ほりさんの映画レビュー・感想・評価

ほり

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コンジアム(2018年製作の映画)

3.6

良質ホラー!
生配信と心霊スポットという昨今こすられまくっているであろうジャンル。

ホラー見慣れている方なら良く見る設定、良く見る流れ、良くあるラスト。
ではあるけど、ジャンプスケアとゆっくりスケア
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

映像の力、音響、俳優の演技はとても素晴らしい。
ただやはり、原爆実験成功〜実際に投下までのシーンは、今まで映画を観ていた時に感じたことのない複雑な気持ちになった。
映画は映画として観たいという気持ちと
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

少し物憂げな表情をさせたら天下一品ベン・アフレック。中世でも健在。

リドリー・スコットらしい重厚な物語。ある事件について3人の視点からそれを描く。

決闘シーンが見ものでハラハラドキドキ。ラスト前の
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.0

あの有名な洒落怖をどう映像化したんでしょ…と正統派ホラーを期待していたわいは何処へ。

ホラーとお笑いは紙一重と言います。
リゾートバイトは見事にホラーとお笑いを両立しています。

洒落怖好きとしては
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.5

あの時代にこんな作品作っていたのは改めてすごい。

ブラック・スワンと似たような印象。
アイドルを辞めて女優業を選びキャリアを歩んでいく中で自分との葛藤、望まない仕事、ストーカー被害…

虚構と現実。
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

どうやったらそんなアクション考えられるんだい?(褒め言葉)
アクションのウィキペディア。

繰り出されるガンアクション、キアヌのやられっぷりが見事すぎてそれだけでも2000円以上の価値がある。
これは
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

可もなく不可もない。
TV版のあの尺でみる露伴先生が濃密に感じるがゆえに、この映画を観るとどうしても映画でやる必要があったのかい…?と感じざるを得ない。

もちろん映画自体は良かったんだけど。

呪詛(2022年製作の映画)

3.6

土着信仰×POVで魅せる台湾ホラー。

土着信仰系ホラーいいですよね。
台湾が舞台だから遠からずの文化圏で、宗教観も似ている部分が感じられる分、怖い。

POVってカメラで撮影している意味付け、説明を
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

初っ端のcreep〜since you been goneでもう涙腺崩壊。
オープニングシークエンスからこの映画はロケットの物語、そしてガーディアンズ・オブ・ギャラクシーという家族の話というのがわかる
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.3

このネタ知ってるよね?が全世界、世代を超えて通用する。

それがスーパーマリオ。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

オーケストラで演奏前に行われるチューニングが終わって、指揮者が登場するまでのあの独特な空気感がずーーーっと続いているような映画。 

ケイト・ブランシェットの演技が素晴らしい。
映画ジョーカーでも音楽
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

浜辺美波に恋するムービー。

”庵野秀明”の作った仮面ライダーという感じ。
そのまんまの感想じゃんと言われればそうなんだけど、彼の作ってきた作品、庵野秀明展でみたバックボーンを見ると納得のというか、「
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.1

アレックス・ガーランド監督作という事で期待したけど、何だこれはという感想がまず出てくる。

女性の視点で男を描いている。男はみな無意識に女性に加害している、と言うようなメッセージ、嫌悪感など伝わってく
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.8

とにかく水の表現は美しいし、それ以外でも素晴らしい映像体験がある。

しかし、脚本は真新しさはない。

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

ホラーはいくとこまでいったと思ったけど、まだまだゾッとする作品出来まぁす!

モキュメンタリーであるからこそ描けるこの恐怖感。
ホラーの王道展開はきっちり踏みながらハラハラドキドキはラストまで続く。
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

事前に原作について知識を入れて置いた方が楽しめる作品。映画は予告も含めてなるべく観ずに作品を観るスタイルでしたが、これはさすがに事前知識を入れておくべきだったと思いました!

