Nazさんの映画レビュー・感想・評価

Naz

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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.9

蜂の話いっぱいしてくれて昆虫リスペクト忘れてないの素晴らしい。
イサムさんについて言うことはない。野暮になる。
強い。素敵。以上。

幽霊の日記(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

次元が分かれてしまった2021年から5年。
ショウちゃんBはたった一人で頑張っていた。
あちこち行ってわかったことは人が多いほど孤独を強く感じること。誰からも気づかれることのないVlogは、ひとりぼっ
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飯沼一家に謝罪します(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

語られてはいない部分に潜む隠れた一枚絵のような奇妙さ。
映像の背景に映り込むもの、あの時の言葉の意味、散りばめられたパーツにちゃんと意味があり鑑賞を進めていくにつれて嫌な予感が確信めいたものになる。不
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デヴィッド・テナント&クシュ・ジャンボ『マクベス』(2024年製作の映画)

4.0

桶1杯の水で始まる冒頭の演出に、心を鷲掴みにされた。

マクベスは勇猛果敢な人物であり戦場での活躍凄まじく臣下たちがその様を朗々と讃える。
沢山の戦士たちの命を奪ったその両手、顔に浴びた返り血をこの桶
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アナザヘヴン(2000年製作の映画)

3.1

好きなセリフ:それはスパゲッティカルボナーラです。

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ニックがみんなの夢に出てくるなんて愉快!と出オチ感があったけど、テイストはビターでシニカルだった。

・話の主軸は、「何もしない人」。
かつて大学院で時を同じくしていた女性はポールと同じ研究で論文を挙
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ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

4.0

生存するための意思を持ちながらも父から娘へ、夫から妻へそれぞれの時代に受けた彼らからの圧に屈してしまう弱りきった心。
それでも最後の一握りの生存本能によって立ち上がるまでの物語が大変良い。
物理的精神
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第8日の夜(2021年製作の映画)

3.0

偉大な凶悪妖怪の話で始まり私的な話に収まった

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

フラナガン監督自身アル中であった過去から断酒会描写、葛藤の様子は登場人物を毎度人間らしく見せ、胸を打つしファンタジーホラーと監督らしい死生観が合わさってとても良かった。

Man takes a dr
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スマイル(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スタイリッシュジャンプスケア
回想すらバーンッとくるので笑う

後半以降ハンドル切って方向転換
着地が面白い
結局悪魔モノなのか?!
2が楽しみです

呪詛(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

昆虫、集合体、刃物、歯、髪の毛
いやぁなモノをきちんと配置
作り手の方は怖いものが好きなんだろうなという作品に愛情が感じられる

禁足地に行って祟られる自業自得さ、あまつさえ他者を巻き込んでくる粘着度
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

武器は『祈る、信じる、血筋』と見えない大きな力で、相手を制圧するしかないおで地味ではあるが、悪魔側にこそ見どころが用意されていて、カブいて、派手に自己アピールする様がどれも魅力的な死霊館ユニバース。>>続きを読む

映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コミカルで、スリリング。
ナレーションと曲の力でまろやかになっているけど、工場へと招かれていく描写からその後の展開がなかなかにホラー。
しろくまが持っているぬいぐるみが回想の中で少しずつ以前の姿に近づ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ジャンプスケアは無く、淡々と家族が禍々しい存在に少しずつ狩られていく様と魔女に繋がる描写全てが怪しく美しい。
・洗礼を受けていない乳児をすり潰し飛行
・裸婦
・ウサギとカラス
・一度だけ現れた美しい赤
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