MaToさんの映画レビュー・感想・評価

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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アマチュアの信念というか希望が専門家を出し抜く痛快な展開
『リチャード三世』は見てないが『グッバイガール』(1977)劇中劇で散々な描き方をされてたので不当な評価を正そうとする主人公の心情が理解できる
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.5

グロくて緩い低予算SFながら楽しい
安っぽいCG?ぬいぐるみ?のロボットプロレスも良い感じ
放射能の影響か育ちすぎてJKに見えない女優さんも綺麗で目の保養に
エンドタイトル後の注意書きも良い

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

SF邦画は期待していなかったが裏切られた
『恋はデジャ・ブのような前向きの展開が心地良い

不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

3.0

程度が違うが異邦人への仕打ちがナチ受け入れた心情との共通性を感じる
1974年のドイツは50年後日本のnetで見かけるクルド人に対する言動そっくり
半世紀後にGDP再逆転なるか

バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)

3.5

残忍な人種差別・腐敗した保安官と噂に聞くUSの田舎は忘れ物が戻って来る悪人のいない世界だった
嫁もキツイけどいたわってくれるし皆いい人で納得の結末
公開当時観たら山場が無く退屈と感じたんだろう

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

2.5

ドラマの再放送見直すとすっかり記憶が飛んでいるがユスティノフ版・スーシェ版何回も観ているので伏線までしっかり分かる
それぞれ差異があって悪い作品はないがこの映画はポワロが過去を語り深刻なので私は軽めな
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.0

記憶に微かに残る犬の敵討ちから始まった荒唐無稽さが更に肥大になり続けてよくここまで続くものだ
見事と言うべきなんだろう殺陣観続ける体力が無く辛い上映時間
決闘の結末が道理が通って気が利いていたのが唯一
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.0

Wアンダーソンなので面白いという作品ではない
私は合わなかった

こいつで、今夜もイート・イット アル・ヤンコビック物語(2022年製作の映画)

2.5

『eat it』PVは衝撃でした
こんな人生を歩んでいたとは全く知りませんでした
マドンナ悪い奴捕まればいいのに

もうひとつのラブストーリー(1990年製作の映画)

1.5

貴重なDウインガーなのに何をどうしたかったのか理解できないうちに謎というか中途半端に終わった

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

なぜ死期の迫ったおぞましいデブのホモの家を訪れる人がいるのかと思いつつ、それぞれが語る過去・状況に引き込まれた
福音派が選挙の鍵を握るとされる社会で[カルトとされる宗派とはいえ]宗教が救済できないこと
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.5

仕事・家庭に問題を抱えて苦しむ主人公が心を病んだ映画かと思っていたら『マトリックス』風に世界を救うべく戦う怒涛の展開となって筋を追っていくのがやっと
もうちょい短くできるはず
Mヨーはスタトレ位しか知
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まわり道(1974年製作の映画)

2.0

『ベルリン・天使の詩』同様登場人物が色々と語続けるが私には感じるところがなく合わなかった
Nキンスキーが鑑賞できる

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.0

妙に正しい行いをする無愛想なTオニールの完成された演技が良い
狡猾な割に抜けているMカーン等登場人物が可笑しいがあんまり笑えないギャグだがハッピーエンドにように思える結末でほっとする

ちひろさん(2023年製作の映画)

2.5

主人公の過去を殆ど説明せずに細かい起伏があるが死体遺棄以外事件がない淡々とした展開で2h超は長い
有村架純を鑑賞で完走

ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.0

7000人の人生を扱うとは気が遠くなる
妥協するしかない状況でも説得を諦めなかったとは凄い
命に公平な値段はないがUSに戦争を仕掛けた側は市民にこんな補償はなかっただろう

ハッピー・フライト(2003年製作の映画)

2.5

日本だと優秀な若者が専門学校に通って挑む分野だと、この映画のようにはいかないのではと思うが、底辺が広いUSの上昇志向が障害を跳ね除けるのか?
ちょっと単調な展開だがCバーゲンが見られて良かった
Mマイ
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

2.5

妻に支えあいながら成功に至った画家の物語かと思ったら面倒臭い社会に生きる普通でない家族だった
社会に受け入れられなく金儲けの手段も知らずに生き抜いていたところが描かれていないように思える

