ASHITAKAAkinoさんの映画レビュー・感想・評価

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カード・カウンター(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます


悪いのはリンゴじゃなく 入ってた樽だ

全部同じだ そうだろ 同じことの繰り返しだ

すべての行動は自己責任だ  そう信じてる


2024年映画34本目

決して派手ではない落ち着いたストーリーテ
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます


複雑で奥が深い それに政治的
/ レア・セドゥ

2024年映画34本目

ようやく鑑賞。
小島秀夫監督の、というより、デスストまでの簡単なドキュメンタリーになっていて、どこか物足りなさも。固有名詞
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異人たち(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


でもさ"ゲイ"って言葉が使われすぎてる

じゃ 寂しくない?

投げれるか?  できない  ほら見ろ


2024年映画33本目

現代的な寂しさと死者との繋がりを描いた映画。
泣かせに来ているなと
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


First Time? / 初めてか?


俺は年だがお前より若い


2024年映画32本目

コーエン兄弟に今さらハマる。
個人的に親和性の低い作家という認識だったけど、これは超好き、最高。
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


親に聞いてみる

素敵な腰に ご加護を


2024年映画31本目

出会いから別れまで。
性別、年代、恋愛観から好みは分かれそう。
ソフィア・コッポラが超好き、というわけでもないけど、楽しく鑑賞。
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


たぶん彼と結婚する

韓国的な男らしさ

君は僕よりも知っている
John Cale / 『You Know More Than I Know』


2024年映画30本目

結ばれなかった2人と結
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画29本目

オリジンも続編も一切観たことのない人間の感想。
妊婦さん見ちゃダメな気が。
あのモザイクはあれでいいのとか気になったけど、ところどころで出てくるアート系な演出と、当時の社会
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画28本目

分裂と融合とその延長線上にあるモノクロパートで構成された映画。
年代とかパートの説明もないし、下手したらカットごとに切り替わる。時系列がメチャクチャで超不親切で超好き。監督
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

3.0


権力を軽蔑した私への罰で 運命は私に権力を与えた

実際に悪事を犯す者より悪事を容認する者が世界を危険にさらしている


2024年映画27本目

多くの人が予習として観るように私も。
ドラマという
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.4

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2024年映画26本目

韓国産タイ映画。
モキュメンタリーホラー。
国内に来るの遅くて公開時スルーしてようやく配信で視聴。
『哭声』のナ・ホンジンが原案と製作。ランジョンとか、Rang Songと
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画25本目

被害者の加害性と加害者の被害性が露悪的にコーティングされたブラザーフッド映画。
ある意味とても現実的なループもの。『Black Mirror』のような世界。
スリラー・サス
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


人生を愛してる?


2024年映画24本目

正直、彼のキャリアの中では成功作とは言えないけれど、カムバック・リュックベッソン。
思い入れが強い監督であり、脚本家。どちらかというと脚本オンリーの仕
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


繊細すぎる

アシスタントが読んで要約する

こういうのは俺たちを退廃させるだけだ


2024年映画23本目

通じない皮肉は揶揄と示唆に富んだ風刺劇に。
ジェフリーライトのコメディ。
主演で見る
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます


僕は君と同じがいい


2024年映画22本目

Dune2作目。
ポスターを平の状態で渡されてビビる。無事に持って帰れた人少なそう。
独裁、圧政、国家、宗教、信仰、砂と砂虫、黒い太陽、光と影のコン
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画21本目

デンマーク/オランダ映画。
配信鑑賞。
監督はスウェーデンのコペンハーゲン出身。
ネタバレになるけど、子どもが酷い目に遭うので苦手な人は注意。
胸糞系。とひとくくりにするの
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画20本目

女子の妄想をうっとり具現化した趣きはファンフィクション的。
『Kingsman』のマシュー・ボーン。
もうずっと『Kingsman』ユニバース的なものを作ってくれ、という気
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.4

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2024年映画19本目

Sonyのマーベル。SSU第4弾という肩書きも霞むほどの酷評(IMDb3.8)をされまくってて逆に観たい。本家がもうガタガタすぎて、もう自由にやってくれていいのでは、と思え
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


もう傷ついてる

それならスティーブン・キングは連続殺人鬼か?


2024年映画18本目

観客に結末を委ねる法廷劇。
でもこれがアカデミーノミネートか、という意外さも。国際的ながらも家族問題の普
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます


どこにも戻りたくなくなる場所

名前に意味が?

