わかちさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

わかち

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母性(2022年製作の映画)

4.0

娘と母がお互い1人の人間として生きているはずなのに、そういう精神で生きていこうとすると亀裂が走る。それは、もちろんどんな親子にも家族にも起こりうる問題だと思うけど、母性というテーマに焦点を当てたとき、>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.8

すずめと草太の大恋愛みたいなのに、周りを巻き込んでる感じのストーリーがちょっと苦手意識を持ってしまった。設定は確かに訳わかんないけど、世界観はめちゃくちゃ好き。

キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

この漫画のキャラクターは、本当に実際の殺人鬼から着想を得ただけなのか、ただの模倣なのか、この出来事は漫画家の深層心理を引き出してそれが異常な殺人鬼としてリンクしてしまったんじゃないか、色んな憶測が止ま>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

設定がすごく好み。コース料理がキーなのに全く美味しそうに感じないのがほんと不思議。欲がある限り、この作品内で問われたことって無くならないし、今回は庶民とかお金持ちとかそういう枠組みだったけど、何事も過>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.3

映画が好きなんだなって気持ちが伝わってくるというか、テーマみたいなところがめっちゃ好きだった。だけど、過激なとこ多いから安易に人には勧められないのが残念。ブラピが記者に言われてたシーンが、普段から自分>>続きを読む

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

CGアニメーションだからこそ、見終わった後にそこまでのダメージを受けなかったけど、これが実写での表現だったら見るのをやめてたかもしれない。作品内で描かれていることは、全くのフィクションではないなんて本>>続きを読む

あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

3.5

誰かを支配したい欲求って、上手く隠せてるだけでみんなあるものだと思うから、主人公に自分を重ねてしまってむしろケイト・ブランシェットの方に異常性を感じてしまった

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.0

映像が綺麗かった。
本当に子供が成長していく過程みたい

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

2人だけの雰囲気がいい。現実的じゃなくて、アニメだから表すことが出来る表現だと思う。水の表現がすごく綺麗で、テーマソングの「Rain」とすごく合ってた。私も古歌覚えようかな。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

不朽の名作。心がときめいて仕方がない。白黒だからと敬遠してたけど、王女のキャラクターが愛おしい。白黒でも伝わってくる華やかさでローマに行きたくなる。ストーリー展開も、全部合わせてロマンのある最高の映画>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

記憶が消えていたのでもう一度視聴。写真から着想を得たというストーリーが、奇妙で面白い。子供たちや敵のビジュアルがめっちゃ好きだった。敵と戦うところは無条件に興奮する。

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

あの有名なシーンから、ラブロマンスに振り切った映画だと思ってたけど、そんなことないことにびっくり!死んでから、彼女のために奮闘して伝わったからいいものの、もっと生きてるうちから彼女のこと大切にしてあげ>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.8

ビジュアルがとてもいい!家族に大切にされて、友達に助けてもらえるのは、ルカ本人がまず相手を大切にしているから。怖いけど挑戦するのってほんとかっこいい。イタリアの港町がほんとにオシャレですごく大好きな世>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

バットマンで見るジョーカーは極悪非道の悪人で、早くやっつけちゃえって思うのに、この映画でバックグラウンドを見ると、そうなっちゃうのもしょうがないよなって気持ちになる。そういう多面的な見方をしないと見え>>続きを読む

完璧な他人(2018年製作の映画)

4.0

ケータイなんて見せるもんじゃないし、パートナーに言えないことなんてするもんじゃないですね。大人になると隠し事増えるんですね。相手のために隠し切りたいですね。ほんと、そんなゲーム絶対しない。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.5

意思が弱いとか自分に自信ない人って、悪いことでも信念がある強い人にすぐ取り込まれちゃうんだな。自分は、流されてくタイプだから筧井くんの気持ちすごい分かるし、見てて恥ずかしくなるくらいだった。グロテスク>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

4.5

ホラー嫌いな人でも見れるボリューム。展開、演出がとても良い!時間がどんどん進んでいくから見応えがあるし、少しずつおかしくなっていく、登場人物たちも恐怖心が煽られてどの瞬間も楽しめた。オチが最高だから、>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.8

エモいが凝縮されてるって感じ。雰囲気はよかったし、前情報何も無かったから驚きもすごかった。主人公の堕ちていく人生もなにか1つ譲れないものがあれば変わるのかなと期待。

何者(2016年製作の映画)

3.4

自分はほかの就活生より就活準備をしていると考える主人公が、自分が思うように全然行かないんですよね。就活は自分が何者か向き合う時間だと思いますが、何をしてきたかより、どう伝えるかの方が重きを置かれるので>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.6

美しすぎるほんとに。色々メタファーが含まれてるみたいでそれを知ってる方が楽しめるなあと無知を自覚。結ばれるのが難しい2人のうち、少年からの視点を切り取ってるから、ただ切なくて苦い恋を体験できるけど、オ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

リメイク元の、「エール!」を見てからの視聴だったので、画とか展開とかが既視感って感じだった。でも、誰がみても不快にならない内容にパンチが弱まってたから人にオススメするならこっちをする。ストーリーがまず>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.5

人間のど汚いとこ集めた図鑑って感じ。リアルにいるいるーってなっちゃう人ばっかだけど、でもこの人憎めないんだよなとか全く思わんタイプの人達。大切な人と見て感想共有するとなんか共犯関係みたいな意味わからん>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

4.6

びっくり嫌いでも見れる優しい映画。めちゃくちゃ好み!エスターのちょうどいいサイコパス感と、娘ちゃんのちょうどいいかわいさ。ネタバレとか見た状態で見ちゃったから、記憶なくしてもっかい見たい。お母さんって>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

異文化圏に入って、そこで行われていることが到底理解できないことだとしてもそれは、そこの地域の文化だから尊重されるべきだ、という考えって実は危険なんだな、と感じた。いくら伝統的な催事だとしても普通に考え>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

4.0

四人家族で、自分(長女)以外難聴者なのに歌を歌いたいと感じるようになったっていうストーリー自体が涙ものなのに変に泣かせにくる構成とか間とかを作ってないのが逆にリアルで家族についてすごく考えさせられた。>>続きを読む

GAGARINE/ガガーリン(2020年製作の映画)

2.5

自分の居場所を求める青春映画。
青春って当人が1番楽しくて、第三者から見ても気持ちの昂りを共有することは難しいけど、その唯一無二で自分だけの世界で完結されてるのが尊い。今作は、自分がそういう風にユーリ
>>続きを読む