天豆てんまめさんの映画レビュー・感想・評価

天豆てんまめ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

映画「オッペンハイマー」映画を愛する自分よりも、日本を愛する自分がこの映画を受け入れられなかった。

https://note.com/tenmame0720/n/nbaccd808e8bf
※not
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

㊗アカデミー賞受賞!
今、宮崎駿は世の喧騒から離れて、ひとり何を想うのか。
そして、私たちはこの作品から一体何を受け取ったのか。
その問いは今も尚、私の心を揺らし続けている。

2024年3月11日、
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ 暴れまくる in 銀座。

それ以上でもそれ以下でもない。

ゴジラ×「永遠の0」のコンセプトが良かったのかどうか。

「永遠の0」が真に迫った大好きな映画だけに、元零戦乗りの葛藤を主軸にした
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IU CONCERT: THE GOLDEN HOUR(2023年製作の映画)

4.8

ご無沙汰してます。
すっかり秋で肌寒くなりましたね!

映画だけでなく、エッセイや別分野も書きたいとfilmarksからnoteへ執筆の中心に移してから早2年。

先日、noteのフォロワー数が150
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

まさに密度濃くサスペンスとアクションが絡み合ったエンタメ作品で最高!

但し、あの人の退場が寂しい。
そして、アッサリしていた。。

トムクルーズは還暦でも衰え知らず!
これからも楽しみだ。

not
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.7

悟空もベジータもメインで闘わない物語。
悟飯とピッコロの師弟コンビで楽しむ。

でも、、まあまあと言ったところ!

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.3

Carpe Diem 今を生きよ。

自分のアイデンティティに殉ずることがいかに苦しいことなのか。

誰の心にもある自由への渇望を引き摺りだすキーティング先生ことロビン・ウィリアムズの名演。
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.6

今、私はソウルにいる。
昨日から妻と旅行に来ている。

ということで私の韓国映画No.1作品であり、2000年代MY BEST 映画第2位の「殺人の追憶」を紹介。

この作品は冒頭からラストまで本当に
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

この映画ほどスクリーンから醸し出される豊穣な雰囲気に冒頭からラストまで身体ごと包まれて至福感を味わえる作品はない。マーロン・ブロンド扮するビト・コルレオーネという存在の大きさは架空とは思えないほどに巨>>続きを読む

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

4.3

宇宙人が地球にやってきて

地球人がやっつける系では

歴代No.1❗️

やっぱりアベンジャーズのインフィニティウォーとエンドゲームは除く😂

当たり外れの多いローランド・エメリッヒ監督の良さが全部
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.6

第72回アカデミー賞作品賞受賞。

たった1人の人間の愚行によって作品そのものが抹殺された稀有な傑作。

今、この作品を堂々と賛辞できないのが哀しい。

例の一件で完全に業界から干されたケビン・スペイ
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.4

今日1日を最高にする為に極上の一本💫

爆笑のコメディ、ときめくラブストーリー、沁みるヒューマンドラマ、秀逸なタイムループものが一体となった稀有な傑作。

傲慢で性格最悪のお天気キャスターのビル・マー
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

モーガン・フリーマンの語りから始まると、それだけで物語が上質に感じるという鉄板の法則が活きている 笑 

そして、やはり彼の物腰、語り口調は聴いているとα波が出る😌

そしてダイアン・キートン。ほんと
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.2

映画「ムーンライト」切ない愛の映画。

タフでなければ生きていけない。

優しくなれなければ生きている資格がない。

映画史上、最も不幸なアカデミー作品賞を取った作品と言えよう。

ただ紛れもなく、こ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.5

おはようございます!

会えないときのためにこんにちは!

こんばんは!

おやすみなさい😴

この言葉は今日紹介する映画の

主人公の挨拶のセリフだ。

私にとってジム・キャリーのNo.1作品はこの
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

土曜日の夕方になった。

なぜだろう、何だか冴えない気分なのは。

そうか。今見た映画が何だかしっくり来なかったからか。

filmarksを始めてもうすぐ7年になる。

ということは7歳年をとったの
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.2

『ミッションインポッシブル3』は1と2に比べてエモーショナルで緊張感も高いアクションスリラー映画になっていて好きだ。

でも全編にわたって暗く、重いトーンを持っているので、アクション映画としての爽快さ
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

4.7

映画「恋人たちの予感」 は史上最高のロマンティックコメディ💫

男女の友情は本当に成立するか?

