オッペンハイマーその人の物語だけでなく、彼が導いた戦争とその帰結こそが主題。プロメテウスの引用が素晴らしかった。
ルーズベルトと比べトルーマンは控えめに描かれがちだが、彼も傑物。凄まじい演技だった>>続きを読む
圧倒的な映像美と音楽。人間のお互いへの愛とその強さ、美しさの表現が素晴らしい。グロテスクな世界観は私たちの世界そのものを映し、それを賛美している。
ハンターの台詞を噛み締めた。ただ残るのは現実主義>>続きを読む
東京のトイレ綺麗すぎだろ!脚本が素晴らしい。役者の口数を減らすことがどれだけ作品としての価値を高めるかが分かる。
親と子はなんでも打ち明けられる友達のような関係になることはできない。子を、妻を失った人間の苦しみを誰が理解することができるのか。簡単には克服できない苦難がある気がする。
自殺念慮、アルコール依存症>>続きを読む
当たり前の荒木村重の反乱と本能寺の変までの動きが頭に入っていないと理解が難しい。説明がないのもいい、解釈も広くできる。
衆道も本当にこんな気持ちになっていただろうなと思える。
アドリブのボケが微>>続きを読む
エブエブはこれをオマージュしていたのかと思った。急に響く和音に、巡るカメラワーク。人物たちの動きも基本はカフェとマンションと駅の行き来だけ。
フランス語っていうのは眠くなるよなあ
観た後にこんなにも自分が人間であることを嫌悪してしまう作品があるとは思いもしなかった。作品への嫌悪が直接的に自分の人間的な部分、作品の中で描かれる人間性に向けられ、暴き出される。もし自分があの場にい>>続きを読む
映像が綺麗。レディオヘッドで盛り上がり、そこからは下降線。
字体が寿司屋の茶飲み。もういや遊牧民。
人の記憶は人格形成に根拠のない影響を与え、思い込みを育てていく。この作品の記憶の描写は、夢や思い込みを通して見せてくるので怖い。
ピークがなかったなあ。
どこか愛憎劇、特に憎を期待してしまっていた。激しく燃える恋愛を描くと思ったら、静かな人に対する期待と愛を持った作品でした。
この題材で爆笑できるシーンを作り出せるのがすごい。歌お上手なんですね。
夜見たら眠れなくなりますわ。どんなミュージカルや。幻想と現実の間。日常的に聴いている音こそ音楽の根源。
要所要所をかいつまんだ感じ。宇崎竜童七変化は中々よかった。社長の描写はあれ以外になかったのだろうか。チャックおろさせてーや。
岡田くんジャニーズ退所とのことですのでやっとズブズブ関係を終えることが>>続きを読む
あまりにも現実と人間の欲望を描きすぎて、グロテクスなララランドになってました。いい意味で。
まあーよくこんな長い台詞回しで飽きさせない眠くならない。格好いいかと言われればそうではないけど、泥臭くていいですよね。ワンスアポン...を踏まえるとかなり異質な作品な気が...モリコーネのために撮っ>>続きを読む
ポールがウクレレを持って、ジョージの家で夕食をとった話をし始めるとこからもう涙が...ビリープレストンがいるとも思ってなかった。彼だけが最後のビートルズを知る最後の証人だよね。
フォールアウトからの落差に驚きを隠せず...3時間は長かった...
トムクルーズがただ女性とイチャイチャしているシーン、多すぎないかい?結構しんどかったぞ。アクションにキレも新鮮さもなく(バイクも>>続きを読む
エンタメを期待し過ぎた自分の姿勢も悪いが...音楽が単調で奇妙。少し残念でした。
様々な考察が出ているが、それを踏まえてもこの作品の中で希望を見出すことができない。戦争からの逃避、より良い世界への>>続きを読む
ゆるい。素晴らしいゆるさ。脇役が超豪華だが、井川遥の棒演技だけは変わらず。
さかなくん、不思議な人だなあ
どんなにクズだろうと、権力に溺れようと、音楽への情熱だけは不変。どこに行こうが音楽さえあれば自分は輝けるという絶対的自信。天才にしか許されない傲慢な生き方ではあるが、どこか憧れてしまう。
バッハを>>続きを読む
編集長への追悼を短編で連ねる。いつもの愛嬌と人に対する素直な好意を感じる作品でした。