るか吉さんの映画レビュー・感想・評価

るか吉

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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.0

GWなので夜更かししてNetflixで鑑賞。

アネット・ベニングとジョディ・フォスターがとにかく良かった!

スポ根は好みではないけれど、本作は年齢とか女性とか関係なく夢を持って毎日を過ごすその時間
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異人たち(2023年製作の映画)

-

原作と大林版は未見。
私情を重ねてしまって、好き嫌い良い悪いが判断できないのでノースコアにします。


予想外に今年一刺さってしまった…なんかもうべしょべしょに泣いた…

2023年は『aftersu
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3

ラブストーリーにはあまり食指が動かないが、これは好きなタイプの映画だった。

ビフォア3部作のような感じなのかなーと思っていたけれど、個人的には『おもひでぽろぽろ』を観た後の余韻に似てるなと感じた。
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.7

WOWOWオンデマンドでの視聴期限が迫っていたので鑑賞。

ベネディクト・カンバーバッチは、こういう天才を演じるのが本当にうまい。
変わり者だけれどピュアで繊細な魅力が爆発していた。

猫が可愛くて、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.4

まず前提として、予備知識がないと完全に置いていかれていたと思う。
作品に集中するなら、オッペンハイマーの簡単な歴史(1930〜50年代アメリカの歴史)だけでも知っておいた方が絶対に良い。

大きく分け
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

-

過去鑑賞記録。
おそらく初めて映画館で鑑賞した作品。
保育園児には映画館で観るアースラはトラウマだったが、ディズニー・ルネサンスとともに子供時代を過ごした幸せな思い出の原点。

老人Z(1991年製作の映画)

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過去鑑賞記録。我が家にあったVHSを、子供の頃何度も観た記憶。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

『オッペンハイマー』の公開と同時に、こちらのIMAXレーザーの上映が激減したので駆け込みで鑑賞。

できればIMAXで!と、みんなが推奨する気持ちがよく分かった。

映像と音響の迫力や、厨二心をくすぐ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

-

過去鑑賞記録。

当時バイト先の映画館で仕事終わりに鑑賞。
問題だらけの家族がおんぼろワーゲンバスで末娘のミスコンに向かうロードムービー。

おじいちゃんが最高。兄と妹の関係も好き。
疲れた時に観たら
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ゆれる(2006年製作の映画)

-

過去鑑賞記録。

渋谷アミューズCQN(現:ヒューマントラストシネマ渋谷)にて初日舞台挨拶鑑賞。
当時オダギリジョー見たさに始発で向かい並んで観た記憶。
心の揺れ、記憶の揺れ、兄の笑顔。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

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過去鑑賞記録。

学生時代、今は無きシネセゾン渋谷にて、初日舞台挨拶を最前列で鑑賞した思い出。
蒼井優の透明感。
終わり方が好き。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

-

PART2を映画館で観る前に一作目を鑑賞。原作は未読。リンチ版も未見。
さぁ、ここから!というところで終わる、物語の序章、導入的な映画だった。
(PART2次第で評価が変わりそうなのでノースコアにしま
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞前に観たかったが、遅ればせながら鑑賞。
裁判を通して夫婦関係を解剖していく話で、「あなたはどう思う?」と常に問われているような気持ちになる映画だった。
鑑賞後、このモヤモヤを誰かと話したく
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

騒動のせいで映画館では見逃していましたが、せっかくなのでアカデミー賞前に観ておこうと鑑賞。

フェミニズムについての感想ばかり目にすることが多かったけれど、物語の結末としては実存主義的なお話。
揶揄の
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

ヨルゴス・ランティモス監督作品は初めて鑑賞。
女版フランケンシュタイン。だけどフランケンシュタインの怪物と違うのは、創造主たるゴッドウィンから愛を与えられ解放され成長していく美しき怪物のIf物語という
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラや特撮には詳しくないが、子供の頃、冬休みに平成ゴジラシリーズを毎年観て育った世代のため、ゴジラのテーマがかかった瞬間が一番テンションが上がったかもしれない。

MX4Dで鑑賞したせいもあってか、
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.1

バンジョーの音色で始まるオープニングから、グッと作品の世界に引き込まれた。
原作もスピールバーグ版の前作も未見だが、これはミュージカル映画として描くべきストーリーだったと思う。観ていてとにかく元気にな
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.2

ブラッドリー・クーパーが監督・脚本・製作・主演を務め、ピアノも指揮も完璧にこなしており、改めて多才さに驚いた。
鑑賞前は、バーンスタインの音楽キャリアについて深く描かれるのかと思っていたが、この映画は
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

平山さんの丁寧で秩序だったささなやかな日常の営みと、時々人との関わりの中で生まれる心のゆらぎを、ただひたすらずっと観ていたくなる。平山さんのようになりたいと憧憬すら覚える。
ただ、平山さんがこの生活を
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

アリ・アスター監督が言っていた「ユダヤ人のロードオブザリング」という言葉を踏まえて観ると見え方が全然違うと思う。
ヨブ記やユダヤ人の文化、フロイト的な話が織り交ぜてあるので、予備知識を入れておくと楽し
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