天豆てんまめさんの映画レビュー・感想・評価 - 61ページ目

エイリアン4(1997年製作の映画)

2.2

エイリアン4を、一言で称するなら、
エイリアン泳いでるよね。それ以上の感想は持ち辛い。

クローンのリプリーの概念は、バイオハザードのアリスに継承
されたのだろうか、、

キャバレー(1972年製作の映画)

3.0

ライザ・ミネリの圧倒的存在感。
ボブ・フォッシーのミュージカル映画は退廃ムードが
ありながら、唯一無二のかっこよさがある。

時代背景(戦前ドイツ)が暗いからこそ、余計に
彼女のエネルギッシュなパフォ
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

2.7

デヴィッド・フィンチャー作品としては、小品な感じですが、
密室劇だけに、映像美は冴えわたる。

ジョディー・フォスターの緊迫感溢れる演技はさすが。

この2つの要素で、楽しめます。

世にも奇妙な物語 映画の特別編(2000年製作の映画)

2.6

映画の特別編といっても、テレビで観るのと変わらない。
「雪山」「携帯忠臣蔵」「チェス」「結婚シミュレーター」の
4作のオムニバスだが、「チェス」が一番面白いかな。
おそらく、ここに映画予算をかけてい
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Dr.Tと女たち(2000年製作の映画)

2.5

リチャード・ギア扮する産婦人科医のところに、
次から次へと、様々なタイプの女性がやってくる。

妻は精神に変調を来たし、娘からは軽蔑され、更年期な女性
はカウンセリングを求めたり、誘惑してきたり、自身
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ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

2.4

ロバート・ゼメキスがヒッチコックを目指して、
きっと「俺はそっちじゃなかったんだ」と気づいた作品。

ためて、ためて、ドキドキさせる。
サスペンスホラーか、ホラーサスペンスか、、
引っ張るに、引っ張り
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暗殺者(1995年製作の映画)

3.3

スタローンとバンデラスの対決だから、大味なのだろうと
思いきや、緊迫感溢れるスタイリッシュアクションに仕上がっていて、楽しめる。

そして、ジュリアン・ムーア初々しい感じ!
21年前の映画ですから。

ウォー・ゲーム(1983年製作の映画)

2.7

1983年の映画でありながら、人工知能の暴走の怖さを
エンタテインメントとしてうまく作られている。

高校生が、ゲームだと思っていじっていたら、現実に、
第3次世界大戦の危機が引き起こされる危機になる
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暗くなるまでこの恋を(1969年製作の映画)

2.3

カトリーヌ・ドヌーヴという女優のファム・ファタールぶりを
堪能する映画。ベルモンドが引きずられていくのもわかる美しさがある。筋はよくある、出会った美女、財産持ち逃げ、男、
追いかける、、という話。

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.2

幼稚園から小学生前半の子供と楽しむには、
うってつけの映画。大人も一緒に楽しめる。

ボードゲームの世界に入ってしまうって、誰もが
一度は妄想した、ドキドキワクワク感がある。

ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

1.6


子供のためならどこまでも、、というパパ役のシュワ
ちゃんに違和感なしで、ドタバタコメディとして成立
しているのだが、この1回でお腹いっぱいという気分
になった。

ポーラX(1999年製作の映画)

1.6

陰鬱、という言葉を映画にすると、こうなった。

それを破滅的美学として、楽しめるか否か。

私は、後者。

シュレック(2001年製作の映画)

2.0

シュレックの造形に馴染めず、アニメとしてはそこまで
楽しめなかったのだが、

マイク・マイヤーズとエディ・マーフィがやり取りを、
「オースティン・パワーズ」と「ビバリーヒルズコップ」
の対決と捉え、そ
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アメリカン・スウィートハート(2001年製作の映画)

1.9


ジョン・キューザックとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ(勢いに乗っていたころ。油乗り切ったというか、、)が、スターカップルで、キャサリンの妹がジュリア・ロバーツで地味目な役(ジュリア・ロバーツが地味な映
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

2.9

40年代LAを舞台にしたギャング映画で、陰影のある映像と
渋みのある演出で見ごたえはあるけれど、派手さにかける。

重厚な渋みを受け持つショーンペンとジョシュブローリン
の存在感と、ライアン・ゴ
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.0

音響がすごいと話題だったので、ヘッドフォンで観たら、
超怖かった。ビビビビって、体に電流が響く感じ。

山、谷、崖と這いずり回り、痛いのなんのって、ひしひしと
伝わる緊迫感と迫力はとてもリアルでした。
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オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

2.1

クリスティン・スコット・トーマスの変わりようはすごい。
「イングリッシュ・ペイシェント」が懐かしい。

この監督とそれほど相性が良くないのか、悲惨な展開と
ドツボなキャラクターを主張強すぎのビジュアル
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綱引いちゃった!(2012年製作の映画)

2.3

テンション高い玉鉄には笑えるが、作品としては、
予定調和の面白味のない作品だった。

名作「しこふんじゃった。」になぞらえるタイトルが、
作品力に差があり過ぎて、こっちがちょっと恥ずかしい。

ワンダフルワールドエンド(2014年製作の映画)

