Primrosehillさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Primrosehill

Primrosehill

映画(427)
ドラマ(0)
アニメ(0)

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

終始パソコンの画面を通してのストーリー展開は斬新であったが、閉塞感や虚無感があり、距離を感じた。
パソコンで打つ文章や訂正から心情を表しているので一瞬たりとも見逃せず、ストーリーの緊迫感がより高まった
>>続きを読む

眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

3.6

コロナ前に行ったフィレンツェの景色がとても懐かしかった。
どの場面を切り取ってもまるで絵画のような美しさ。
大好きな世界観に俳優陣が超豪華!
有名俳優達の若い頃が見れるのも楽しい。
話の起伏加減がこの
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

世の中には理不尽なことは沢山ある。
そのような時でもまずは状況に順応してみたり、自分にできる最善のことをしてみたり。更には己の知恵で見事に逆境をはね除ける。
一見クールなアンディーの素晴らしい人間力!
>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

梅雨時に雨のシーンを見ようと思い選んだら、邦題とは違って雨のシーンは皆無だった!想像とは内容がかなり違っていたし、どんどんエスカレートする破壊シーン、ピカピカの美しい家の破壊は見てられないほど辛かった>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

もう何度見たことだろうか。話の進み方も結末も頭に入っているため、筋よりも微妙な表情の変化や好きなシーンの数々を再発見。若いキラキラ恋愛と、現実的な老後のせつないが深い愛の両方が詰まっている。レイチェル>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

カーアクションのスピード感とハイテンションな音楽!日常では無口で心優しく穏やかなキャラとのギャップがまたよい。
テンポよくストーリーが展開し、可愛い彼女との恋愛も絡んできて、楽しめる要素満載。
リリー
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

しみじみと心温まるヒューマンドラマ。
支えなければならない家族のため、自分のことは二の次に田舎町で堅実に日々を過ごすギルバート。感情を抑え気味ながらの美しい目での演技に引き込まれる。
家族愛も感じられ
>>続きを読む

グッバイ・クリストファー・ロビン(2017年製作の映画)

3.6

くまのプーさんの誕生秘話。
楽しい幸せな話しを期待して見たが、有名になり過ぎた少年の苦悩が主に描かれている。
息子に無関心な両親には苛々させられたが、ナニーの存在のおかげでビリーだけでなくこちらまで心
>>続きを読む

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.6

ジェームズ フランコ、イケメン俳優だけではなくて監督もする人なのね、でも2人のどちら?とオープニングからしばらく気になっていたけど兄弟だとは!似てるわけ!
「ルーム」という映画を知らなかったのでこんな
>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.7

このご時世に見るにはピッタリで、内容がスッと入ってきた。 
9年前の映画なのに対処法などが今されていることとほぼ同じことなのにも驚き。
被害者側や研究者、政府側の事情も分かり、報道側や時流にのって儲け
>>続きを読む

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.4

軽いラブコメを見るつもりだったが、序盤とは違ってどんどん深いテーマをもった恋愛ものに。ジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイの表情を含め、関係性が変わっていくところ、見どころでもありよいのだけど、見>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.6

二度目の鑑賞。パリの風景に鮮やかな色彩、アメリの可愛らしさまで全てが童話のような独特な世界観。普通に生活しているフランス人たちの日常がオシャレに見える。インテリアや言い回しやユーモアまで、フランスのエ>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

現代アートや格差、人種差別までを含めて皮肉を込めたブラックコメディー。
少し長く感じ、最初はなかなか入り込みにくく、2.3回に分けて視聴。
思いやりの聖域というのも偽善たっぷり。人間の欲や傲慢さ、裏表
>>続きを読む

ハートストーン(2016年製作の映画)

3.6

思春期の危うい痛々しさがツンと突き刺さる。美しい大自然に反して小さく狭い人間関係。思春期の悩みに加え、家族関係にも友達関係に悩み苦しそうな子ども達。
お手本になるような大人がいたら少しは違っていたのだ
>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.7

官能的で美しく謎に満ちた典型的なフランス映画。ラストにハッとする仕掛けがあるので混乱するため、終わったあともあれこれ考えさせられる。頭で考えるより感覚で見たほうがいいのかも。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

最初からオープニングのカッコ良さに惹きつけられた。
汚い映像や暴力シーンはあまり得意ではないが、生きている実感というテーマには欠かせないものなので仕方ない。
イカれたブラピのカリスマ性!カッコよいこと
>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.3

暗くて重くて辛い160分。
辛い現実だからこそ、死後天国に行くために、より神にすがるのだろう。
信者を救うためと信仰心を押し殺して生きていくこと、葛藤しながらの後生だったであろう。
残酷なシーンが多い
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.8

たった一人で謎に包まれた辺境の地で常に監視カメラに見張られながら過ごす一週間。無事に帰れるのか終始ドキドキ。
AIが可愛いく賢く、すぐに人間が追い抜かれそうで恐ろしい世の中がそこまできてる感じだ。
>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