くらくらするような現実と
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

日本神話、グリム童話、ボーイミーツガール、ロードムービー。声優陣が良き。

君の名はから観れば今作が一番分かりやすく、コミカルでありながら、最もシリアス。

タイトルが出るまでの流れ、ラスト30分は素
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

喪失、再生、成長。
シュリ、そしてワカンダの喪失と再生を見事に描いていた。
登場するキャラクターのバックボーンの描写も良かった。ネイモアも彼なりの正義で動いている。
それに相対するシュリの葛藤をレティ
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

ハラハラもドキドキもしないアドベンチャームービー。予想通りの展開。

面白くないわけでも面白いわけでもない。
インディージョーンズになれるといいね…

トムホとマーク・ウォールバーグのコンビは良いと思
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

静かな狂気。

実にキリスト教的なお話。
羊(実際は山羊)は悪魔の象徴。
母の名は「マリア」。
キリスト教の事を知っていると物語が少しわかりやすくなる作品。

セリフが少ないし、その件はいるのか?と思
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

お金のかかったファンムービー。

ゲームをやってきた人にとっては、ゲームから設定などがかわっており、おやおや?と思う。
かといって完全オリジナルではない、ゲームの設定も尊重しつつ、という形で中途半端感
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

見る側(the viewers)と見られる側。

ジョーズや未知との遭遇、エヴァンゲリオンの影響、AKIRAのオマージュなど様々な要素を散りばめながら展開するSF映画。
ホラーではない。

過去作のよ
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.1

CUBEを観た人はきっとCUBEを想像するだろうな。
キリスト教的なものを感じるけど、何を伝えようとしているのか理解しきれなかった。

資本主義への風刺。食を通して人間の醜さをむき出しにする。それは”
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

2050年でもこんな映画を作っててくれ…!

そう感じる古き良きエログロホラー。
悪魔のいけにえ、シャイニング、サイコなどなど…ホラー好きなら一度は観たシチュエーションを現代風に、ではなくまんま79年
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

みなさん、老舗の中華そばを食べた時に感じるこういうのが良いんだよ!と思うときありますでしょ?
この映画がそれです。This is itです。

続編のお手本のような映画。ドッグファイトの見応えはとにか
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

オールドスクールな雰囲気を感じる今作。
サスペンス志向が強くて、3時間という長さを感じさせない重厚な作り。

バットマンのテーマ曲がダースベイダーのテーマをオマージュしたのかい?くらい雰囲気が似てると
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

新感覚とクラシックの間。

ホラーの素晴らしさとお笑いの狭間。

やはりホラーとお笑いは紙一重なのである。

そう思った今作。

良く見た、あるいは想像しうる展開と映像をクラシカルに描きながら、これは
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

完全に次作への布石のためのひと作。
ヴェノムは相変わらず魅力的だし、ウディ・ハレルソンはやっぱり最高。

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

大きな波がおこらない映画なのに、なぜか心の中にすぅーっと染み込んで来る。
映画の中だと少しだけズレた、違和感のある人達だけどきっと現実世界でも自分を含め、そういう少しだけズレた人でこの世は形成されてる
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

キャストの豪華さと演技力で持った2時間半弱。
アル・パチーノ、ジャレッド・レト、ガガ、アダム・ドライバー...アル・パチーノはそのイタリア訛りの英語だけでも存在感抜群。ガガさんの徐々に本性が出ていく様
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

物語の強さ、キャラクターの個性と融合、過去との決別と成長。どれにおいても綺麗にまとまっており、とんでもないエンターテインメントに昇華されている。

MARVELはどこまでいくのだろうか。MARVEL映
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.3

パンクムービー。ファッション、音楽、反抗。
尖ったプラダを着た悪魔。プラダを着た悪魔の脚本家が参加しているようでさもありなんでございます。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

MCUは映画館で観るべき。

とても絶妙なバランスというか、1歩間違えば失敗ファンタジーだし、とんでも展開では?と思う所をMARVELのブランド力と映像の素晴らしさ、アクションでねじ伏せる感。結局最後
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.0

目には目を歯には歯を。
恩義には恩義を。
死には死を。

裕福な家庭、妖艶な妻ニコール・キッドマン、カメラワーク、音楽。
これらの要素をみるあるいは聴くと、キューブリックを彷彿とさせる。

内容は、難
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.5

1988年公開で自分と同い年のガンダム映画。
それが映画館で観れるなんて…と感慨深くなる。

ちゃんと大人になってるアムロと、良くも悪くもあの頃のままのシャアの対比が歳を重ねてからみると、おいおいシャ
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