2.2

神経質な橋本愛と不思議少女の青波純の、
違和感ありながらの女子同士の友情を描きつつ、
そこに絡む男子の扱い方が、とってもひどいところが
面白い。

アンディフィーテッド 栄光の勝利(2011年製作の映画)

3.3

アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した
熱血コーチのアメフト部再生のドキュメンタリー。

とにかく、コーチの人を信じ抜く気持ちと、手に余る選手たちをどんど受け止める覚悟と度量が素晴ら
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暗殺教室(2015年製作の映画)

2.6

小学生の次男とのほほ~んと楽しんだ。

漫画は次男のを借りて、読んでました。
B級CG感がこの作品にはユーモア加減でちょうどいい。

そして、困った時に投入すると激辛スパイスの
高嶋政信も今回は甘目。
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.6

今見ても古びない、どころか、AI元年が近づく今、改めて
世界観とデザインの美しさを感じることができる。

主人公の草薙素子の魅力。見飽きることはない。

そして、実写版のスカーレット・ヨハンソン。
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四十九日のレシピ(2013年製作の映画)

2.9

永作博美さんも丁寧に感情の変化を表していているが、やはり
ロリータファッションの二階堂ふみと日系ブラジル人岡田将生
は作品にいい意味で、作品に、軽さとユーモアとほんわか感を与えている。

そして、この
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

3.0

「スパニッシュ・アパートメント」から見続けて、
同じように、年を重ねてきた私にとっては、やや
腐れ縁感のあるグサヴィエ青春三部作目だけど、
40になっても、人間、そうは変わらない
よね、と妙な安心感を
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アドミッション 親たちの入学試験(2013年製作の映画)

2.4

ティナフェイとポールラッドという魅力がこの映画では、どちらも不完全燃焼気味。

ストーリーもご都合主義で、
ティナフェイ演じるプリンストン大の事務局員も、
職権乱用の自己中あたふた感を生温かく眺めるば
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フューリー(2014年製作の映画)

3.7

ドーンと骨太。

戦車も、撃ち合いも、リアルな迫力でずっしり、
重量感のある骨太な戦争映画。

ブラピのリーダーとしての存在感も魅力的。
ローガン・ラーマン演じる新兵の心細い心情に
寄り添いながら、過
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

マイケル・キートン復活の雄たけび
エマ・ストーンのキュートなやさぐれ感
エドワード・ノートンの変態ぶり
(実際、いるかもこういう人)

そして、イニャリトゥの完璧主義的世界観。
それを支える、アカデミ
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カオス・セオリー(2007年製作の映画)

2.5

リスト偏執狂のライアン・レイノルズが、スケジュールを狂わされたことにより、次々と思いもよらぬ事態が、、と言いながら、
それほと目新しくなく、無理やりハッピーエンド感が全然しっくり来ませんでした。

仏陀再誕(2009年製作の映画)

1.0

笑って楽しむか、本気で怖がるか。

王様のブランチで、ランキング上位に(組織着券により)
なっても、毎回、りりこにも谷原さんにも、スルーされて
しまうが、致し方ない。※皆、顔が微妙な表情。

私は、当
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春を背負って(2014年製作の映画)

3.6


木村大作監督の2作目。
山々の景色、映像はとても美しく、ぼんやり眺めていても、
癒されます。

でも、こっぱずかしくなるような演出、セリフ、音楽の使い方(黒澤明の晩年作をもっとメルヘンにした感じ)
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

2.8

酪農高校生活を、時にのほほん、時にシビアに描いていて、
ほんのり楽しみました。

それと、広瀬すずの姉、広瀬アリスのヒロインもなかなか。
姉妹でも、役柄でも、違う魅力を出してますね。

それと、上島竜
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八月の二重奏(2010年製作の映画)

2.4

高校3年生の夏に、14歳の妹を急性白血病で亡くした女性の実話。南沢奈央が主演の献血推進映画ですが、真面目なつくりで、好感もてます。

半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

3.0

ピュアでストレートな池松壮亮の演技が素晴らしい。
忽那汐里とのお互いを想う気持ちが切なく、
阿部真央の主題歌「15の言葉」も染みますね。

地味になかなかいい映画です。
大泉洋もまたいい味出してます
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.0

染谷将太と深津絵里、素晴らしい。
山崎貴監督のCG造形と、緊迫感を高めるストーリー展開
もいいと思う。

お母さんへの想い、切ないよね。すごくよく出ている。

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

2.7

バカだね~と言いながら、ニヤニヤして楽しんだ部分もある。
特に、マーク・ウォールバーグ自然にはまり過ぎ。

筋トレと、アメリカン・ドリームと、犯罪計画は、
「考えるより、まず行動」という信念によって、
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

2.9

大泉洋、柴崎コウ、劇団ひとりと味わいのあるキャストで、
ベタな泣き笑いも、嫌味なく味わえる。
大泉洋さんは、本当に、いい役者さんになってますよね。

タイムスリップあるいはパラレルワールド的に、亡き父
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