モケーレムベンベウンバボベさんの映画レビュー・感想・評価

モケーレムベンベウンバボベ

モケーレムベンベウンバボベ

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

時間って川のように流れてるんだなぁ、って当たり前だけど改めて時間について考えさせられた映画。
映画館を出た直後は見てるものや時間の感覚に違和感というか哲学めいた新鮮味を感じた。
鑑賞後。隣席のカップル
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

すげーよかった。ブラックユーモアではなく、なにユーモアっていうんだこれ!!一方で、今までになかった語り方での反戦映画、おねショタ映画。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.8

本人はいたって真面目に真剣にやってるからこそ作れてしまう、笑ってしまう空気感がある。なかなかあなどれない、いやアドアストラ。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.7

疲れてるときみる動物のYouTube動画みてるときの感覚を、映画で体験できるある意味新しい体験型映画。
かわいいむくむくな子ライオン。
フォトリアルな動物たちかつ基本ミュージカルなので、映像表現が難し
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プロメア(2019年製作の映画)

4.2

たぶんグレンラガンやフリクリな感覚を前提にしてるなら最高な映画。
加えて声優も音楽も超良くて痺れる。
文脈抜きにして純粋な映画として俯瞰するとええぇ?ってなるかもだけど、それ抜きにして見たときもグッと
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

“アベンジャーズ”の良いところを貫き通してる。
世界の危機を、壮大でマクロな神話的な視点でそれに立ち向かう勇者という図式で描くのではなく、あくまで身近でミクロなホームドラマ的な視点で我々と寄り添う形で
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.4

登場人物にリアリティがなさすぎて、「心は少年のまま体は大人のスーパーヒーローに変身」というギャップが活かしきれずに終始ダレた。リアリティがないので緊張感がなく、緊張と緩和というお笑いセオリーが成立しな>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

楽しい映画だけどお話の流れが不自然というか歪なところがあって、ややひっかかる。SFって難しいんだなって再認機。
ところでボーイフレンド役に花がまったくないのはあえてか?
かたや、アリータちゃんはとても
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.7

子どもの頃考える『俺が考えた最強のガンダム』的なやつでバース。妄想の中で曖昧にしか存在しないし成立してないようなものが、具現化して飛び出してきた感じでやばいバースよ!

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

4.0

ヨーロッパ映画って感じのアレだけどすんごくよかった。
映像詩というより映画詩。思わせぶりな断片をつなぎ合わせたりしただけの芸術映像みたいなのとは全然違う。
この映画に、コート開いて前をみせてくる変態で
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.3

この映画、ポスターがバカ正直に描きすぎていて佳作感しか漂わないのが損している! 写真より動いてる方がかわいい、とかいわれるアイドルと同じで、かわいいんだよこの映画!いやかわいくはないんだけど!
めちゃ
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.4

19歳の自殺を演じることを趣味としている少年と、79歳の天衣無縫な老女との恋(wikiより)…というあらすじで、面白げではあるが出オチ感と感動の押しつけハートウォーミングなくすぐったい内容と自分は勝手>>続きを読む

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.7

釣りをしたことがある人ならわかるけど、自然の時間に身を任せてる感じ。
ゆっくりと流れるときの流れと、そのときなんとなく向き合う自分。そんななかで記憶は過去と溶け合う。
究極の釣り映画。

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.3

実家に帰って、親と一緒に子供だった自分と親の昔のアルバム写真を見たときのような気持ちになる。
ロッキーシリーズは魂の映画。
と同事に最近では見ない直球のスポ根モノの燃えたぎる描写はアツすぎて、気づくと
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テンダー・マーシー(1983年製作の映画)

4.5

二日酔いの土曜に視聴。いいときに観れた笑
アル中の無一文のワケあり男マック(ロバートデュバル)が、モーテルの宿代が払えずそのままモーテルに雑用係として転がり込む。モーテルを切り盛りするのは未亡人ローザ
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バックマン家の人々(1989年製作の映画)

4.4

もうね、見事なオープニング!
誕生日を迎えた子供のために野球観戦に連れてきた父親は、着いて早々に球場の案内人に金を握らせお守りをさせ、自分は退散する。そんな育児放棄。
取り残された子供は、お守りをする
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.5

