ふジさわさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ふジさわ

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イメージの本(2018年製作の映画)

3.7

特別な映像作品!て感じ

人間である以上、異質と思われる世にも悪意や流血が発生する

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.2

意外に思想が表面に出てこない。社会派ではなくて、戦争がもたらす混沌の中でどう命と向き合うかっていう個人のレベルで語られているのがグッと来た。途中、敵は何者かという問いを一蹴し、今すべきことを強調したよ>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.0

ロケがカッコ良すぎるし、カラーもグッド

静かに、でも仕掛けの込んだ演出は気づかないうちに背後に回られているような感覚に襲われる

詩を見てる気分でした

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.9

面白かったけど、もうちょい盛り上げる方法はあったはず、コテコテなわかりやすい演出を使わずとも。こういうのでいいんだよと言ってしまったら終わりだよ感

周りの人間を小物にして下げて主人公サイドを相対的に
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

セット凄すぎる。CGのおかげでこういう特撮減ってるのは悲しい。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.6

感想を決めすぎな気がします。別に取り調べだって無くちゃいけないものだし、アメリカンな正義描写が強かった。

構成は良かった。機長の判断にも痺れる

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

流石に映画の正解では

凛と佇む不動の男がここぞで牙を剥く。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.2

ちゃんと長時間見れたなー。
なんといっても迫力と悲惨さ

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.9

祈りの無力さを語る映画が祈りだなんて

たまに生々しく揺さぶるカットがある

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

長い、五月蝿い、面白いの三拍子
素晴らしい映像の連続で頭痛くなっちゃった。

ずーーーっと騒がしい狂った者たちを見せられた後に日の光を拝んだ時は、これが狙いなのかと、カタルシスに充満された。

ベルリ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

シンプルなストーリーにストレートなテーマ

わかりやすいけど、それぞれのカットが持つ余韻の表情が豊かで、貧困中年達の枯れつつあるロマンスの落葉が鮮やかに映える。

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.7

中盤からの展開は良かった。後味も残る。


岩○俊二のような雰囲気は良いし綺麗なんだけど、それを活かすためにはもう少し沈黙の美学を貫いた方が良いかと。説明しすぎ語り過ぎなところを感じた。だけれども喋ら
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ファンサ感が否めない。キメるシーンとか別に後に響かないし、そもそも依存症に苦しむ者達の話だったはず。

ですが正直僕は2の方が好きです。話の運びにまとまりがあって、スマート。最後集結するのも良い。寂れ
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.6

岩井俊二で一番好きかも。彼自身の総集編的な要素が詰まっている。
少し飛んでるフィクションなのも今に始まったことではないというか、それでも作品世界を凝結させるだけの仕上がりと説得力を見せてくれるのが彼
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.0

追われているというのに男女の陳腐なやり取りに終始する。愛などといった人間関係の下らなさと温もりを倒錯的な詩のように描く。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

高校生ぶりに視聴。大体忘れてるから楽しめたけど、また難解だった。逆光の仕組みだけで難しいのだから人間関係はもっとわかりやすく描いて欲しい。すぐに整理するの苦手だ。

めっっっっちゃ面白いんだよな。SF
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0

人格のどこまでが生来のもので、どこからが恣意的なものなのか。こうありたい、なくてはならないと本人が規定し行動するのか。経済やネットの中で自意識が育まれるようになった現代。

「映画なんて見て何になるん
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

物語が少し冗長でまとまりの薄い感じはありますが、十分面白かったです。岩井俊二なりの裏社会映画?
美しさというより強さが際立つ画が多かった。

人の出自に拘るなんてくだらない

ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

もうちょいグシャって崩れて終わっても良かったかも。選択の結果がもっとハッキリ重く出てほしかったという

香川が天才級に演じてる。あらゆるニュアンスの顔ができる

進めていくうちに兄弟間の溝がどんどん深
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

面白かった。

度胸と実力が人間には必要なんだとさ

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.1

洗練されている。芸人だけあって間のセンスがすごい。

夜や暗闇でのカットに閃く光が美しい。

気狂いピエロで見たやつ(オマージュ?)

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.2

ようやく北野武の本領発揮を見れた

徹底的にユーモアが散りばめられている。地獄の底までボケ倒す感じ
日常の牧歌的な生活と風景の中に物語が用意されている。弱々しい主人公を取り巻く裏社会

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.2

ジャームッシュのオムニバス映画は感性、技巧、道化などとと言えて、しかしハッキリとした言葉にはなぞらえ難い、掴みどころのなく浮遊し分解するような代物だ。

珈琲と煙草の周縁を人々の気まずさが漂う。何かを
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

は???何がどんでん返しだったんですか?こんな番宣をしなけりゃ、、、アイデアは面白いのに…

しっかりずっと違和感が描写されてたから気づかせていい気にさせといてもう一段裏切るんじゃないの????

2
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きみの色(2024年製作の映画)

3.6

ふわふわしすぎて雰囲気映画だとしても形になっていないのでは
描写密度が低いから読後感もあまりない。

音楽は良かったです

Chime(2024年製作の映画)

4.1

引きと間接に対象を放り込む

来ないんかと思ったら来る。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

「こういうのでいいんだよ」

前半の勢いは良かった。後半の展開が…アツくない…

(2023年製作の映画)

3.6

予算がすごい悪ふざけ。
武士の魂を嘲るように、コミカルに描いている。

にしても秀吉が北野武なのは無理があるというか自己満でしかない感じ。B級みたいな雰囲気

正欲(2023年製作の映画)

3.9

偶然上等のストーリーだけど、描かれているものは明快、すぎるくらい

性欲、子孫繁栄が多くの人間の生きるモチベであり、そのダイナミズムからは隔離されている彼ら。
見事にテーマをピックアップするストーリー
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