中本さんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.6

仏教的地獄をクリアしていく突拍子もない映像がアベンジャーズとかにひけをとらない。技術的なことはよくわからないけど何がこんなに違うんだろう。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

洗濯物越しのカット。繰り返し映される隣町までの道。映画の素みたいなものが詰まっている気がして整う。

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.6

テロリズムの脅威を誇大化して、意図的に隠されたイラク戦争の嘘が、ブッシュをはじめとして、ラムズフェルドとかライスとか割と最近見たことのある人たちの口から出てくる。字幕監修の池上彰は、ただの物知りおじさ>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.6

カーテンと車と窓。こんなに窮屈そうな黒沢映画も珍しい。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.3

アンハサウェイはCGじゃないかな。この映画を面白くなさそうと言ったら、見てないくせにと非難されたことがある。見なくてもわかったのは、その人が激賞していたからである。

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.9

展開はたしかに難解ながら映像自体は抽象的な無茶ではなく、とても具体的な印象深い場面がたくさん。ほほう、なんでそうなるんだっけと思ってるうちに「サッドヴァケイション」と同じ終わり方をする。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.1

ハリーポッターみたいな画面は嫌でもなかったけれど、推理を進めていくあたりなんかもう少しトントンといってほしい。

夜顔(2006年製作の映画)

3.9

見終わって頭を抱える。公開時オリヴェイラは97歳。その歳で「昼顔」をこする野心は想像を越えているし、作品自体も、塩で食べるのが1番美味しいみたいな巨匠の成れの果て。素晴らしい。

KESARI ケサリ 21人の勇者たち(2019年製作の映画)

3.1

みんなにカレーを振舞うシク教。敵にも水を分ける。なぜか嫌ーなイギリス兵は無傷だった。

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

3.3

欧州の鼻に付くインテリジェンス。またそこから脱線してみせる振る舞い。ねっとり纏わりついて気分が良くない。

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.5

本命のストーリー進行を休日に見るのは良いことなんだろう。キーマカレーが当たり前に美味しくて不満なこともある。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

スアレスの麻薬カルテルをめぐるあれこれ。という題材の中では傑出。他のアクション映画と同じようなシーンとみせかけてしびれる。

The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅡ(2015年製作の映画)

3.6

この野暮ったさを見るにつけ、MI3の時はハリウッドの力が大きかったんだなと思った。長澤まさみも出てるのにあまり話題になってない。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

2.6

塩田明彦という名前には少しばかり思い出があったけどもう忘れそう。

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.8

画角がスタンダード。引いた固定カメラ。イデオロギーと一足飛びのファンタジー。

バルバラ ~セーヌの黒いバラ~(2017年製作の映画)

3.2

バルバラのことはよく知らなかったけれど、やろうとしていたことの難しさとその失敗を感じた。あとマチューアマルリックは阿部サダヲ。

The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ(2014年製作の映画)

3.5

ダンスシーンの雪が舞うファンタズム。良いよ良いよチャンツィイーよ。

アラジン(2019年製作の映画)

3.0

アクションをディズニーに繋いで素敵なんだけど誰に勧めれば良い映画なのか不明。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.1

ぶつぶつしながら見終えた。映画自体はいまいち。加えてヒッピーがどうとかもとくに必然性はないノスタルジーなのかしら。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

これから見たけど、キアヌリーブスのスタントダブルだったチャドスタエルスキーがアクションの新しい表現を作ったそうだ。アクションより撮影監督の方が気になる。なんだあの色。

帰って来たヨッパライ(1968年製作の映画)

3.5

韓国と日本、アメリカ。ナショナリズムの不確かさ、愚かさを、ラディカルで曖昧に露呈させる。脚本がそりゃそうだという面子。

ギャング・イン・ニューヨーク(2017年製作の映画)

2.7

DVDを借りたら見たことがあった。二度見るほどのものでもない。

翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

2.9

相米慎二デビュー作。特典映像が面白かった。アップを頑なに撮らなかったモグラ叩きのシーン。撮っても良かったのではと思うけど。

ソング・オブ・ラホール(2015年製作の映画)

3.4

ニューヨークでやや気圧されて音合わせが上手くいかない場面、手書きの楽譜。がんばれって思う。タブラの人はキュート。パキスタンに帰って家族に自慢するのも微笑ましい。

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.3

「麻雀放浪記」への敬意もありつつ自由なぶっ飛びはすがすがしい。和田誠は見たのかな。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.4

すごく集中して見た。辛い場面や視点の巧妙さ。音声の強弱も巧みな気がする。けどそこまで推せない。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

それ自体は否定しないけど、微妙な使い方だなぁと思う技法がいくつかあり乗れない感じ。最後の実際の映像の方が本編の何倍もすごい。

典座 -TENZO-(2019年製作の映画)

3.6

前作までと同様に、自分が自分を演じるサイズの合わない服を着るような違和感は、メッセージとともにしっかりと残る。自然でリアルなドキュメンタリーでは到達できない何かが残る。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.4

日本映画以外で、1番日本語が使われている映画だったような。脚本で引っ張る割には記憶に残りにくい。

バットマン(1989年製作の映画)

2.9

バットマン系は、ダークナイト以外面白くないと言っておけば映画通だと思われると、斜に構えた人が言っていた。とりあえずこれは面白くない。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

2.7

ゲームやってるみたいで楽しいけど、長い。おじさんのマーベルファンが多い理由はわかる。

阿修羅のごとく(2003年製作の映画)

3.7

ちょっと長いけど、これ森田芳光の代表作で良いのでは。原作と役者がうにいくらステーキ丼みたいな感じなので、胃もたれするかと思いきや、案外いける。