オープニングが強烈すぎて覚悟して本編に臨んだ!ストーリーは小説の内容と現実と過去を行ったりきたり。
赤がアクセントのお洒落な映像だが全体的に冷たさが感じられる。
「弱さ」が全体を通してキーワードになっ
>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.7

ドイツが置いていった地雷をドイツの少年兵に撤去させるという戦争映画としては初めて見る視点での映画だった。
いつ爆発するかわからない地雷の撤去には見ているこちらも終始緊張。
少年にして生きて帰れるかもわ
>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

3.6

初イラン映画。服装など女性への制限が厳しいという偏見をもって視聴したが、その程度の予備知識はもって見たほうが理解できそう。
女性が被害者であるのに声を上げて言えないところ。その点がテーマの映画ではない
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.3

よかった〜!いいもの見た!80年代音楽好きには最高〜!
トップ オブ ザ ポップスに、デュランデュラン、デペッシュモードに、アーハ、スパンダウバレー、キュア、ホール&オーツにジャムまで!
音楽だけでも
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.9

深く感動したわけではないが、いろいろ考えさせられる映画だった。
人それぞれ生き方は選べるし個性あることは素晴らしいこと。
「普通」ではありえない体験で6人の子どもに全力で真摯に向き合って教育していくこ
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

近未来。現実に仮想現実が入り込みすぎていて、エンターテイメントとして楽しい反面ちょっと引いて見てしまったのは世代のせいか?
80年代のヒットソングや往年の映画やキャラクターが出てきて、幅広い層からの支
>>続きを読む

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.4

強烈な内容だが2時間で6話のオムニバスはほどよいかも。
世にも奇妙な物語と似てると言われているようだが、こちらはどの話もあり得なくもない。
レッカーされる話が一番共感できた。
構えずに見るにはちょうど
>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.1

設定が突飛すぎて理解が追いつかなかった。
解説を読んでなるほど、ギリシャ神話かと納得。
恋愛を無理強いさせられたかと思うと、恋愛禁止、お一人様推奨グループあり。
誰もが本心を隠したような表面的な硬い表
>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.6

非常に現実的な話しだと思う。二人の気持ちの温度差。
シンディもディーンのことを愛していたいと思うのに感情をコントロールすることはできない。
シンディは随分頑張っていたと思う。
過去映像の二人の関係、眼
>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.4

全体的に静かな中、音楽やバイオレンスが際立つ。
主人公の過去のトラウマと現在が交錯するが、セリフや解説がないため視聴者側で内容を理解しなくてはならない難解な部類の映画。
かなり残忍なシーンも監視カメラ
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.3

日常としては少しずつ事件が起きていて平凡すぎるわけではないのだけど、映画としては何も特別なことは起こらない。
最悪なことだとか、最高のこととか、これから起こることを予想しながら見過ぎてしまい、素直に楽
>>続きを読む

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

3.9

随分前に原作を読んでいたが内容はすっかり忘れていたのでドキドキ楽しめた。
若くて可愛いセシールの魅力満載。ファッションも可愛いと思ったらジヴァンシーでした。毎日がパーティーのセレブフランス人のバカンス
>>続きを読む

心の旅路(1942年製作の映画)

4.0

一途な愛に感動。外見も内面も美しく、仕事もできるポーラが完璧すぎる。
ここまで素晴らしい上に忍耐強い女性は今の時代にはいないかも。
心が洗われて綺麗な気持ちになれる映画。

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.4

題名や写真ほどのワクワク感はなく、画面が暗すぎて見え辛い部分が多かったり、少々退屈なところもあった。
しかしながら、モノクロとカラー、音声の有無で時代の違いをわかりやすくしたり工夫がみられた。
ハンデ
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

なかなか重い内容だった。煮え切れない気分。今から40年ほど前の話しでこれほどLGBTへの偏見があったとは!近年の理解は目覚ましい。
社会の理不尽さにモヤモヤ感が残り、あと味はあまりよくない。少年のハッ
>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.8

終始緊迫感に溢れ、見終わったあとはなかなかの疲労感。なるほど、これがスパルタという言葉の語源。スパルタ人に生まれてこなくてよかった!
守るべきもののために、己の誇りを賭けて死をも恐れず戦う姿には毎度ど
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.8

全体的にノスタルジックで褐色の映画である。しみじみとじわじわ温かさが伝わってくる。映画愛に溢れている。映画好きなら必見ではあるが、正直そこまで良さがわからなかった。
もう一度見たらもっと感動するのだろ
>>続きを読む

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.4

ん〜、あまりはまらなかった。男女の友達の割には、お互い以外との関係や生活に充実感がない。男性の方に魅力を感じなかったので、エマの気持ちに寄り添えなかった。エマは、あの相手に固執しなければもっといい人生>>続きを読む