やっぱめちゃいい。青春の全てです。グロテスクな青春。

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.7

かっこつけた言い方でいうと、ミザンセーヌがとにかく素晴らしい。たまんないね! だけど、大衆酒場のメニューのように多く散らばってるお話の内容やらキャラクターやら。これなにがいいたいんだろうって。一つ一つ>>続きを読む

バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.8

「…女め」とバットマンがぼそっとため息のように言うけど、前作のリターンズ、次作のMr.フリーズの逆襲と合わせてオンナに翻弄される三作を象徴しているようで俺は勝手に腑に落ちてそうだよなぁと共感したし、あ>>続きを読む

デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010年製作の映画)

3.0

知人に大爆笑だと勧められて。前から気になっていたけど絶対そうじゃねぇだろうと高をくくっていたんだけどさ。
しかたなしにみたけどどーなんだろう。車中泊で寝てるロバートダウニーJrの横でオ○ニーしてるザッ
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

4.1

ゴールデンラズベリー賞で最低作品賞などにノミネートされた理由は観ればわかるが、まぁでもこれはこれで最高に楽しめるしいいじゃん!
なぜかフリーズ以外全く銃器を使わない、高高度からの落下は板でサーフィンし
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.1

「14年前と違って、いまはスーパーヒーローが花盛りだ。しかも映像技術の進化は実写からほぼ不可能を消したからね。でも、『インクレディブル・ファミリー』は、スーパーヒーロー映画である前にファミリームービー>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.9

冷戦下の女スパイ×80sのファッション・音楽・映像のカルチャー。
最高にイケてる!この組み合わせはなにげに斬新でヤラれた!
組み合わせでいうとさらに、シャーリーズ・セロンと○○○との絡みが鼻血ブ-!
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

4.2

クソよかったしクソ泣いた…。

俺が鑑賞したシアターは狭くてギッチギチで、とにかく空調がただの飾りだったよね。
どういうことかっていうとね、ふと見渡すと逞しい男だらけが99%という映画館としてはなかな
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

前作は、ハリーポッターの世界観を踏襲しつつ過去の時代背景と、いい年した男女のベタなラブコメのゆるい感じと、ひょうきんなモンスターとの絡みがたまらなく好きだった!
今作はね…。

それはおいといて、今作
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

1.1

脚本もダメだけど、映像表現もダメで、全部ダメダメ。
せめて勢いとノリとかで愛されるB級やZ級だったらよかったのにね。 
テーマとかリスペクトやらサプライズやら、体裁を保とうとする総じての打算が全部裏目
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

上映中、映画の観客から、クイーンファンになりLIVEに参加する観客になれる映画。少なくとも上映中は本気で応援したし陶酔した、まるで夢のような映画だった。
さて、観てから一週間後の自分はというと、またに
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

お話、キャラクターや演技すばらしすぎる。オールタイムベストでいつもランクインされるのは分かる傑作。できない・しないの、引き算・省略の演出など行き届いている。
ただアクションなど、現在の基準からみたら未
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.4

アレキサンダー・ペイン監督ファンとしては、今までの監督作品のエッセンスがちりばめられていてなかなかおもしろく途中までみれたが、途中からそれはと怪しい雰囲気に。
今までの持ち味を活かしていて愉快で良いと
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

このコンビがたまらなく好きだぜ!日常パートが最高だよね。だけどね…。
だからドラマシリーズでやってくれないかな。
同監督作のゾンビランドみたいに葛藤しつつ、いきいきとのびのびとやって成長してるところを
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.4

2週間限定上映IMAXにて。
大好きな映画だが、劇場では初めて。
改めてこの映画の凄さと、冗長で退屈な場面が多いというのもよく言われてる通りだと再認識。イヤそれありきなんだけどな~って思うんだけど、上
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.8

見返すたびに良さがどんどん分かっていく。なぜスコアが4.8か。未来の俺が、さらに高評価をつけられる余地を残しておくためだ!!

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

2.3

監督は拷問ホラーの鬼才イーライ・ロス。
今作は、スティーブン・スピルバーグの制作会社アンブリン・エンターテインメントと組んでファミリー向けファンタジー映画を作った。だって!。さて。
どう料理するか大い
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輪廻(2005年製作の映画)

3.3

人に勧められて。けっこう楽しめた。
優香の地黒で朗らかな表情は、見方を変えれば土気色で虚ろな表情で多層的な不気味さを醸し出していた。ぐっどぐっどぐっど!
ただ物語全体のとある仕掛けやテクニックに注力し
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