のどかさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

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家族で観て楽しめて、感動できる良作。主人公を素直に応援できて、その周りの人たちも好きになれる真っ直ぐな映画。

彼女の格闘技にかける頑張りとお兄さんの人生とがクロスする物語が良かった。

WWEのトラ
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

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難病ものというカテゴリーに抗うようなユーモアのある作品。こういう作品でFワードを連発する作品にハズレなし。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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「犯罪」が起きるにあたって、当事者の責任が問われるし、最近は自己責任という言葉も流行しているように思われるけれど、この映画は更に広い視野を与えてくれた。

「小さな声」を優しい目線の脚本や、繊細な演技
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

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ゾンビより家に立て篭もった人間たちのギスギスが怖いし、ハラハラする。むしろゾンビ出てきてくれという気分(笑)

ゾンビを生んだ作品であるのはもちろんのこと、撮り方や光の入れ方、ラストの社会性が素晴らし
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エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

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予算や技術がない中で、わくわくと愛をこめて作られた、とても可愛らしいSF。

イーサン・ホークとリヴァー・フェニックスのデビュー作!!!!!

邪気のない作品だからこそ、映画のテンプレが素直に多用され
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

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好きすぎて何回も観ている作品。男子のソロで選手資格剥奪となった二人のフィギュアスケーターが、世界初の男子同士で、ペア競技の金メダルを目指す話。

基本馬鹿馬鹿しいのだけれど、誰に何と言われようと、そこ
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ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

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人間ドラマ×サスペンス×家族×青春×再起

家族の絆に心温まり、突然の展開に胸が締め付けられ、急展開のサスペンスにハラハラして、最後は人間ドラマに感動してこみあげる、感情のジェットコースター。

ジャ
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

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アカデミー賞作品賞?ベトナム戦争のPTSDを負った元兵士を演じたデルロイ・リンドーは助演男優賞?とNetflix作品ながら、疑いなく思えるぐらい良い作品。

ある立場から見た歴史を鮮烈に描きながら、そ
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

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ブラック企業で主人公は追い込まれていくのだけれど、被害者でもある黒木華さん、完璧な悪人の吉田鋼太郎さん、様々な面から企業や人を描いているのが良かったな。黒木さんの演技が良い。

「今から仕事やめてくる
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ラブバード(2020年製作の映画)

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元々劇場公開予定だったけれど、コロナ禍でNetflix独占に。

殺人事件に巻き込まれたカップルが、事件の真相を突き止めるために奔走。この世の中には無駄なものが多いと嘆く偏屈な彼氏の方が、あるものに助
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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名優の共演。
人種、地位、お金、全てが対照的な二人が、旅をして、一人は一番大切な心の豊かさを、もう一人は真の意味での自立を手に入れた。
歳をとっても、死ぬ間際でも、ゼロに戻ることができるというのは、と
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

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大人ド下ネタ版『ビフォア・サンセット』。男女が会話していく中で惹かれあい、体を重ねて、日常に戻っていくっていう流れは全く同じなのにこうも違う作品になるのか‥

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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車椅子の友人が下の階に置き去りにされて、上の階から笑い声が聞こえてくるシーンが、個人的には一番ホラーだった。

車椅子の人を差別的に描けるということは、逆にその差別が見えていて、何かしらの問題意識があ
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

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本作の真の主演は、レイチェル・マクアダムス!コメディでありながら、女の子を前に出す感じが、下ネタ言って男だけで笑い合ってるクソコメとは一線を画していて素晴らしい!

レイチェルの可愛らしさと歌声が良い
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

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決まらないことの素晴らしさ。
進路も、性志向も、自分らしさも。
決まらない中葛藤している同年代にも、固定化されていく中、焦ったり、つまらなくなってきたり、居心地が悪かったりする大人たちにも。

アジア
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シャフト(2019年製作の映画)

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前作を振り返り、時系列を現在まで飛ばすオープニングがとにかくかっこ良すぎる‥ipodやYouTubeの映像と絡めていて、センス感じた。

後は通常営業のサミュエル・L・ジャクソンで、まあそれを見てるだ
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

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最初からこんなにやって大丈夫?というアクション連発。流石Netflix!

