おさしみのたんぽぽさんの映画レビュー・感想・評価

おさしみのたんぽぽ

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

長年好きなシリーズなので点数はムリです
「エヴァの呪縛」という枷によって14歳の姿のまま取り残されたシンジ、そしてある種の当時からの観客達
繰り広げられる戦いは最早インフレしていてシリーズの破綻を匂
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

先行上映にて鑑賞。
列車内という密室、そして人間ドラマを主軸に据えた前作と打って変わり今作はアクション全開。劇中で描かれた半島の惨劇はさながら韓国版マッドマックス×ゾンビ映画。
一方でドラマ性を失うこ
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.8

原作読了、2回視聴
原作とは大きく異なる展開を持つ本作だが、ストーリーの改変や提示しているテーマは非常によく、全体的に明るいテイストで物語は進む。
最近話題のEvan Callさんの劇判やボンズの優れ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズ、外伝、共に視聴済み。2回鑑賞
語るまでもなく作画並びに撮影の技術は卓越しており、テレビシリーズや他の京都アニメーション作品から受け継いだ演出が光っていた。テレビシリーズから受け継いだ火
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

オープニングのワーナーのロゴから最後まで、一瞬も気を抜けないほどにちりばめられた要素や難解な展開、そして豪快すぎるアクション、期待通りの映画を見ることが出来た。
今回、音楽はハンスジマーからルドウィグ
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初恋(2020年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「無限の住人」以来2回目の三池作品
染谷将太の見事な小物感やクズっぷり、ベッキーの暴れさせ方、塩見三省の杖と足の装具など俳優陣の演技と見せ方の合致具合が素晴らしかった。
内野聖陽にロングコートと日本刀
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.2

ザッカリーの子供っぽさ全開の演技やマークストロングとの対比は良かったにも関わらず、映像やアクションの迫力の無さやストーリー自体も予想以上に普通で興醒めしてしまった。
やはりDCはシリアスで行くしかない
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

4.0

頭スカスカにして見る系
ちゃんと積み上げて来たシリアスを破壊する感じが深夜アニメまんまでよき

アップグレード(2018年製作の映画)

3.2

人工知能の助けを得た男による復讐アクションムービーだと思って見に行ったものの、復讐に至るまでの過程が予想以上に退屈だったことに加え、機械的な動きをするアクションは目新しいものの、既製品との明確な違いを>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

総じて雑。
ジーンやマグニートーの描き方やアクションは一定のクオリティを保っているが、敵のエイリアンとの絡みの雑さや、音楽や映像の物足りなさ、(もやみたいな映像はまだしもエイリアンのCGがなんか…)ヒ
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センコロール コネクト(2019年製作の映画)

3.6

ほとんど個人制作でこれほどの作品を作り上げた事に素直に感服。
おそらく1作目だけでは少し分かりづらかったであろう話の内容は2作目と合わせる事でかなり理解しやすくなっている
戦闘シーンや「タコ」達の造形
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.4

監督のセンスが光るグロテスクな映像はまるで写真のようでとても美しく、藤原竜也のキャラクターが薄く見える程に個性の強いキャラクターが目白押しで見ていて楽しいし飽きない。
主人公を含め、登場人物達のビジュ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.6

「君の名は」から僅か3年でこれまでの作品を完成させた新海誠監督に感謝
映画全体の展開とRADWIMPS制作の音楽が絶妙にマッチしてかなりテンポのよい進みになって見やすい。
声を当てている方の違和感も少
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

子供の持つ家庭の大変さや、くんちゃんの年の近い妹に対する葛藤や嫉妬を、幼児の想像力を体現したような美しいアニメーションで表現し、老若男女問わず見やすい作品に仕上がっていたと思う。
また、くんちゃんを取
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.2

ヒーロー映画の中に様々な要素がバランスよく取り入れられていた。
自分の記憶を探すというシリアスになりがちなストーリー、そして予想外の展開という形をとりながらも、全編に置いて笑えるところが多かった。友情
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.6

正直に言えば敵であるブロリーにバックグラウンドを付与した点以外はストーリーや展開は基本的によくあるものだが、難しいストーリーを付与することよりも視覚的に理解しやすい戦闘描写に力を注いでいるように感じた>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.7

海底の映像、サメの恐ろしさ、ジェイソンステイサムの活躍等、楽しめる要素はたくさんあるはずなのに楽しめなかった一作。
全編において緊張を欠くような描写が多く、映画の最期に流れた曲は雰囲気を壊しているよう
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

4.2

登場人物たちが置かれる状況や悲劇の中で少しずつ変わっていく人間像を声優一人一人が見事に演じていて、ストーリーと見事に融合している。
迫力がありつつも繊細な映像に加え、PG12というレイティングからも分
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