大自然の中、荒野を行くチャーリーとピートの美しい映像が心に残る。
けれど、10代の少年が経験するのには、つらすぎる過酷な現実。
最後に彼が泣きながら、会いたいと言ったのが、馬のピートだった。彼にとって>>続きを読む
ジーンはいなくなっても、フェニックスのようになって、地球の守り神になったよう…。宇宙人は、結局何がしたかったのか、よくわからない。マカヴォイ演じるプロフェッサーXは、なんとなく胡散くさい感じで、マグニ>>続きを読む
ヌレエフ。たぐい稀な才能を持つ人。
彼を国やイデオロギーの枠に、はめ込もうとすることの愚かしさ!
彼はただ踊りたかっただけなのに…自由に!
稀有な才能の始まりと終わりの物語。
彼のショーは物語のある舞台のようであり、彫刻のように服をつくったという彼の作品は、それ自体が芸術作品のよう。
「何も感じられなかったら、ぼくのショーは失敗だ」という>>続きを読む
自殺した環境問題活動家。苦悩する牧師。
神の沈黙を描いたベルイマンの「冬の光」の現代版のような映画。
時として、信仰は人を迷路に誘い込む。
答えの出ない問いを抱えて悩みながらも、それに耐えて、人は生き>>続きを読む
ハリウッド版ゴジラは、怪獣版アベンジャーズみたい。
ここぞという絶対絶命のところで登場するゴジラは、ヒーローそのもの。
キングギドラが宇宙から来た生物ってことで、ゴジラは地球の守護神みたい。
日本で誕>>続きを読む
矯正施設に入れられた彼らが、心をズタズタにされ、追いつめられていくのを見るのがつらかった。
今でもアメリカに、こういう施設があるという事実に驚く。キリスト教の宗教の教義と信仰がからんで、問題を複雑にし>>続きを読む
思ったより、差別と偏見についてのアメリカの現状に即した映画だった。
この問題の根は深い…
邸宅で暮らす上流階級の姉妹とその召使。それぞれの女たちの孤独と満たされない思い…
そして、強烈な赤のイメージ!
脱獄シーンもおもしろい。とぼけた感じもあって、最後はほろっとなる…
前作のメンバーにまた新たなメンバーも増えて、それに派手なアクションシーンまで…おもしろい!
不遇なイタリアの大学教授たちの危ないビジネス。チームのみんながそれぞれユニークでおもしろい。
アイアンマンに始まり、アイアンマンに終わる…
アベンジャーズ!!
政治家になるということは、どういうことなんだろうと思う。
こういう政治家がいるのもすごいけど、こういう映画が作れるアメリカも、すごい!
家庭を持ち子どもの親でもあるハイドリヒが、ナチスという組織の中で、自分の出世のためにより残忍な人間へと変貌していく様子が描かれている。
人はどこまで残酷になれるのだろう…
バンブルビーと少女チャーリーの絆。
父を亡くしたチャーリーの成長物語としても楽しめた。
作家の妻として彼を支えてきた妻。
彼女が不満をぶつけようとした時、おとずれる結末。彼女の苦悩をグレン・クローズが名演技。
悪いんだけど、なんかいい人っぽい、90歳の孤独な男をクリント・イーストウッドが好演。
豪華な宮殿の装飾や美しい衣装と対象的なドロドロの人間模様。人間の幸せって何なのでしょうね…
黒人にも白人にもなれない自分は何ものという黒人の孤独なピアニストと、白人でも最下級だという白人の運転手、肌の色や偏見を超えて結ばれた二人の友情が素晴らしい。
美しい映像と不穏な雰囲気と…魔女の権力闘争のような…見終わっても落ちつけない感じの映画。
権力を持つということ、その孤独。
権力に群がる人々の人間模様。
宗教や国ではなく、人間のありよう。
どう生きるかが、問われるような映画。