Diner ダイナーのおさしみのたんぽぽのレビュー・感想・評価

監督のセンスが光るグロテスクな映像はまるで写真のようでとても美しく、藤原竜也のキャラクターが薄く見える程に個性の強いキャラクターが目白押しで見ていて楽しいし飽きない。
主人公を含め、登場人物達のビジュアルはどれも惚れ惚れする出来栄えだった。
主人公の悲観的な回想を演劇じみた映像で語る事でより一層の共感が得られている。
ただ、所々で出てくるテロップやストーリーに安っぽさを感じてしまう。
物語の舞台を密室にする必要性もどこまであるのか少し疑問に思う