MotokiAさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

犬王(2021年製作の映画)

2.0

平家物語のエピソード、監督、主演のキャスト、とかなり期待値が高かった作品。さっそく公開日に観てきた。

アヴちゃんと森山未來はキャラクターを意識した配役だったし、はまっていたのでよかった。

特にアヴ
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

特撮オタクのトップの人たちが本気出して特撮の金字塔をリメイクしてくれた作品だった…と、一介の特撮好きが足取り軽く家路につけた。

特撮少年がその情熱をもったまま特撮オタクになり、ウルトラマンの骨格に知
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

2.0

前評判や不評の理由などは知ったうえで
ハードル下げつつ観たけどがっかりだった。

全体的に演出的にも技術的にも色々思うところが山ほどあるが、
とにかくサマーウォーズもどきの現実オチ心底いらない展開だっ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.5

原作をちょうど読んだので観てみた。

村上春樹の小説の色々なエッセンスが入っているように感じた。
コミュニケーションの困難さ、言葉の伝わらなさといった人と人の理解できなさ、それによって負う傷、そういっ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

歌あい笑いあり涙ありの素晴らしいエンターテインメント作品。

主人公のルビーは意思は強いがどこか自信がなく控えめで、それでいて自分が好きだと感じた歌に対して自分の輝きを見出していく。戸惑いながらも自分
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.5

ノーウェイホームが過去の膨大なマーベル作品履修してないと厳しいと知り…地道にmarvel行脚中

話は面白かった。
出だしはまた自尊心暴走系の主人公か…と思ったけど。

追放と改心で人物的な成長があっ
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.0

エンタメとしては面白かった、空中戦とかスピード感や迫力がある。モナコのとこめちゃくちゃするのもとてもエンタメで良い。


設定が全体的に緩い感じはあった。

敵のだれやねんこいつ感とか取って付けた感と
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

バットマン・ビギンズに引き続き鑑賞。

ようやく観た。観てよかった。

前作で世界観を構築し引き継ぎながら、テーマが深堀りされている。作品世界の重苦しさや混乱、そしてメッセージがしっかり伝わってくる作
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

ダークナイトの前に観よう…という想いを胸に幾年月。やっとこさ観た。

資産家が都合よく科学技術をうんたらかんたらして、良い感じの装備品や車両を開発してバットマンができましたと。

なるほど。
アイアン
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

「あら、連作なのか…」
冒頭のタイトルに「Part one」と出て知った。へいへい邦題よ。

DUNEについて「昔ホドロフスキーが関係してたSFっぽいもの…」程度の知識見に行ったので、
連作であのカル
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

序破Q復習して
覚悟決めて観てきた

とりあえず映像表現としてぶっ飛んでいる

戦闘シーンだけじゃなくて
静かなシーンでも
ストーリーもデザインもカメラワークも
どこかでみたなにかじゃないものばかり
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.5

セイバーオルタとライダーの戦闘が圧巻
桜ルート完結まで見届けた。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

マチルダがレオンの部屋の呼び鈴を鳴らすショットの写真を見てたら、めちゃくちゃ観たくなったので観た。

前回観たのは中高生?のころだった気がするから下手したら20年ぶりくらいだろうか…
めちゃくちゃ久々
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

アニメーションクリップばっかみていたけど、
やっとこさちゃんと全部通して観た。

アニメーションの見どころ満載、お手本によく引用されている理由が分かった。
アクションも表情もすごくはっきりした表現が多
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.0

ガッツリCGでオリジナル劇場アニメ作れるのがすごい。うらやましい。
しかもちゃんとそれなりに面白いし見どころがたくさんある。

アニメーションや造形については思うところはちょいちょいあった(歩きやプロ
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

同時代の政治的な問題をこれほど直接扱った邦画作品を観る機会がないので、いま観ておいてよかった。

主演二人の役者さんの演技がすごい。
吉岡の慟哭のシーン、杉原の最後の絶望の表情とか。あと多田がめちゃく
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.0

