クワンさんの映画レビュー・感想・評価

クワン

クワン

直観コメントに委ね過ぎな傾向にあります。

最近観た映画も、昔見た映画も、何が記憶や感情に刻まれたのか、、それを抽出して書いています。

映画は時に、人を、人生を変える力があると信じています。
ただ、映画を観すぎて、映画記憶が実人生の記憶を上回らないように気を付けましょう。

2.5点が平均値。

映画(1218)
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.9

エル・ファニングがいい。まさに彼女の役柄のような表面無垢で内面傲慢が一番成功し、人を手玉にとり、タチが悪い。

しかし、因果応報の末の残酷さとグロテスクさは予測の斜め上を超えていた。褒めてない。美の探
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

気がつくと夏。新たな環境に飛び込んで、気づくと1年が経っていた。
この1年怒濤だった。ようやくやりたい仕事に近づいている。その代わり、じっくり映画を向き合うことがこの一年できなかった。今もできていない
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

予想以上に楽しめる。元の映画が大好きで何度も観ていた。あの感動には及ばないものの、福田雄一監督がギャグをより織り交ぜたのは、違う方向性でも楽しめて良かった。

山田孝之と長澤まさみの相性もいいし、佐藤
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

2.5

階層社会渦巻く豪華タワーマンションを舞台に、セレブの享楽と退廃の果てに、、というテーマは面白くできそうだが、、これがまた全然面白くないドタバタ人間群像劇。トム・ヒドルストンの魅力も感じない。都市セレブ>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.2

「ブレードランナー2049」で目が離せなかったアナ・デ・アルマスに誘惑されて、頑張って自制した末に、やっぱり陥落するキアス・リーブス。そこに「スピード」や「マトリクス」の面影はない。ただ、あの状況で陥>>続きを読む

無限の住人(2017年製作の映画)

2.8

冒頭モノクロ、キムタク100人斬り。
ラストカラー、キムタク100人斬り。
間にいろんな敵キャラでるけど、斬って斬りまくるにも飽きがくる。

台詞回しはいつでも一緒。「ちょ、待てよ!」の頃から変わらな
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ヒッチハイク・キラー(2015年製作の映画)

2.8

ヒッチハイク中に出会った男女。やがてある初老の男に車に乗せてもらい、屋敷に辿り着く。そこには怯える妻がいて、、怪しい。フランス語と英語を代わる代わる話す初老の男。その意味が最後にわかるのだけど、、どん>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.1

本木雅弘。全く成長しないのが逆に潔い。
竹原ピストル。喜怒哀楽真っ直ぐな感情と表情に揺さぶられる
演技を超えた子どもたちの存在の豊かさ。流石是枝監督の弟子。

永い言い訳。永い=永遠。男は死ぬまで言い
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偽りの忠誠 ナチスが愛した女(2016年製作の映画)

3.6

ナチスに父と夫を殺されたユダヤ系英国女性はメイドに扮したスパイ。彼女に恋するナチスのやり方になじめないドイツ将校。この2人の愛か裏切りかという定番な展開ながらも、スリリングに魅せてくれる。2人のラブシ>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.1

愛した女性と、破滅的なドラッグと、自滅的に身を削って奏でる音楽。真夜中にダウナーな気分でイーサン・ホークと共に浸り切りたい、、そんな夜にお薦め。私には観ていて痛々しく、辛かった。。映像も美しい。

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.0

哀しみに暮れたウィル・スミスを見続けるのは辛い。
普通の役のエドワード・ノートンは本当に普通のおじさん。
ナオミ・ハリスは美しく、味わい深く非常に良かった。
ケイト・ウィンスレット。こういう作品ではイ
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.3

ヒッチコックとトリュフォーの映画作家同士の深い絆が感じられる。
原案である「定本 ヒッチコック/トリュフォー 映画術」は15年前に買って、線を引きながら読んだ記憶がある。その時、2種のDVDBOX(白
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

一度目は1人でIMAX3Dで、2度目は次男と2Dで鑑賞。19作目の集大成は最早1本の映画では無い。キャラクターへの愛着があればあるほど圧倒的なサノスの強さの前に立ち尽くす彼らひとりひとりの姿に心揺さぶ>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.0

老いの悲哀をこれでもかと骨身に味あわせてくれる映画。
人間ドラマとして脚本を練り込み、評価されているのは分かる。
ただひたすらに重苦しい展開をアメコミには求めていなかった、、

夜に生きる(2015年製作の映画)

3.1

パケ写を眺めて、感じること。役者としてベン・アフレックはアル・パチーノにはなれない。監督として「アルゴ」で評価を得たが、ギャング映画で肩に力が入ったか何もかも詰め込み過ぎ。長い。映像の陰影などイースト>>続きを読む

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.0

エゴンシーレ、28年の人生。父が昔、画集を見ていて、チラ見したがピンと来なかったが、映画には短い人生の中に毀誉褒貶がギッシリ詰まっているのも当然のアーティストの身勝手さ、悲哀と変人性に満ちていた。

モンスターズ/新種襲来(2014年製作の映画)

2.8

1作目にハマらなかったのに観てしまう。殺伐とした救いのない戦争映画でモンスターズは添え物的な、、若き兵士達が次々と死んで行く。人間によって。モンスターは必要だったのだろうか。

モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

2.8

低予算ならではのドキュメンタリー風な作りと主役2人の人間関係に絞ったリアリティはあるのだろうけど、既視感が、、出てくるモンスターズに驚きが欲しかった。これもまた既視感が、、

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

ジュマンジの世界の中に、悩めるティーンエイジャーが、自分と全く違うキャラクターに、、という設定がまず秀逸で、それを活かしたギャグの応酬に飽きがこないのはやっぱりキャスト陣が最高だから。ドゥエイン・ジョ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

スティーブン・スピルバーグはなぜいつも、朗らかな微笑みをたたえているのだろう。インタビューに答える彼の姿を見るといつも、そこに不思議さを感じる。生き馬の目を抜くハリウッド業界の中で、なぜそんな微笑みを>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

世にも恐ろしい「ミート・ザ・ペアレンツ」、最後まで飽きさせず、じわじわと、ゾクゾクとさせてくれる物語だった。クライマックスもまんまと驚かされた。監督はコメディ専門だったらしいが、だからこそブラックユー>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

ターゲットの夢の中に入り込み、そこに現れる潜在意識からアイディアを盗む。このテーマだけでご飯何杯も行ける。映像の驚きとワクワク感を高めててくれ、更にテーマが夢と潜在意識という大好物が詰まっている映画。>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

タランティーノ作品の中でも完成度の高い傑作だと思う。
タランティーノ対ナチスといったところか。現実の歴史を逸脱して、もしこうであったら、というファンタジーをエンタテインメントとして成立させている。これ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

キングスマンとステイツマン(英国と米国)の対比が面白く、相変わらずのスピーティなアクションを十分に楽しめたが、予告に良さが盛り込まれていて、それを超える驚きとまでは行かなかった。劇場で観たら、更に興奮>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.9

もう少しワクワクしたかった。
なぜだろう。
敵が魅力的でない。ラスボスが弱い。
ワンダーウーマン単作の方が余程面白い。
やっぱりベンアフのアゴが気になる。
海の人と速い人も魅力に欠ける。
ロボの人も印
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

どう表現しようとも、いわばジェニファー・ローレンスを堪能する映画。女スパイ。ハニートラップ。バレリーナ。拷問。騙し合い。裏の裏。敵か味方か。信じるか否か。脇を固める名優ジェレミー・アイアンズとシャーロ>>続きを読む

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

2.8

え、エドワード・ノートンさん、この後、降板されたけど、今やマーベル・ユニバース凄いことになっていますよ!!!

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.7

美しい砂漠を背景に、これぞイギリス映画といった端正できめ細かいラブストーリーだ。物語は第二次世界大戦末期、看護婦のハナ(ジュリエットビノシュがアカデミー助演女優賞)が大やけどで運ばれた患者を廃墟の修道>>続きを読む

妹の恋人(1993年製作の映画)

3.6

これはジョニー・デップの若かりし頃の彼の天才性、芸術性が溢れた温かい映画。チャップリン映画のオマージュも作風にぴったり。両親を失って12年。利発で繊細過ぎるあまり神経を病んでしまった少女(メアリースチ>>続きを読む

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.7

日本人だからだろうか。「父親たちの星条旗」と対となるこの作品の方がやはり心にずしんと残る。硫黄島の空は薄暗い。黒い砂が舞い上がっているからだろうか。砂にまみれて塹壕を掘る青年兵、西郷扮する二宮和成の視>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.2

1930年代、舞台はシカゴ。禁酒法の下、アメリカの夜を支配していたギャング、アル・カポネ、迫力十分に演じるロバート・デニーロの怪演は圧巻。この巨悪に挑む若き財務官エリオット・ネス。演じたケビン・コスナ>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.0

ベン・アフレックの才能が新たに世界に認められた映画。在イラン米国大使館占拠事件が起こった1979年。秘密裡に前代未聞の人質救出劇が行われた。実際の出来事とはびっくりで、その救出劇とは偽映画を企画し、救>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.4

地球を救う男たちを描いたベタ~な映画。展開分かりやすい。キャラ類型。スティーブン・タイラーの音楽耳について離れない。で、ヒロインが娘のリブ・タイラー。でも、「トランスフォーマー」シリーズよりだいぶ面白>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.2

凄く面白かった。カッコ良かった。大満足。子供みたいな感想しか思いつかない。アメコミ×シェイクスピア悲劇の融合かとも思えるしっかりしたドラマツルギーと今やアメリカの社会現象ともなっているほど現在に痛烈に>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

ジョー・ライト監督の陰影豊かな世界観が閉塞感と圧迫感に満ちた戦時中に連れて行ってくれる。そして、言わずもがな、チャーチル役の圧巻のゲイリー・オールドマンの演技。今までの彼の役柄と彼の存在が吹っ飛び、も>>続きを読む

アリス(1990年製作の映画)

3.0

アリス扮するミア・ファローが不思議な魅力を醸し出す。
ウディ・アレンとミア・ファローのタッグの相性の良さが感じられる作品。何不自由ない生活を送りつつ、満たされるものがないアリス。本当に生きている実感を
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