MayumiMさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

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鷲は舞いおりた(1976年製作の映画)

3.1

冗談から生まれたチャーチル誘拐作戦を忠誠と義務から実行に移した元降下猟兵部隊の物語。
上官に対してタメ口とか、平気でヒトラーの悪口云っちゃうドイツ人とか、イロイロ斬新な印象が多いものの、作戦が破綻し始
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タイムループ 7回殺された男(2016年製作の映画)

1.9

目が覚めたら街中のベンチの上、記憶すらないという男がいともアッサリと殺されたと思ったら、再びベンチの上で目を覚まし……というまさにタイムループな一作。
一応毎度毎度何がしらのヒントを見つけてるような気
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ハイエナ・ロード(2015年製作の映画)

4.1

アフガニスタンのカンダハルに駐留する多国籍軍のカナダ兵を描いた一作。
戦闘シーンの緊迫感はピカイチだし、基地の内外で繰り広げられている人間ドラマも素晴らしいほどの描写だったんだけど、物語の軸になってい
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.3

主人公が記憶喪失というのはプレイヤーとしては世界観に入りやすい設定だけど、それを映画でやっちゃうと説明臭くなっちゃうんだなァ……とつくづく感じた。アリスが特殊工作員だと説明されるトコロ、それこそもう少>>続きを読む

アウトブレイク(1995年製作の映画)

4.5

アフリカから持ち込まれた致死性ウイルスの脅威を描いた一作。
アフリカの僻地でならまだしも(まだしもでなくて)アメリカ国内で発生したエピデミックに対してすら一気に壊滅を選択できるって凄いなァと感心するこ
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ミラーズ 呪怨鏡(2015年製作の映画)

2.2

鏡版コックリさんに翻弄される家族の物語。
正直、冒頭の召喚場面はアーニャに対するイタズラだと思ってたので、年配の子らがマジメに恐がってるトコロに違和感を拭えなかった……というのは個人的過ぎる感想なんだ
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追跡者(1998年製作の映画)

4.0

”逃亡者”をテンプレートにしたようなストーリーなんだけど、今度の逃亡者はある意味逃亡のプロなので大変……なハズなんだけど、何だか大変度が低めに感じたのはワタシだけでしょうか?
祝昇進のジェラード連邦保
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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

4.5

妻殺しという無実の罪で死刑宣告を受けた医者が、ターミネーターばりの追跡力を持つ連邦捜査官と愉快な仲間達の追跡を逃れつつ、善人振りを振りまきながら独力で真犯人を突き止めていくという物語。
有罪を決めてか
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海難1890(2015年製作の映画)

2.3

明治に起きたエルトゥールル号海難事故から、昭和のトルコによるテヘラン邦人救出劇へと、日土友好125周年を記念して制作された一作。
海に生きる者として苦難に手を差し伸べる日本の鄙びた漁村の人々の献身が微
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スティンガー(2013年製作の映画)

1.8

マフィアとツルんだ不正警官達が麻薬絡みで困ったことになり、仲間がチクッたんじゃないか……と仲間内で一番の若造を疑い、手を変え品を変えて追い詰めていくという物語。
一応若造が疑われる理由や、奥さんとの家
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復活(2016年製作の映画)

2.8

ゴルゴダの丘で処刑されたイエスが復活~ガリラヤの丘までという聖書のエピソードを、ローマ軍の司令官クラヴィウスを中心に据えて描いた一作。
コレまでの聖書物に比べると、ローマ人からユダヤ人までが人情味溢れ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.3

悪党を悪党の特性を生かしたままヒーロー的に扱おうというある意味画期的な一作。ただし、悪党がホントに悪党なのかというとお人好しな面が見え隠れしたり、愛する人に一途だったり……特にデッドショットはスナイパ>>続きを読む

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.4

19世紀末のイギリスにある精神病院を舞台にした一作で、エドガー・アラン・ポーが原作なんだと今知った(笑)。
ともあれ、志高い新米医師と斬新な治療体制で度肝を抜いちゃう院長が徐々に対決姿勢になっていく様
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裸足の季節(2015年製作の映画)

4.5

美人5姉妹の天真爛漫な姿に目を細めつつ、慣習と伝統という名の時代錯誤に踏み潰される青春に胸をきりきりさせながら見守る一作。
姉妹が年齢相応の現代性を発揮したいと思う気持もよく判るし、弾けちゃったお嬢さ
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素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.4

母親の死にすら動揺できない男が、裏の葬儀会社というか自殺代理店と契約することによって死ぬまでの数日を堪能するという物語。
無表情、無感動な大富豪氏がいつ死ぬか判らないというスリルを満喫しつつ(苦笑)、
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話の話(1979年製作の映画)

3.9

妙に断片的過ぎてよく判らなかったというのが正直なトコロなんだけど、狼の子にさらわれてしまう方が、大人に成長していくより幸せなんじゃ……という気がして仕方なく思うのは何故だろう。
とにもかくにも、狼の子
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ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

4.5

40年間も会話すらなかった兄弟の暮らす村で、唯一の産業である羊に疫病が発生してしまうという物語。
感染が懸念される羊をバスタブでゴシゴシ洗ったり、殺処分忍びないからって選った羊を地下室に隠したり、更に
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.4

