Mさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

2.2

開始20秒で気づいた‥自分がとんでもない作品に手を出してしまったことに。
映像もストーリーもヤバイ。

子供がほしいと願う人たちのことを思うと、ものすごく複雑な気持ちになる前半。そしてそんなシリアスさ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

2.2

深いラブストーリー。思ってたのと全然違った。

映画は少年期、思春期、成人期と3章続く。ラストシーンに希望を感じた人が多いみたいだけど、私は違うと思う。だって主人公の人生は第4章、第5章と続いていき、
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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

2.9

グルミットの健気さが大好きな私はご想像通り犬派です。
いろんな物語のオマージュが出てくるのが楽しい。

シカゴ(2002年製作の映画)

3.2

公開20周年にして初めて鑑賞。
歌とダンスのパートがここまで多いとは。とにかくものすごい迫力!ずーっと良い意味で騒がしい(休憩があってよかった)。
いつも生オケを堪能するために行くシネマオーケストラ、
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

2.0

ううむ‥期待値が高すぎたかも。
家族、地域、会社など私たちにとって身近な組織の隠されたしがらみや根深い闇に共感できるかも?と期待したけれど、あまりにも環境が違いすぎて無理でした。

ストーリー展開は全
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.6

何度観ても斬新に感じるストーリー。ストレートな感動というよりは身体の奥からじわじわ暖かい気持ちになるとてもとても不思議な映画です。

彼は間違いなくK-PAX星人。次回地球に来たときは私をつれてって。
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.1

旅行中に行方不明になったママ。Googleの位置情報、防犯カメラ、クレカの履歴等々、ネットに足跡が残る現代だからすぐ見つかるはず!だったのに‥

犯人はママの恋人?女友達?それとも自作自演??まさか主
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.6

仕事に忙殺され、しょうもないことに振り回される毎日。ゆったりとした時間を確保すること、そしてその時間を大切な人やモノのために使うことの重要さを教えてもらった気がして、前半は結構うるうるした😢

後半の
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.6

「痛みを感じるのは痛むことを許した時だ」

受験に失敗し、窓から落ちてしまった男の子の父親が、大学時代の仲間達を集め、入院中の息子にスポーツ大会で優勝を目指した青春の思い出を語る映画。ちょっと下品な表
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

2.3

「ストックホルム症候群」の語源となった銀行強盗事件に基づく映画。

可もなく不可もなく。笑いどころも泣きどころもない。
そういえば昔「スペーストラベラーズ」って邦画があったことを思い出した。そっちはま
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.5

変わり者のスーツ屋が、財政難により移動ドレス屋を始め、最終的にはウェディングドレスを作り始めちゃう話。

とにかく音が素晴らしい。縫製音がリズミカルに変化した後、1小節ずつ楽器が重なっていく導入はとっ
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

2.1

他人から好かれるメンヘラ女子と、言いたいことを心にしまいがちな優等生が、優しすぎる一人の男を好きになった話。
なぜそこまで二人が親友として惹かれ合うのか正直理解出来ないけれど、ソウルメイトとはきっとそ
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

2.5

母親が遺した「父と兄を捜せ」という手紙をもとに、母の壮絶×100な人生を辿る映画。

ここ最近観た「ブルーバイユー(国を跨ぐ養子縁組)」や「黒の司法(人種差別)」等、"本人にはどうすることもできない"
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.6

Dior展観賞前に。
ドキュメンタリーチックなのかと思ってたけど全然!
崖に登りかけている気難しい天才女性調香師と、仕事もプライベートも崖っぷちの運転手の名コンビが織り成すコメディ映画です。
結末がハ
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ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(2011年製作の映画)

2.0

知らないおじいちゃんから届いたビューティフルなレター。主人公が送り主を探し出して交流し‥
自分を認めてくれる言葉を求めている孤独な現代人に観てほしい映画。

シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

2.3

「歌うワニ」が比較的すんなりと受け入れられていく序盤にまるで絵本の世界!と思っていたところ、どうやら原作絵本があるらしい🐊

周りにどう思われるかなんでどーでもいい!
誰かのために一生懸命になれるって
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少年の君(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「君は世界を守れ。俺は君を守る」
主演二人の瞳からこぼれ落ちる涙に何度も何度も胸が締め付けられた。
彼女は世界を守り、彼は彼女を守った
その結末まで描いてくれたことに感謝したい。

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.0

"If the heart is empty, the head doesn't matter."

