からしさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

からし

からし

映画(683)
ドラマ(0)
アニメ(0)

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

第2時世界大戦中の東欧で少年が地獄巡るかのようにあらゆる災難が襲う映画
9個の章に分かれており、それぞれが短編のようになっていた
それぞれ印象に残ったシーンを覚書していく

初っ端から少年のフェレット
>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.7

無人島に漂流した男が絶望から死のうとしたところダニエルラドクリフ演じる死体が流れてきて、その死体が十徳ナイフのように様々な機能があり一緒に生還を目指すという映画

ダニエルラドクリフが死体役という特異
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.7

第二次世界大戦の沖縄戦で活躍したデズモンドという衛生兵の伝記映画
彼は宗教的理由で銃を持たず人を殺せない「良心的兵役拒否者」という存在であるにも関わらず、多くの人命を救ったことで名誉勲章を与えられたす
>>続きを読む

白い沈黙(2014年製作の映画)

3.0

少し目を離したすきに娘を誘拐された男が8年越しで娘を見つけ出すという映画

時系列がバラバラであるのは事前に分かっていたため思ったほど混乱はしなかったが、単純に物語が単調だから入れ替えただけではと感じ
>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.3

ヒッチハイクで乗ってきた男やチェーンソーぶっ放すレザーフェイス、不気味な部屋など序盤は独特の気味悪さがあってその後の展開に期待できた

中盤からはかなり雑な展開に…
主人公以外早く殺されすぎだし、主人
>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.2

暇な大学生が刺激欲しさに図書館強盗する話
監督がドキュメンタリー出身で実際の事件の犯人達(映画では主人公達)にインタビューしていくっていうのも特徴的

事件自体がしょうもなさすぎて良く2時間の映画を撮
>>続きを読む

疑惑(1982年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ある夫婦が乗った車が港から海に突っ込み妻・球磨子は助かり夫が死亡する事件が発生した。夫に保険金をかけていた球磨子は前科4犯あり、マスコミから稀代の悪女とバッシングを受ける。岩下志麻演じる弁護士が彼女の>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

難解難解と言われてある程度ハードル上がりきっての鑑賞ではあったが普通に楽しめはした
しかし、展開が早すぎ&説明が不十分で主人公達や敵の行動真意が分からないまま話が進んでいった印象(特にラストの銃撃戦の
>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.7

ジャックニコルソン版ジョーカーが見たくて鑑賞
ストーリー的にはダークナイトと似た感じではあったが逆に違いを楽しむことができてよかった

まずはゴッサムシティがダークナイトに比べカートゥーン的というかコ
>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

3.8

破傷風にかかった少女の闘病をホラーチックに描いた映画

トラウマ映画と言われるだけあってかなり陰鬱な雰囲気で女の子の演技力がすごい
親が子供の叫びに耐えられなくなり精神的に参ってしまうのも分かる
破傷
>>続きを読む

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

アメリカから引っ越してきた母と4人の子供たちにはとある秘密があった…というあらすじ
めちゃめちゃ微妙だった

中盤ぐらいまで話の展開が見えず退屈だったし、父親が連続殺人犯で脱獄して兄弟を殺しにくるって
>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.6

アメリカ国家vsメキシコ麻薬カルテルの映画
前作断片的にしか覚えてなかったけど問題なかった

なんか全体的に作戦が雑な気がする
国境移動中にメキシコ警官に裏切られるのも敵ボスの娘誘拐したときにある程度
>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

1.7

久々になかなかのクソ映画を見てしまった…

サディスト的性的倒錯をもつ主人公が10年の刑務所生活から出所し、再び犯行に走るまでの映画
一応、実話を基にしてるらしい

主人公がとにかくダサい
行動心理が
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

2.9

あまり好みではなかった

有名な物理学者でALSという難病を患うホーキング博士の伝記映画
なのだが、あまり学者としてのホーキングに焦点は当たっておらず前妻であるジェーンとの出会いから別れまでを描いた恋
>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと 特別編集版(2000年製作の映画)

3.7

まあまあ良かった
こんな青春を送りたいと思うけど日本じゃまず無理🇯🇵

15歳の少年がローリングストーン誌の記者となり、とあるバンドと一緒にツアーを回る甘酸っぱい青春映画

序盤は退屈だったが、気付い
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

使い古された設定である「透明人間」というテーマ
B級映画を想像していたが、思わぬ良作だった

一番良かったのは恐怖の演出
音楽で不安を煽り、直接的ではなくシーツを踏んできたり、なくなったはずの薬が見つ
>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ラースフォントリアー映画、相変わらずの悪趣味ぶり
ただ悪趣味の中でもどこか中途半端感が否めなかった
まああらすじ見て大体の想像ついてたのに見る自分もだけど

1970年代のアメリカでシリアルキラーが起
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

日本で言う110番のオペレーターが電話越しに事件に迫っていくワンシチュエーションスリラーもの

まあまあ評判の良かった本作
電話をメインにしたソリッドシチュエーションといえば「フォーンブース」がパッと
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.8