ドライヤー亡きあとの映画に奇跡は存在しない


2024年映画16本目

ビクトル・エリセ帰還。とは言えないくらいライトファン、でも堪能。
他作な作
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画15本目

ゲームFNaFの実写化。
体感140分の110分のホラー。
実況動画を少しだけ見た程度の人間の感想です。
凡例、悪例、いろいろとけなしたくなる部分や欠陥はあれども、どこか勿
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彼方に(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画14本目

ショートフィルム。
車内のシーン、好き。他者の人生の一端に触れる。いかに無防備で、無意識的で、かつ多彩な悩み(もちろんそれ以外の感情)を抱えているのか。故人の思い出に触れ、
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.2

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A24の人だわ あいさつしないと

こんな格好で平気?  笑顔を見せればいい

怪しいと思う人 手を挙げて

スプーンは2本ある? ひやっとしたよ

何度も言うけど 自分の時間を作らないと

なぜ女
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

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悲劇とも言われるが奇跡とも言われる

尿が黒い

奇跡って何?


2024年映画12本目

ウルグアイ空軍機571便遭難事故。
72日間のサバイバル、と簡単に言い表せないほど過酷な環境下でのドラマ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

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冒険し 暴力と砂糖を知った

良識ある社会

真実で身を守れ


2024年映画11本目

無垢なベラが知性と虚無と世界の理と矛盾を獲得する冒険譚。
そして、マークラファロに癒され映画でした。ハルク
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画10本目

台湾のスプラッターホラー。
でも監督はカナダ出身のアニメーター。長編デビュー作でもリミッター外してる感じが頼もしくもある。特殊メイクやふんだんに飛び散る血が見どころ。テーマ
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

2.6

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2024年映画9本目

前評判や賞を受賞しての長編デビューの期待値は超えず、ただもともと国内の映画と国内のホラーに対する距離感もあり、それを噛み締める結果に。単純に合わない。けど、ぼかし、ほのめかし
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


弱い人が好き


2024年映画8本目

ゴージャスな撮影と美術。
人間の醜い部分を歪な角度で切り取る。

何と言っても前から奥に、奥から前にとぐんぐん動くカメラが楽しい。シンメトリックな男性の衣装
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


2024年映画7本目

観ていなかった名作。
数々のパロディやオマージュでこすり倒されているけど、楽しく鑑賞。ポケモンの元ネタだったなとか思い出したり。
スコセッシの映画でマフィアものは見慣れている
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NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


ヘンタイ  ヤリマン

幸せならやらないよ

愛する対象かな? / Something to Love?


2024年映画6本目

承認欲求、下ネタ、毒舌とその向こう側へ。
鋭い批評性が描く人間的
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます


今は科学の時代だよ


2024年映画4本目

口コミにつられて鑑賞。
もう思い出せないくらい久しぶりの鬼太郎。
あのフォルムの猫娘を初めて見る。

因習村×バディもの、との形容を聞いていたけど、バ
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


旦那のお金ですから


2024年映画3本目

加藤拓也監督作2作目。
劇作家、演出家としても広く活躍しているらしい、まだ若いけどすごいらしい、くらいの前知識のみで鑑賞。フランスで受けそうと思って調
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


あちこちに散らばる自分のカケラを集めて確固たる自己を想像した


2024年映画2本目

ベクトルもテーマも異なるけれど、女版バーンスタインの『Tar』が陰なら『Maestro』は陽。むしろ後者はオ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


事実ならなぜ警察に行かない

誰にでも秘密がある

世の中には"ハーヴェイ"が何人いるのかな


2024年映画1本目

シャープでストイック。
ひたすら決め台詞とか決めのシーンを排除して、その告発
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スピルバーグ!(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます


自信を持って安心してしまうと努力しなくなる

芸術的ショットの裏にある苦労など誰も気づかない 自分しか完成像を知らないのは孤独なことだ


2023年映画178本目

2017年作のドキュメンタリー
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


ブラックサバスって誰?


2023年映画177本目

イーライロスにはホラーばかり撮ってほしいと思っているのは私だけじゃないはず。たまに外すときもあるけど、どぎついスプラッターホラーをわかりやすく
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます


ダンカン ビビらせるな
努めます


2023年映画176本目

00年代×カースト×パラサイト。
エメラルドフェネル監督2作目。

『Promising Young Woman』ではフェミニズム、
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