木部がヤバい奴すぎてあまり乗れなかった。
ただ、渋い寺尾聰や存在感が凄い田中泯を見られた意味では贅沢だったし全体的には満足。
いつものウェス調にアホほど豪華なキャスト陣。
何が何だか分からなくても観れちゃうんだよな〜
みんな大好きタランティーノ。
「Hi,Sally!」のくだり良かったなあ。
あとジェイミー・フォックスのスパイク・リーのモノマネ結構似てて笑ってしまった。
ハラハラドキドキ。
さすがにキャストの老いを感じざるを得なかったが、それほど続いてるということの証左なので凄い。
そこまでMCU熱が高くない私でも、興奮せざるを得ない作品だった。主要キャラ一人一人がいい塩梅に粒立っていて愛おしく思えてくる。これ程清々しい気持ちで劇場を後にしたのは久しぶり。
求められるハードルは>>続きを読む
トム・ハンクスのワンマンショー。
冒頭の不時着シーンがかなり臨場感があり、海洋恐怖症の自分にとってはトラウマレベル。
居酒屋での森田さんと光石さんの掛け合いが今作のハイライト。
さらばファン、ガレージ民なら観て損なし。
上映後のみなみかわさんと谷山監督のトークショーも楽しめました。
いまいち盛り上がりに欠けた感は否めない。
だけどもナタリー・ポートマンを見れただけで良し。
やっぱり村上虹郎に惹かれるなぁ。
良いとこで終わったので続きが楽しみ。
ボウイの内面が表出したようなサイケデリックな映像と彼の楽曲が視覚と聴覚をこれでもかと刺激する。
一般的なドキュメンタリーとは一味違う挑戦的な一本。
この作品は徹底的に”撮ること”について描かれており、考えさせられる。
映画は現実を描きもするが、嘘も描く。サミーはその性質に魅力され、あるいは翻弄される。
撮ることを選択したラストシーンには頬が緩>>続きを読む
酒池肉林であっても豪華絢爛ではない。
泥臭く、血腥い。
映画への過度な熱量が画面から噴出する。
ストーリー的にも、画的にも強烈な作品。大変面白かった。
最初から最後まで目が離せない。
主演のチェ・ミンシクの鬼気迫る演技は圧巻。
Filmarks試写会にて
かなり期待していたが、この作品のノリ/テンポ感についていくことができず、退屈してしまったのが本音。上映時間もそれほど長くはないが、冗長だと感じてしまった。
ただ、映像の>>続きを読む
生々しい。
日本軍の捕虜への扱いもさることながら、価値観の相違、そして湧き上がる同性への愛が、決して役者が本業ではない者たちの演技により生々しく描かれている。
印象的なシーンと主題歌を鑑賞後反芻し>>続きを読む
血だらけのメリークリスマスだ!
クスッと笑えるギャグと、クリスマスソングをバックに繰り広げられる痛快アクションが心地良い。
デヴィッド・ハーバーはどこでも不死身!
やっぱり映画はこれくらいの長さで良いし、伏線なんて回収しなくても良い。
穏やかな尾道で起きる、穏やかなお話。
夕暮れ時の海辺でのシーンはとても美しかった。
とんでもない画の連続を、何も考えずただただ見届ける。
おそらくこれは、観る麻薬だ!
これがホドロフスキーか!
卑怯な手を使って4人のガンマンを倒していくのがシュールで面白いが、ショットやカット割が特殊なので絶妙に分かりにくい。
最初から最後まで全く訳がわからない。
しかし本作はリンチのやりたいようにやっただけの話で、こちらが理解できるかできないかはさして問題とならない。
まさに悪夢。
良い塩梅に話が転んでいくので、最後まで非常に興味深く観ることができた。
後半の麦は、へたなホラーより不気味で奇妙だった。
夢なのか現実なのか等々、非常に示唆に富む良作。それだけに、出演者のスキャンダ>>続きを読む
お嬢様育ちで自分勝手な木暮実千代に対して、流石に懐が深すぎる庶民派の佐分利信!
お茶漬けを通しての和解は本作のハイライト。しかしどうしても根っからセレブな木暮があれだけで改心したとは思えない、、、。>>続きを読む
冒頭の東宝、そして関西が舞台と小津にとっては珍しいもの続きで。
しかし東京暮色の真冬の死を観た後だったからか、こうしたいつもの真夏の死は幾分清々しく感じる。蝉の鳴き声、風鈴の音、開放的な部屋。
何かと>>続きを読む
全編通して暗いシーンだからか、その対比として、珍々軒の亭主が店の名前を伝え忘れたといって看護婦に「ちんちんけん。ちんちんけんだよ。」と言うシーンがなんだか可笑しかった。
小賢しくて、容姿も優れているとは言えない男がなぜこうモテるのか?という疑問が常に付き纏う。インテリぶっているくせに、恋愛に関しては17歳の少女のほうが随分大人びていて、流石に釣り合わないと思ってしまっ>>続きを読む