金曜ロードショーで
2はだいぶ前に見たので忘れているところも多々あり、序盤はやや戸惑ったけどテンポも良いし面白かった

機関車でデロリアンを押すシーンはだいぶ無茶あったけど、一番印象に残ってるかな
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

サクラメントの高校に通う少女の家族や友人関係、恋愛、進路などに揺れ動く様を描いた青春ドラマ

主人公がなかなかイタい
高校生にもなって自分を「レディバード」っていうあだ名で呼んでくれって親とか教師に言
>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

障害のある息子とその息子を溺愛する母が、息子の殺人の無実を暴くために奔走する話

なかなかの狂気に満ちた作品だった
母を演じるキム・へジャの度が行き過ぎた愛、息子の基本馬鹿だが時折見せる確信を突く発言
>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.4

三流航空会社のCAであるジャッキーブラウンは運び屋していたが、一攫千金を狙い武器商人を嵌める話

いろいろあるタランティーノ映画の中でもかなり地味に感じた

序盤のテンポがダラダラなのも無駄に思えるシ
>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

連続殺人鬼の精神世界に入り、軟禁状態の被害者の居場所の糸口を探すというあらすじ

普通に良かった!
当時としてはかなり時代を先取りしている内容に感じた

なんと言っても精神世界の映像とジェニファーロペ
>>続きを読む

八つ墓村(1977年製作の映画)

3.3

ミステリーというよりホラー映画

岡山の片田舎で起こる連続殺人、それはかつて戦国時代からこの村で続く祟りが関わっていた…というあらすじ

当時から賛否あったようだが、個人的には渥美清の金田一耕助役はど
>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.1

サンフランシスコの超高層ビルの落成式に大火災が発生
その火災に立ち向かう人々を描いた映画

高所恐怖症には辛い映画だった…
非常階段のくだりや配管の吹き抜け、展望エレベーターや、救命籠とロープを使った
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.6

母子家庭での親子喧嘩のお話

初のグザヴィエ・ドラン作品だったのだが、確かに19歳で主演と監督をやってこの映画を撮るというのは素直にすごいなーとか感心

喧嘩も妙にリアリティがあって正直言ってどっちも
>>続きを読む

パラサイト(1998年製作の映画)

3.6

アメリカのある高校で宇宙から寄生生物(パラサイト)がやってきて、教師が全員感染して襲いかかって来る
生徒たちが対抗して戦う学園SFホラー

よくあるB級ティーン向けホラーだと思っていたらそこそこおもし
>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.3

相手の脳内を念じて破壊することができる超能力者の戦いを描いたSFスリラー

この映画の見どころは序盤の頭部破壊シーンとラストの兄弟対決
頭部破壊シーンだけ今まで見たことあったが何回見ても衝撃的

兄弟
>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

怪獣vsロボット
好きな人が見たらたまらないだろうが自分はそこまで響かなかった

あんまり詳しい訳ではないが2人1組でロボットに乗り込むという設定はあんまりない気がする

好きなキャラはロンパールマン
>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

不倫相手の物心つく前の赤ちゃんを誘拐し、自分の子供として4年間逃亡する話

永作博美演じる希和子は相当卑劣な犯罪者だし、誘拐された子供と両親から大事な時間を奪い、その後の人生にも大きな悪影響を与えたの
>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.1

いい映画だったー

4年間失踪していた男トラヴィスが妻と息子の再会と別れを描いたストーリー

トラヴィスはどうしようもないやつだと思うけど、全てを捨てて逃げ出したくなる気持ちも分からんでもない
また、
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.8

長くて敬遠してたけどやっと見た
確かに180分という時間を感じさせないテンポのいい映画だった

ディカプリオ演じるジョーダンのアメリカンドリームから破滅までを描いた映画
こんだけぶっ飛んた世界が実話な
>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.7

同じような内容のものはあれど他の映画とはかなり一線を画す映画だった

前半は殺人犯であるカップルの逃避行がメインで話が進んでいき、後半は捕まった2人が脱獄を試みるというストーリー

ニュースやコメディ
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.8

イーストウッドが90歳にして麻薬の運び屋になる話

タイトルやポスターから重い話かと思ったけどそんな事はなかったです
どちらかというと「グラントリノ」に近い印象のストーリーだった
相変わらずイーストウ
>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

2.5

クセが強すぎる…!!

ギリシャの郊外に住む裕福な家族だが父親以外は外の情報を遮断し家から一歩も出てはいけないというルールがあった
その家に長男の精的欲求を回収するために外から人が入ってくるっていう内
>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

2.6

アトランティスの女王と人間とのハーフがアトランティスの地上征服を阻止し王になるまでを描いた作品

個人的にはかなり微妙でした

どこかで観たことあるような展開がずっと続くし(スターウォーズやブラックパ
>>続きを読む