そろそろ喋り出すんじゃないかというくらい、ずーっと自転車が中心の映画。80年代の日本映画を思い出した。
何かが降臨してる系の理屈じゃない魅力に圧倒されていると、裁判のシーンで3人の顔を素早く2回づつ切り替えて何が起こるか察してしまう場面とかのテクニックすごいし。
宇宙ものなせいかイーストウッド作品の中でも異様にフワフワしいて、ホークスをやけっぱちになぞったよう。これもしかして重要な映画なのでは。ぎゃくに。
吉本新喜劇みたいなストーリーに、洒落たインテリがベタベタと趣味と知識を貼り付けている。鼻につくが嫌いにもなれない。
よく分からない。バタバタして長かった。この人たちは食事したり寝たりしないのかな。
絶対何か起こりそうな場面で、カメラのすぐ近くを何かが横切ったり、小物や窓枠が映り込んだりする。そういう映画。
多分年内最後の映画。奇しくも去年の年末にダンケルクを見た気がする。クリストファーノーラン。気になるけど、全然好きではない。みんな良いお年を迎えればいい。
ゴダールの私生活は想像していた感じだった。ステイシーマーティンの尻が芸術的。
審査員席に足を上げて靴紐が緩いとアピールする映像覚えてるなー。
女性ばかりが暮らしている学校に男性が入ってきていろいろあるという筋なんだけど、最初のキノコとかの繋ぎも素晴らしいし、モテモテ野郎への羨望の眼差しがあっという間に変わる場面とか、静謐さと残酷さが同居して>>続きを読む
2人のカットでカメラがキュッと動いてモダン。糸を引く接吻。ストーリーをバラつかせるモダンさはおフランスの香り。
旅行先の候補に韓国もあったけど、寒さを懸念して外した。その選択は間違いなかったことを再確認。
後半のドリフのような銃弾の嵐が笑える。この頃からイーストウッドはリアリティなど求めていない。
心情的な部分と説明的な部分の撮り方に違いがあったようななかったような。ちょっと長かった。
ダライ・ラマがインドに亡命したのは、チベットを解放するという名目で中国が攻め込んで拷問や虐殺があったから。インドが中国と仲良くなるとどうなるんだろう。ないと思うけど。
学生時代、いつも革ジャンを着ている奴にフェリー二くらいは見ておいた方がいいよって言われた。そういう輩が作る映画だと思った。
背景や過程が不明ながら謎に忘れられない場面の数々を見せられて、当たり作なことをしみじみ実感。それにしてもこれなんなの?才能なの?
思ってたより全然面白いけど、もしかするとらドタバタしたテーマだったからなにかしら発揮しきれていない感じかしら。他のも見たい。
光州事件が題材ということで色めき立ったけど、いろんな点において期待していたほどではなかった。白湯スープを作った日。
ドキュメンタリー映画を作っているというアメリカ人カップルが、この映画が1番好きだと激賞していて、見てないけど面白くなさそうだと言ったら怒られたのだった。洋の東西を問わずそういう愚鈍な輩はいる。
終始思わせぶりな場面の連続で、それはまだ良い。で、特に何もない。ジリジリ寄るのとかどこで覚えたんだ。
見てなかったから一応見たけど、これまでベルトルッチの映画にピンときたことはなかったのだった。
9.11の敵討ちだ、オーとか言って、爆弾落として、やったゼとか言って、愛する家族に会えるゼ。みたいな高揚感の演出に気分が落ち込む。大義名分はどの戦争にもあるだろう。捏造されたものだとしても。
面白おかしく見た。なんか洒落た短いコントをたくさん見た感じ。アニメーション作業を想像すると気が遠くなる。
道の駅的な店で食事をしているところに殺し屋が追ってくる場面に痺れる。雨の路上でボスを撃つ場面もビリビリ。雨が降ると誰かが撃たれる。しかも土砂降りなので、帽子の鍔から水がジャージャー流れ落ちる。
二十歳の頃ならもう少し前のめりに見ることができたかもしれない。
期せずして組まされた刑事のバディ映画。南北問題が核で面白おかしくしちゃうんだから、以降ハリウッドではこれ系やってもかなわない。
うーむ。青春ものも若松孝二も好きだから感動した だけど。もっといろいろ映すべきものはあるんじゃないかと思う。あとアラタはモノマネしない方が良いのでは。
エドワードヤンにしては風景や役者を泳がせている印象。富士フイルムの看板越しの2人。恐らく後ろのトランクの上にカメラを置いてガラス越しに撮影される車内など。やっぱすごいか。
いやらしくない程度の活発なカメラも空間の使い方も洒落た終わり方も素敵。