なかなかリアルに厳しい状況から始まったのがよかった、観ててつらいけど。

もちろんフィクションだから最後はうまく行くみたいなつまらない観かたもできるかもしれないが、かつてプロマネ、ディレクションをかじ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

色のコントロールがすばらしい。

緑系統に統一された非常に美しい映像がベースとしてあって、ロシアのスパイたちや、終盤のシリアスなショットなどは色味を抑えた印象にきれいに対比されていて、非常に整理されて
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.0

CGのクオリティはえっげつない。

演技ももちろんすごいんだけど、動物の自然な仕草がもうこれ、ただの動物の動きにしか見えない。
アニメーターえげつない。


ただコミカルな場面とかの表情は、リアル造形
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

2.5

アニメーションは最高によかった。

アナとエルサの表情とか常にすごい可愛かったし、やっぱりディズニークオリティはすごかった。
雄大な自然の映像美も素晴らしい。


ストーリーはどうだろう。
なんかいま
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.0

アクションは単純にかっこいい。

トレーラーでも出てくる前半のカーチェイスとか、次元と五右衛門が助けにくるときのスピード感すごかった。

CGのルックも本当にきれいで、エフェクトとかに頼らなくてもちゃ
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

アニメーションもすごいし、物量、絵のリッチさに圧倒される。
キャラによってカートゥーン調、リアル調、レトロゲーム調…などアニメーションのテイスト変えてるのが相変わらず凄い、凄すぎる。
エンドクレジット
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ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

3.0

アネモネを主役にしたエウレカセブンの世界の新解釈。
スカブコーラルを「エウレカ」と呼んでいる。
アネモネの幼少期のシーンはキャラもCGで表現されている。
エンディングテーマが良い。

話はそれっぽい近
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

すごかった。

まずCGのクオリティいつまで上がるんかい…という。
リアルなのにデフォルメのキャラとちゃんとマッチする背景。
屋外のCGのクオリティがえぐい。アンティークショップもえぐい。

アニメー
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

7/19 1回目
朝一で観てきました。

映像も人物の心情の描きかたも本当に美しい映画だった。

あと、現実の東京もずっと長雨で、今朝も雨だったんだけど、映画館出たら晴れてたというのも何とも…世界はよ
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.5

2019/7/15(2回目)

三夜連続トイ・ストーリー。すごい良かった。

おもちゃたちと子どもとの別れをテーマにしたストーリー。

成長したアンディとの関係性。
ずっと一緒に遊べなかったというおも
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.0

めっちゃおもしろい。うん…やはりちゃんと観たの初めてっぽい。

CGのクオリティ爆上がりしてる。1と比べて物量もエグい。
アニメーションもガンガン動く上に、表情のクオリティが全然違う。
あと犬…
めち
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.5

4の前の復習、というつもりで観た。が、なんか全体的に記憶がない…通しで観たの初めてかも。多分TV放送とかを断片的に観ただけ。

トイ・ストーリーを観ずにCGの仕事してて済みませんでした。たぶん2もちゃ
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

2.5

さわやかな絵のテイストや音楽は良かったと思う。人物のキャラクター性もはっきりしていて、観る人に親切な印象だった。

全体的にやや期待外れだった。
以下気になったところ。

序盤たるくてテンポが悪い印象
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.0

飛び込むとき泳ぐときアニメーションの気持ちよさ。
様々な色彩を見せる夏の鮮やかさ。
海に潜りたくなった。

人物の表情が造型に縛られすぎず、場面によって豊かに変わるのも印象的。CGだと表現しきれない味
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BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

3.5

40分ほどの短めの作品。

細かな設定や人物のバックグラウンドまでは語られない。それ故に雰囲気や感触のようなもので見せる作品。

作品全体に重々しい雰囲気をもたらす暗い色使い。その暗さがあるからこその
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