだと思う。でも、ごめんなさい!よく知らなかった、この人のこと。ものすごく興味深い人だ。省略されていたけれど、妻とは数年で離婚してしまったらしい。派手で
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ナルヴィックのヘアパーラー(2021年製作の映画)

3.9

BSSTOにて。
戦争の悲惨さ、容赦のなさを描きつつ、タフに生きる女性たちの姿がリアル。実話に基づくだけあって、短く見せていくエピソードそれぞれに深みがある。アニメらしい表現をうまく活かした心情描写も
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マックス(2019年製作の映画)

3.9

BSSTOにて。
マックス、かっこいいぞ!
まあラストは、そうなるんだろうということになったけど。
かなりリアリティがあって、そしてかっこいい。応援したくなる。

(しかしジャンルが「コメディ」になっ
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インディアナとアーシバルド(2020年製作の映画)

2.8

BSSTOにて。
設定が無理すぎるけど、キャラの個性とフランス映画独特の雰囲気で飽きずに観られてしまった。
とにかく役者さんの表情を楽しむ作品。

おべんとう(2016年製作の映画)

3.3

BSSTOにて。
なーんてことない作品だけど、全体のトーンがゆっくりほっこりしていて「ぼくはお弁当が好きだ」でまとめられているので、まさに弁当のような短編。主人公の彼がまったくブレないのも良かった!
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ウェストポーチ(2016年製作の映画)

2.8

ホッピーはっぴいしあたーにて。
写真家になろうと旅立つ娘にくっついていこうとするパパ、あなたは過保護で過干渉。泌尿器科医の仕事をきちんとやって娘の自立を応援してやりなさい。娘は謝る必要ないし、正々堂々
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ほかの誰か(2016年製作の映画)

3.2

MILBON BEAUTY MOVIES にて。
うむ。品の良い中国映画らしく、映像がすてき。
絶世の美女と甘いマスクの青年、渋いおじさん。
しかしストーリーはちょっと都合良すぎじゃないですか?

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ユキの異常な体質 / または僕はどれほどお金がほしいか(2017年製作の映画)

2.3

BSSTOにて。
主人公を好きになれるかどうかで評価が違ってくる気がする。
ゆきちゃんにパパを殺されちゃったから生活資金を稼がなきゃならなくて、ゆきちゃんが強盗殺人して稼いでくれたら働かなくてもいいの
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アリスとひまわり(2022年製作の映画)

4.5

BSSTOにて。
長編映画のような重厚さと、青春映画のような甘酸っぱさ、フランス映画のようなさらりとした感触、レトロな画面。主役ふたりの好演が光る。
ストーリーラインは観る前からわかってしまうのだけれ
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サーモン(2023年製作の映画)

3.8

ミルボンBeauty Movies にて。
23分、観る前は長いなーと思ったけど観始めたらあっという間だった。
緊迫感を維持し続けるテンションの高さは、なかなかすごい。

しかし、この主人公はクセ強す
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結婚記念日のプレゼント(2006年製作の映画)

1.7

BSSTOにて。
う~ん、おもしろくなかった。
浮気だって思って飛び出した彼を、なぜ止めないの?電話でも思わせぶりなセリフばっかり繰り返してて、イライラ。
コメディなのにテンポが悪いよ。
めちゃくちゃ
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山の上のダリ(2021年製作の映画)

3.3

BSSTOにて。
美しくて清らか。
少年の赤いほっぺが愛らしい。
作品としてはやや冗長に感じるけれど、おばあちゃんへの愛が率直に表現されている自伝的な短編としてはこうなるのだろうな。
絵をほめられたと
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よき仕事(2020年製作の映画)

2.9

BSSTOにて。
前情報なしに観たら、いきなりナチスのハーケンクロイツ作ってるし、いかにもナチスの党員が来るし、ユダヤの星つけた囚人も来るし、なんじゃこりゃって感じだった。
なぜ英語をがんばってるのか
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励ましの言葉(2004年製作の映画)

2.3

BSSTOにて。
う~ん・・・最初から、どういうことかわかっちゃったので、おもしろポイントがなく・・・。
家で上手にカフェラテ作れるのはすごいな、というぐらい。

ドラゴン騎士団(2023年製作の映画)

3.6

BSSTOにて。
わざと古っぽい感じに仕上げた映像と音楽で、なかなかイイ雰囲気を出していたな~。
ドラゴンがリアルで、怖いけど美しい。
ただ、キャラクターもストーリーも微妙にあと一歩な感じ。
作品全体
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燃えよ!プチドラゴン(2009年製作の映画)