と言いつつも、「お金」をめぐる心理描写が面白さでもありました。お金をいくら盗むか、どのように持ち帰るか、どのように分けるか‥
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サーカス・オブ・ブックス(2019年製作の映画)

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ゲイポルノ専門店を営んだごく普通の夫婦の人生から、検閲や、家族としての在り方を見る、ユニークな視点のドキュメンタリー映画。

どんな人の性に関しても、それはあくまで日常の中にあり、特別なことではなく、
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

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特殊な共同体を、言語が通じなかったり、野蛮だったり、そういった存在として描くのではなく、あくまで文化の「差異」として描いているのが良かったし、不気味さになっていた。巧みに無意識のうちにある、差別意識を>>続きを読む

シエラ・バージェスはルーザー(2018年製作の映画)

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いじめっ子の女の子がナンパされて、ふざけていじめられっ子の女の子の電話番号を渡したら、ナンパ相手といじめられっ子の気があって‥という話。

いじめっ子といじめられっ子が仲良くなる展開が、新鮮で面白かっ
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ぼくたちの奉仕活動(2008年製作の映画)

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『キック・アス』でお馴染み、クリストファー・ミンツ=プラッセが相変わらずのボケた役で◎

ポール・ラッドや、エリザベス・バンクスなど、アメリカのコメディのいつものメンツが出てて、『ゲームオブスローンズ
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

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デニーロ?デニーロ!
「ベイウォッチ』よりはっちゃけたザック『ゾンビランド:ダブルタップ』のゾーイ・ドゥイッチ
コメディの名脇役オーブリー・プラザ
好きな役者のはっちゃけた姿をみられて、面白かった。
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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クズなのに、何故か滅茶苦茶かっこよく見えてしまう。それは作り手がこのペテンな宝石商のハワードを、本気でバスケットボール選手と同じぐらいかっこいいと思っているからなのだろうな。

掴み所のない人物たちの
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

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アクションと人間ドラマを一緒に描けているのって凄いなあ。

何事も全力で取り組むしかない。
事故よりも、何もできない人間になりたくない。

レースに命をかける過程を観ると、心に響く言葉。

ヤンチャな
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スパイク・ガールズ(2019年製作の映画)

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欲張ることなく、77分間で疾走して楽しませてくれる、ある意味素晴らしい作品。お金をかけずに上手くつくり、意外性のある展開なので、違うかもだけど『カメ止め』的面白さもある。

血と叫び声と変態と生首とバ
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

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尊敬する映画好きの方の一番好きな作品。ドキュメンタリー出身の是枝監督らしく、現実と物語、現実世界と死者の世界が溶け合い、時代感もあいまいな不思議な映画だった。優しいようで、とても残酷な話でもあると思う>>続きを読む

閃光少女(2017年製作の映画)

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少女漫画をそのまま映画にしたみたいな作品!でも、設定が新鮮でとても楽しかった。

音楽学校で伝統音楽を学ぶ冴えない女の子が、変わり者のオタクたちを楽団に勧誘し、西洋音楽チームに一泡吹かせる。伝統音楽が
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アンジェラ(2005年製作の映画)

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結局、女優を良く撮れていることが一番大事という映画論を読んだ。リュック・ベッソンはその点を心得ている。

娼婦の天使という意味で、凄く男に都合の良い設定で、そこは気になったけれど、つべこべ言う気も失せ
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ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

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凄く骨のある青春映画なので、ジャンルファンじゃない方にも観てほしい‥。若者の自殺や、人間の死をショーにしてしまうマスコミ等、社会への怒りを創作にぶつけていて、凄く良い映画だと思う。

青春映画というジ
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キングダム(2019年製作の映画)

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観たかった!金ローありがとう!
吉沢亮さんと長澤まさみさんの、日本アカデミー賞受賞納得です。大沢たかおさんの、うふんって感じも好き(笑)役者の魅力が出て、キャラが立っているので、漫画原作の映画として、
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

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大人の都合が、一切はさまらないラブストーリーだった。そういう意味では、人形に恋をしたり、モノに恋をしたりする話の子供の頃読んでいた絵本に似ている。

「年齢を超えた精神的な愛」ですよという綺麗事ではな
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ロイヤルコーギー レックスの大冒険(2019年製作の映画)

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滅茶苦茶面白かった。子供向けでは収まらない毒っけ。

トランプとメラニアがコーギーを連れて、女王と会食?セルフィー取りまくり。キャラも生き生きしていて、可愛かった。

スペンサー・コンフィデンシャル(2020年製作の映画)

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マーク・ウォルバーグの顔芸。事件に首を突っ込んでいく時の顔が好き(笑)

相棒のウィンストン・ドュークの巨大を活かした圧とマイペースさがとても良い。

濃いキャラ二人の掛け合いや長尺のアクションを楽し
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