味噌ジさんの映画レビュー・感想・評価

味噌ジ

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タイタニック(1997年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ケイト・ウィンスレットよすぎる…大好き、このしたたかさ、しぶとさ、気高さ。フィジカルちゃんと強そうなのがすごくいい。
なんか二本の映画を無理やり一本にしたみたい。ジャックとローズの恋の物語の舞台として
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.7

もう私はこういう思春期の心を失ってしまったと思ってたけどそういう心があったこと自体は覚えてたみたいでけっこう泣けた

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.4

トップガン当時に青春を過ごしたお兄さんたちのためのおじさん映画

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

すごい久しぶりに観た。初めて観た時はもっと子どもだったから今見たらだいぶ印象が変わって、つまり、これって子どもが観る映画じゃあないな。
悲しかったりつらかったりすることを、かわいそうなこととして描かな
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.8

オードリー・ヘプバーンが出てる映画を観たのはこれで二本目になる。「噂の二人」を観たとき、聡明で凛とした人っていうキャラクターがオードリー・ヘプバーンの役者としての持ち味なんだなと思ったのだが、こちらで>>続きを読む

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.6

アルパチーノ?!アルパチーノだったの!?言われてみれば確かに!?そして今初めてライナスがマットデイモンだったことに気づいた。3作見てるのに。うそでしょ。

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.6

留置所から出されたあとダニーとテスが車内で戯れ合うシーン好き。かわいい。

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.8

よくできてる。これくらいのクオリティで8もつくってほしかった〜と思ってしまった。安全で心安らぐホモソーシャル、あこがれ!

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.7

こないだ私が脚本演出をやった演劇を父親が観にきて、最後の場面を観て未知との遭遇のラストを思い出したって言ってたから一緒に観た。なるほどたしかに〜と思った。
画が全部おもしろくてすごい。一昔前の映画だか
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.1

実際にはこんなにうまくことは運ばないが、さまざまな事情で語ることを許されてこなかった女たちが、自分の言葉で自分の状態や経験について語り、それを聞き、議論し、記録することの一種のデモンストレーションとい>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.8

高校生のとき最初の20分くらいで挫折しちゃったので数年越しリベンジ。全部観られましたー!!!!アル・パチーノかっこい〜。おじさんたちがみんな小指にしてる指輪ほしい!

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

3.7

もはやわたしのための映画ではないという感じ。高校生くらいのときに見てたら、これはわたしの映画だって思えたかもしれない。ぬいぐるみとしゃべる心を持ちながら、人を傷つけ人に傷つけられる覚悟のできたもの、ぬ>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

マ・ドンソク見たことなかったからどんなもんじゃいと思って見たんだけどよかったです。手がでけ〜。最近気づいたんだけどおしりがちゃんとある感じの筋肉ムチムチ男性けっこう好き。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リラックスして、居直ってるね、という感じだった。なんという面の皮の厚さ。おかげで、私もリラックスして見られました。話の繋がりはよくわかんなくて、ちょっとボケた老人の話を聞いてるみたい。途中、なんかこの>>続きを読む

グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.8

なんかもう逆にプライジングのことも好きだな。みんな好きだ。あとやっぱり何よりもあのエントランスの回転扉が舞台機構として素晴らしすぎる。大金持ちになって家を建てたら自宅に回転扉つけたいまである。

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

3.6

好みの問題で、私は比較的音が少なくてその一つ一つが洗練されてるようなピアノが好きだから、へ〜、よく指が動くんだね、みたいなピアノの方が映像や音声的に映えるのはわかるけど、フーンとなった。海とダンスしな>>続きを読む

邂逅(めぐりあい)(1939年製作の映画)

3.8

退屈でよくある昔の映画だと思って観てたら最後泣いてしまった。何が良かったのかな。鏡越しに絵が見えるカットはちょっとおお!となった。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

私の中の左翼の心VS直観的に前衛を嫌ってしまう心VS三島由紀夫の言ってることもわかるわかるの心VS三島由紀夫に心酔してついていくような頭の悪い右翼青年大嫌いペッペッの心VS芥正彦の鋭すぎる眼光VS私の>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

3.8

工事現場で水飲んでるシーンが良かったな。

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.4

なんか思っていたよりも10倍ぐらいよかった。苦しいぐらいよかった。奈緒ってこんな役者なんだ、奈緒が本当にすっごくすっごくよかった、最高だった。始まって30分くらいで佐久間由依の映画なのかと思ったらこれ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.5

映画の中ですこし報復したくらいでは実際のイギリスの邪智暴虐ぶりとインドに対してしでかした悪行の数々は全くイーブンにならないため、どんだけやっても許されるどころかまだまだ足りないくらいなのが面白い。だか>>続きを読む

モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.6

まずこういうスクールカースト!みたいな前提が私の知ってる世界じゃないため、そこからして話に乗り切れない。私が知らないだけでどこかにあるんだろうとすら思ってなくて、こういう学校の描き方をリアリティのない>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

4.7

去年大学でラテン語取ってたから、ラテン語の勉強してるー!!!ということがわかってうれしかった。動詞の活用、属格、対格、与格、奪格…懐かしい。フランス女性声低しと言えども声低すぎるフランス女性が出てくる>>続きを読む

エリザベス(1998年製作の映画)

3.8

昔見た時はそんなこと思わなかったけれども、今見るとこれは、処女性と母性を兼ね備えた女というものがキリスト教圏では尊敬と崇拝の対象になるということをよく示している。女性君主ってそんなに数がいないわけでも>>続きを読む

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.8

カネコアヤノがすごくいい!当て書きかな。きっとそうだよな。4年前とかに見てたらこの映画大好き!って言ってたかもしれない。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

情けない話なのだが、寝不足すぎて、何か起こりそうだなーと思ってたら寝てしまって、起きたらネリーがマリオンのお誕生日を祝っていた。なんだか大事なところを見逃したような気がしたまま観ていると、あの音楽が流>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

アデルエネルでかっ!燃ゆる女の肖像だと同じくらいでかいノエミ・メルランと並んでるからあんまりわからないけど、ふつうの女の子たちと並んでると大きさがよくわかる。ちょっと脚が長いとかちょっと腕が長いとかじ>>続きを読む

噂の二人(1961年製作の映画)

4.3

同性愛は普通じゃないって価値観を高度に内面化しているせいで自分でも随意にできない自分の在り方を「穢らわしい」とか「罪だ」とか「わたしが二人の人生を狂わせた」とか思ってしまうことがとても苦しい。そういう>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.6

どうしたら収拾つけられるのかよくわかんなくなっちゃった!みたいな感じだった。でも鈴木亮平が本当に素晴らしいのでプラマイゼロくらいになってる。肩幅が広くて頭が小さいから、歩いてる後ろ姿をやや下から映した>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

男の社会で女たちが足並み揃えて連帯することの難しさよ!でもそういうところが好きでもあります。わりと元気になる系の映画。観終わってみるとケイト・マッキノンの役がなんというか象徴的な感じで面白い。声を上げ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

なんて言ったらいいのかわからない。あんまり本質的じゃない感想としては、俺は悪い人間じゃない!って男たちが主張するのがいかにもキリスト教圏的だなと思った。良しかさもなくば悪しとするしかないから、悪いこと>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

3.7

樹木希林出てくるだけで泣いちゃうね。駅のホームで黒木華を泣かせてそれをけっこう長々撮ったり、海辺で黒木華をびしょ濡れにして泣きながら叫ばせたりするようなシーンはちょっと辟易してしまったけれど、全体とし>>続きを読む

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