レビュ彦さんの映画レビュー・感想・評価

レビュ彦

レビュ彦

Wicked Little Letters(原題)(2023年製作の映画)

4.5

『ロスト・ドーター』コンビで観たくて気になってたらいつの間にか配信されてた。

コメディかと思ったら、かなり人間の奥の感情を揺さぶる恐ろしいストーリー。男尊女卑の時代背景もありつつ。
女性のエンパワを
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ホアキンの表情や些細な動きのすべてが完璧でマジでもう一度主演男優賞獲って然るべき。

己の外にある自信、引き返す勇気、アンチアンチヒーロー、弱者の葛藤、音楽、教祖を失った宗教の行方、マレー・フランクリ
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.6

ファン・ジョンミンを覚えてから観るファン・ジョンミンがもう全部良い。個性的なキャラ俳優でありつつも、映画の中の人物に違和感なく入り込めるこの憑依力。大好きマシュー・マコノヒーのような感覚。


「心の
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

最初の大統領寄りのショットからアレックス・ガーランド特有のVFX味のある異様に美しいフレアで期待値グン上がりしたままノンストップで現像。彼の作品は観ていて本当に不思議で楽しい。


事実を映して警鐘を
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.4

手放しで笑えない、ニヤッと上がる己の口角を疑いながら観る体験。

当本人は超本気なんだ、側から見る俺の憐れみなんぞ知る由もなく。Kind of Kindnessっていうタイトルがかなり好き。

だいぶ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.8

何故今まで観なかったんだろう。


ニンゲンの醜いところと美しいところっていうのは同じなんだね。

この世で唯一、暴力だけは美しい側面がないね。

アシュラ(2016年製作の映画)

4.7

『ソウルの春』の監督と主演2人が出ているということで観た。
ファン・ジョンミンの相変わらずのキャラももちろんだが、チョン・ウソンが凄すぎる。俳優ってすごい。イ将軍からこんな姿は想像つかない。


物語
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

強い。

ファン・ジョンミンってすごい。バケモノだ。

やり取りのリアルタイム感もそうだが、マジで作戦が強行突破すぎて思わず前のめりになっちゃう。でもこれが本当に成功したら革命なんだなと焦る。

終わ
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風が吹くまま(1999年製作の映画)

4.5

毎回主人公に選ぶ俳優が大正解なのが凄い。キャスティングの神様おる。


目の前で起こった死の予感と、望み待ち焦がれていた死が同じものだと理解するまでにかかった時間、往復の旅。
2001年宇宙の骨。

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

赤と黄が映えまくり。
最初のスタッフクレジットで笑顔止まらない。『レッド・ロケット』でも使われてて記憶に新しい*NSYNCの『Bye Bye Bye』。

ヒュー・ジャックマンがかなり良い。

最後の
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墓泥棒と失われた女神(2023年製作の映画)

4.6

この映画に対する丁寧なレビューを読んで、まだ未見のイタリア監督作品に思いを馳せる。フェリーニ、アントニオーニ、パゾリーニ。早く観なきゃ。

あとかなりアピチャッポン。このマジックリアリズム。

過去と
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.3

良い意味で原作というか漫画を超えてこなくて良かった。役割分担。

音楽が感情を伝えようとしすぎて、漫画をめくるたびに感じたあの高揚感や焦燥感が受動的になってしまった感じにちょっと悲しみを覚えた。でも映
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