4.4

BSSTOにて。
ブルース・リーへの愛にあふれた短編。
プチ・ドラゴン、かっこいいし可愛いぞ。動きや表情が、絶妙にキュート。ちゃんと哀愁まで漂わせて、いい感じ~。
ろうそくのヌンチャクには笑った!
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あと さん ねん(2018年製作の映画)

4.3

BSSTOにて。
タイトルが秀逸。
たいへんユニークな脚本、見事な演技、映像、テンポ感。
短編にしては長いほうなんだけど、そして時間の経過はどちらかといえば「のんびり」しているのだけど、飽きを感じる隙
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君の靴で歩けば~Side A(2023年製作の映画)

2.4

BSSTOにて。
まったりした作品。
老人も青年も、今一つ好きになれなかったのが残念。
それぞれの背景が全くわからないし、なぜ心の触れ合いっぽい展開になったのかもわからない。クライマックスであるはずの
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オービタル・クリスマス 聖夜を祝う全ての人に(2021年製作の映画)

3.0

BSSTOにて。
おじさんいい人。
やってみなけりゃわからないっていう企画でクラファンしていたのね。
めでたし、めでたし。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

リアル映画館の良い席で鑑賞。素晴らしかった!
原作のエピソードを上手につないで、その味わいを丁寧にすくいとって作られたアニメ。ひとつひとつのシーンが良かった。(全部を書くと長文になりすぎるので諦める。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.5

久しぶりにリアルの映画館で鑑賞。「窓ぎわのトットちゃん」を観たくて、どうせ出掛けるなら先にもう一本観ちゃえ、何にしようかな?と探していて。

「チャーリーとチョコレート工場」が好きだったので気になり、
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Mr.マーベラス(2019年製作の映画)

2.7

BSSTOにて。
どんな気持ちで観ればいいのかわからなくなる短編でした。
若干の悲哀を含んだユル~い感じで始まったのに、強盗に入られちゃって緊迫し、あれれ?!の展開で、むむ?と思った後、そういうことな
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白いブランケット(2022年製作の映画)

4.4

BSSTOにて。2022年製作の短編。
どこまでも白くひろがる雪景色、健気な子どもたちの表情、母親の緊迫した様子、そして極限まで絞り込まれた「音」。

今までフィンランドについてぼんやりとしか知らなか
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プフ!(2023年製作の映画)

1.5

BSSTOにて。
「コメディ」で笑える作品は少ないけど、これはもう、笑うとか笑わないとか以前。どうしようもなくナサケナイ・・・。貧困層が必死になんとかしようとしてるけど富裕層の食い物になってるだけ、と
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ジンボ(2017年製作の映画)

2.7

BSSTOにて。
音楽と、ところどころ映像も、不安をあおる。
(ベンチに座る主人公に後ろから迫る視点は誰のだったのだろう?マーフィーにしては高さが違うし…そして謎の男は何をしてたのだろう?犬の化身か?
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プールサイドで(2022年製作の映画)

4.3

BSSTOにて。
すばらしい。
プールの視点から、という発想が活きている。
水の中に広がる深紅のドレスが、なんと幻想的で美しいことか!
水中から見える小さな紫の風船が、なんと衝撃的で切ないことか…。
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とんでもない計画/計画から出た地獄(2015年製作の映画)

3.3

BSSTOにて。
「イヌハッカ」!
スピーディーで、すっとぼけてて、笑えた。
音楽がぴったり。

壁を乗り越えて(2012年製作の映画)

3.2

BSSTOにて。
ヘビメタとパグが大好きな監督に違いない!
独房でヘドバンしてるシーンがイイ感じだった。

彼、立派なダメ男だけど、彼女もどうして服役することになっちゃったのかね?!ラストの笑みが良か
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隣のバンパイア(2015年製作の映画)

2.4

なんというか、どう受け取ってもらいたいのかわからない作品。
美男美女はいいけれど、設定がどうなってるのかわからなすぎる。
テイストも、ホラーなのかサスペンスなのかコメディなのか。

さらに、ラストの解
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ロータスおばさんと夢の自転車(2022年製作の映画)

3.5

風変わりな映画。
視覚障碍者を募集しておきながらそれを理由に不採用、なんて、私だったら絶対許せない!
丁寧に扱っていた植木鉢の土をひっくり返して部屋にばらまいたから怒ってるのかと思ったら・・・
予想外
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完璧な惑星(2019年製作の映画)

4.6

BSSTOにて。
・・・衝撃作!!!
なんという絶望感、なんという恐怖・・・
もうこれは、完膚なきまでに、徹底的に闇に突き落とされる。
SFに詳しい方々にとってはなんてことないレベルかもしれないけれど
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