私の映画人生の原点作品で

今も尚、心にずっと居続ける映画だ。

この作品のメグ・ライアンが、私にとっ
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.5

過去6作の中で1番の駄作。

でも

オープニングのトム・クルーズの崖のクライミングシーンは大好き。

あそこの軽快な音楽から始まる解放感に満ちたワクワク感たら無い。

だがその後

ジョン・ウー監督
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.3

ブライアンデパルマらしい

フィルムノワール感が好きだ。

第1作にしてすでに

トムクルーズ=イーサンハントは確立。

トムクルーズも60歳。

あと10年続けて欲しい。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.3

愛おしい映画。

思い出すと笑みが浮かぶ。

彼らの姿がすぐに浮かぶ。

メロディが脳裏に浮かぶ。

最高のフィナーレだった。

明日の記憶(2005年製作の映画)

4.3

認知症を主軸にしながらも、深い愛に包まれた夫婦の物語。

渡辺謙主演作の中で一番好きで、当時劇場で観た時に涙が止まらなかった。

堤幸彦監督作品と普段相性が悪いのだが、この作品は彼の作品群の中で一番、
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.4

記念すべき第50回アカデミー作品賞受賞作品✨

ウディアレンがウディアレンである所以がぎっしり詰まり、彼の才気が凝縮している作品だ。

これほどアカデミー作品賞に似つかわしくない作品も無いが、噛めば噛
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.3

なんて軽やかな作品なんだ。

映画も小説も大好きだ。

いつまでも終わって欲しくなかった。

ずっとこの横道世之介の世界にいたかった。

長いけどずーっと続いてほしい感じ。

原作の空気感を見事に沖
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.4

当時劇場で観て、冒頭始まった瞬間からこの映画は歴史に残る名作になるのではと予感した。

自然の音のみが聴こえ、そして静寂の世界へ。

一瞬にして「沈黙」の世界に誘われる。

「主よ あなたは何故 黙っ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

スティーブン・スピルバーグ作品の中で、一番長く、一番重く、一番心の奥底まで届く作品。

あらすじを語るよりもただ195分体験してほしい。と思える作品だ。

なぜスピルバーグは「ジュラシック・パーク」の
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.5

カズオ イシグロ meets 黒澤明。

そこから生まれる「命の使い方」を私は知りたかった。

【作品概要】

黒澤明監督の名作映画「生きる」を、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

作劇と映像はやはり素晴らしい。

そして、家族の物語として楽しんだ。

偉大な監督の繊細な家族の物語。

ただとりたててエキセントリックでもなく、どの家族にもあり得る話にも思えた。

少年が映画撮影に
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知られざるマリリン・モンロー 残されたテープ(2022年製作の映画)

3.7

「ブロンド」の裏付けドキュメンタリー。

結局、事故か自殺か他殺かはわからない。

ただケネディ兄弟との関係には数々の信憑性があり、きっとマリリン・モンローは彼らに利用されたのだろう。

ケネディ兄弟
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ブロンド(2022年製作の映画)

3.7

つらい。

アナ・デ・アルマスのモンロー演技は彼女の熱演とキュートさもあり良かったと思う。

だからマリリンモンローの数々の名場面の再現は楽しめたが、彼女の負の側面に徹底的にフォーカスしているので気分
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった!

でも面白いだけでは終われなかった。

カオスな世界に投げ込まれ、カオスな感情が渦巻き、後半はなぜ自分が泣いているかわからない。

奇想天外な展開と普遍的なテーマの核融合。
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

公開初日IMAXで鑑賞。

ゴールデンエイジと呼ばれる1920年代ハリウッド創世記。サイレントからトーキーの移行期を舞台にディミアンチャゼル監督は「映画とは何か」を突きつける。

人はなぜ映画に取り憑
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

IMAXでたった今、見終わりました。。

凄い❗️
アニメ史上に残る傑作‼️

ここまで心を揺さぶられた映画は
アニメではNo.1。

実写合わせてもここ数年で随一レベル。

‘心を揺さぶる‘という一
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

アバター2をIMAX3Dで観た。
上映時間は3時間12分。
昨日電車の遅延で🚃チケット無駄にし
とある駅に3時間足止めという不運。
往復3時間かけて再度チャレンジ。
つまりアバターへの道のり9時間。。
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.2

あけましておめでとうございます。

気がつけば新年明けて一カ月も経った。

新年初スクリーンがこの映画で良かった。


異常とも言える過酷な環境の中で

普通を生きることがいかに難しいことか。

普通
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

伊坂幸太郎の原作は大好き。
空気感とユーモアを尊重しつつ、
タランティーノ感もまぶしつつ、
場面場面の面白さは沢山あれど、
全てが収斂するカタルシスが弱い。

しかし、ブラピの老い渋の魅力が
この映画
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