バレンタインデー(2010年製作の映画)

2.5

綺麗どころ多数で気の利いた(らしい)展開なんだろうけど、理解というか記憶を超える量で付いていくのがやっと
USにも反VD活動があって吃驚
Jロバーツの役柄エンドロールの台詞が良かった

シーフォーミー(2021年製作の映画)

2.5

郊外の豪邸は怖くて住めなくなる
主人公の行動は大問題だけどハラハラが最後まで続き、まあ受け入れられる結末に続く
状況・心情を語らせないためか短めで良い
障害があってもスマホでこれだけのことができるんだ
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ゴッドマザー(2020年製作の映画)

1.5

コメディと言われても私には笑えない設定
気の利いた展開なんだろうけど無害だろうが麻薬を売りさばいて目出度しはない

バビロン(2021年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

「バビロン」は虚栄・堕落を意味すると思うが、それを体現するブラピが映画への畏敬の念を語り出しても違和感が強い
歌と笑いがない『雨に唄えば』かと感じていたら最後にダラダラ流れ出す工夫のない3h映画

OSS 117 私を愛したカフェオーレ(2006年製作の映画)

1.5

エジプトや異文化を見下す発言がコメディと言うからには笑処なんだろうけど無神経にしか感じない

ベスト・セラーズ/小説家との旅路(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

私には新作の魅力が伝わってこなかったのでMケインが奇矯な老人としか見えなかった
作家と父の関係が明らかになった後に大きく展開するもなく中途半端
受け取った原稿をすぐ出版し『ベストセラー 編集者パーキン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.5

Wes Andersonらしいシュールというか調子の外れたオムニバス映画
残念ながら「面白い!」とは感じられなかった

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.0

悪人が報いを受けるが爽快感はなく、周囲の引き止めを振り切って破滅に向かって行く主人公の姿を見続ける2時間半を過ごす覚悟が必要
時間潰しには向かない

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.0

『獣道』の悲惨な状況を演じられる伊藤沙莉をもってしても何ともならない展開
優秀な探偵に見える描写がないし、殺し屋・連続殺人鬼は無意味ではないか
こういう事案はCIA管轄でしょ

コンペティション(2021年製作の映画)

2.0

映画制作裏話『雨に唄えば』『アメリカの夜』のようなワクワク感ががなく、登場人物はエキセントリックだが大物感が感じられない
「映画は続く」でなく中途半端に思える結末

対峙(2021年製作の映画)

3.0

許されない惨劇の被害者/加害者家族が対話して何になるのかと思うが共に子供を失った痛みを共有し赦しに繋がったのか
親として観るのが痛々しく辛い

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.0

ラドラムの小説に出てくるような悪の組織と『家政夫は見た』風正義の味方の対決が延々と描かれる
有名悪役総出演で歴史の勉強になりそうだが展開が都合良すぎてあんまりハラハラしない

マリー・ミー(2022年製作の映画)

2.0

伝記映画の歌手・俳優は薬物依存で性格に問題を抱えているが善良な主人公と結末が読めるベタベタ展開
唄を楽しむ映画

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

私がTV・新聞でリアルタイムで見聞きした約30年・3千人超の犠牲を出した北アイルランド紛争を少年の目をを通して描かれるが見続けるのが辛かった
所々に現れる『ジョジョラビット』のようなギャグっぽい部分が
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

画は美しいが世界観が受け入れられない
技能を待たない高校生が日本を縦断して千年に1度の災害を治める展開に説得力がなくハラハラも出来ない

透明人間(1992年製作の映画)

3.0

大昔に観た気がすると思いながら鑑賞
適当に緩くて適当に理屈が通っていた
監督Jカーペンター・出演Dハンナって豪華

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

音楽/芸術を語る映画と思って観ていたらサイコスリラーへ変容して吃驚
主人公が語る音楽理論/教育の場面だけでも見応えがあったが突如追落される終盤はジェットコースターのよう
バーンスタインのビデオを見返す
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.5

外国の老後生活を知らないけれど、裕福でも健康でもカッコよくない主人公の日常が描かれる
意固地な第一印象だったがLGBTに対する態度の変化等にこういった老い方をしたいと感じた

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