1977年にイギリスで実際に起こったポルターガイスト現象を題材にしたという作品……って実話ですかそうですか(汗)。
少女に襲い掛かる怪現象の真相が明かされていくことで、悪魔というヤツは生きてても死んで
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

2.9

異性婚なら結婚した途端に解雇されることはないし、居候しなくちゃならない事態になったとしても、夫婦を引き離すことなんて考えもしないはず。そんな政治的には正しいとされる同性婚も、社会の中では認知されずらい>>続きを読む

アオサギとツル(1974年製作の映画)

4.0

そもそも種族が違うんだから結ばれるハズはないんだけど、いつハッピーエンドになるんだとヤキモキしてたコッチの立場たるや一体(笑)。

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

4.5

ウサギの家を不法占拠したキツネをオオカミとクマとウシが追い出せない理由はよく判らなかったけど、何度となく果敢に挑んだニワトリが男前過ぎて惚れた。

THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.0

ステージ4のガンに侵された息子のために悪党を頼って仮出所したパパが、その悪党のためにモネの贋作を描き、美術館の本物とすりかえるという物語。
贋作家自身が怪盗まがいのコトまでしなきゃならんのかとビックリ
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エンパイア・オブ・ザ・ウルフ(2005年製作の映画)

1.4

夫の顔がわからないという記憶障害の女と連続猟奇殺人の捜査にどんな接点が……といいだけ引っ張っておいて、陰謀説に繋げていくってどんな世界観。しかも、フランス映画お得意の中途半端なホラー的エッセンスにSF>>続きを読む

ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

4.3

988年に辺境民族と戦って東スラブ統一を成し遂げたキエフ公国のウラジーミル聖公の戦いをモチーフに、召集される戦士達と取り残される家族の姿を描いた一作。
戦場へと向かう男達の高揚、家族の悲哀、激戦の様子
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トゥルー・ストーリー(2015年製作の映画)

3.3

捏造記事で新聞社をクビになった男が自分の名前を使われたことがキッカケで、妻と子供3人を殺した容疑で収監された男に会い、彼の本を執筆しようとする物語。
どちらも起死回生を企てるに十分な素地があるだけに、
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.8

近所に暮らす頑固ジジイを最新技術を駆使し、実験と称して監視する2人の少年。
若さ溢れて暇持て余しすぎ……かと思わせる終盤までの流れがかなりイラッとくるコト請け合いなんだけど、その終盤で両者の今に起因す
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クリムゾン・タイド(1995年製作の映画)

4.7

核のボタンの決定権が現場にあった時代の物語。叩き上げの熟練艦長と、エリートだけど実戦経験のない副艦長が徐々に対立していく様に加え、ロシア潜水艦との接敵で否応なく緊張感が高まっていく展開が素晴らしい。特>>続きを読む

25日・最初の日(1968年製作の映画)

4.2

シルエットのような名もなき民衆がアクセサリーまで描写される特権階級を打ち倒したロシア革命……という物語。名のなき民衆の姿が炎のように見えるあたりもなかなか。むしろ、革命を越えたら燃え尽きてしまうんじゃ>>続きを読む

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.0

絵本のような雰囲気満々なのに、霧の中を歩く感覚が妙にリアルで感心。ハリネズミ君を心配するコグマ君がまた可愛い。

CAVE ケイブ(2016年製作の映画)

1.0

折角片恋男がいい感じに変質者な雰囲気を醸し出していたのに、それを何やら陰謀めいた顛末にするコトはないじゃないか……というトコロが、続編に乞うご期待!よりもツラかった。
イヤむしろ、いくらベンツ様でも運
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エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)

3.2

自分の人生のためなら他人の人生など歯牙にもかけないという権力を持つ男に全てを奪われかける男の対決を、盗聴や発信機や偵察衛星、はてはFBIまで利用して生き残りを賭けた物語として描いていた。
正直、一人の
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.2

消防士である父親が殉職した過去を抱える兄弟と、消防士仲間の物語。”ファイアーマン”というよりもまさに”ファイヤーファイター”である現場視点だけではなく、火災捜査官の一歩引いた視点が物語りに深みを与えて>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

ストレートすぎるシモネタ連発のヒーロー物……ではなく、あくまでもラブストーリーというトコロに焦点を絞った快作。趣深いほど色んな意味でグチャグチャなビジュアル(お察しください)に一瞬唖然としたものの、破>>続きを読む

S.W.A.T.(2003年製作の映画)

3.4

主人公の挫折にもへこたれない信念とか、古株からの信頼に応える活躍ぶりとか清々しいうえにかっこよく描き出されてはいるものの、ソッチの描きこみをソコまでするなら、TJの都合の方もきちんと描いて欲しかったな>>続きを読む

巨神兵東京に現わる(2012年製作の映画)

1.5

……ジブリなのにエヴァンゲリオンにしか見えない不思議。

プレデターズ(2010年製作の映画)

2.5

都会で人間狩りを満喫していたはずのプレデターが、某惑星をまるごと狩り場にして日々狩猟技術に磨きをかけている……という物語。どうやって地球人を拉致ってるのかは判らないものの、第一作に対する遺憾ないオマー>>続きを読む