理想を語り解雇された主人公が、たった一人残ったクライアントと成功を掴む話。勢いで一緒に退社したシン
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なのに、千輝くんが甘すぎる。(2023年製作の映画)

1.3

「片思いすると常識的なストーカーになるんです!」
え?そうなの‥?ストーカーに常識なんてないでしょうよ!泣

ちぎちぎの細さ‥そして死んだ目と青い唇が終始気になった。ちゃんと食べてちゃんと寝てるのか?
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

いかにも厨二病が考えつきそうなストーリーにバラちらし並みの細かな設定を盛り込み、きっちりお金をかけて映像化。
展開が目まぐるしく、私のような常人は何回か置いてきぼりになったけど、そもそもちゃんと理解す
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

生きづらく、死にづらいこの世界で、自分が死ぬタイミングを決められて、合法的に、そして苦しまずに逝けるという選択肢があるのは私は悪くないと思う。
ただそれは本当に本人が心から望んでいる場合に限る。

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運命の扉(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後までありえないことばかりのミルフィーユ。

住所が似てる、間取りも似てる、猫飼ってる、好きな映画が同じ、極めつけはタトゥーと、ここまで重なったらさすがに私も運命を感じずにはいられない。
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.5

自分が選び、自分のことを選んでくれた人と一緒にいられるのは本当に幸せなことだと思った。

幼い頃韓国から養子縁組により渡米し、孤独に過ごしてきた主人公。成人し、結婚し、子供が出来た途端、ちょっと警察と
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.0

面白そうと思ったものの、試写会に外れた&全体的に暗そうだったので鑑賞を断念し、皆のレビューを参照。

そこでは"羊ではない何か"のことを可愛いがる派とキモがる派に綺麗に分かれていて‥アダちゃん見たさに
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湯道(2023年製作の映画)

3.0

クリス・ハートの囚人役が見たくて鑑賞。あの優しい声とキャラでどんな罪犯したのよって。
とにかく出演者が豪華。芸能人とか全然知らない私の姉でも知ってる人がわんさか(例えが下手)。セットも豪華。死ぬほどお
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

ずーっと観たかった映画。クソファミリーから親友の遺骨を奪って、行きたがっていた海に連れていく話。

大切な存在は、一度失ってしまったらその後は何をしても一方通行で残された者の自己満足だ。そういう意味で
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

仲良しタウンが宗教派閥により一夜にして分断されてしまう話。監督の幼い頃の記憶を基に作られたらしい。

昔の話ではあるものの、構図や音楽、台詞がおしゃれで現代風の映画。子役も可愛い。

危険が迫っている
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.6

「彼はただの"背景"だった映画音楽に"個性"を与えた」
映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネを追うドキュメンタリー。

私が小説より映画を好むのは、音楽があるから。でも、もしモリコーネが存在していなけれ
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非常宣言(2020年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

2時間半?ながー😩って思ったけど、ラスト以外は間延びすることなく楽しめた。

それにしても日本をあそこまで悪者に描くことなくないか?すごく悲しい気持ちになったので☆-3

悪人(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「今の世の中、大切な人がおらん人間が多すぎる。自分には失うもんがないと思いこんで、それで強くなった気になってる」

複雑な家庭環境で育ち、苦労して報われなくても一生懸命生きている人がいる一方で、生まれ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.7

「天国ってのは生き残った人間が発明したもんだ。そこにあの人がいる。いつかまた会える。そう思いたいんだ。」
「残されたものにできるのは、後片付けだけだ」

そう、誰かが死んだ後、その人のことを思ってする
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ザ・メキシカン(2001年製作の映画)

3.5

メキシコにメキシカンって名前の拳銃を取りに行く話。

高校時代にカナダで一度観て以来。字幕がなくて当時は詳細までわからなかったけど、今観てもよくわからない。というか細かいことを気にする必要のない映画。
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サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アオザイの仕立屋に生まれたアオザイ嫌いの主人公が、母親とケンカしてタイムスリップ。ダメおばさんになってしまった未来の自分と会い、最終的には一緒にアオザイを作る話。

若ニュイとおばニュイの雰囲気が似て
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

3.8

「他人に自分の価値を決めさせるな」
「"完璧"と"普通"の距離は数ミリ」
「夢に男女は関係ない」
心にささる言葉がたくさん出てくる映画だった。

主人公(男)が、友人がボクサーになる夢を叶えたことに触
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.5

とんでもなく怪しい英会話教室でイケメンダメ男教師にハグされてスイッチが入ってしまったおばさんの話。波乱の展開が面白かった。

主人公、姉、姪、メインとなる女性キャラクターが揃って恋愛体質でヒステリック
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.0

前半はヒステリックな姐さんと童貞中坊マイクの禁断映像。とにかく絶対に電車内で観てはいけない。一方後半は史実が絡んだ社会派映画。深く考えさせられる。

人は人生において下してきた数々の決断が本当に正しか
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