しげるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

しげる

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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

意外とほっこりムービー。
当初極悪人と思われたマーク・ランディスだが、蓋を開ければ純粋で優しい男であり、贋作の価値の低さを理解できている。だから自身を芸術家とは決して名乗らない。
(芸術家や美術科の学
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.6

タイムリミット物という王道パターンを採用しながら、これほどまでに斬新な西部劇が他にあるだろうか。
決戦までの1時間で、ゆっくりじっくりと街の実態が明かされていく緊張感。訪れる運命の時。孤立無援のまま、
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わんぱく戦争(1961年製作の映画)

5.0

画が全部良
風刺もぴりっと効いてて傑作じゃないですか
思わず本国のBlu-rayポチってしまいました

家族の肖像(1974年製作の映画)

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話全然覚えてないけど、全く退屈しなかったしヴィスコンティ流石やなーと思った記憶

ロンドン・エディンバラ・ロンドン(2016年製作の映画)

3.0

軽めのドキュメンタリー。
こんな挑戦を試みる人が世界中にいるのだなぁ〜と。

コレクションする女(1967年製作の映画)

3.4

初エリック・ロメール。
映画というより私小説の映像化という感じだが、映画でここまで真面目に内面世界を追求されると面白い。
閉鎖的なショットが印象に残る。

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

4.0

泣いちゃった。
タイムスリップ物だったら感動しなかったろうが、とことんリアルの追求だったのが良かった。
これぞフランス映画!
エスプリはまだ死んでない。

晴れ、ときどき殺人(1984年製作の映画)

3.5

映像はすげー面白いんだけど内容はまるで入ってこない。けど不思議と気持ちが良い映画でしたね。

日本人のへそ(1976年製作の映画)

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原作未読だと判りづらいかも?
序盤かなりかっこいいが中盤からダレ。
とはいえ映画だからこそ、この本のトリッキーさが際立っている。
ロケできるのも映画ならではの良さ。

東京画(1985年製作の映画)

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ヴェンダースの語り、ヘルツォークの語り、笠さんの語り、厚田さんの語り。どれもとてもいいです。小津の頃よりずっと繁栄した日本で、真実の映像は撮れるのか。もはや東京は虚栄に満ちた街か。小津映画が真実に見え>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.0

脚本が予想通りすぎる上にしつこい。
韓国映画風に画面青っぽくして赤の照明焚きたがるのが邦画の流行りだけど、いまいちキマってない。こういうの日本の映画人には向いてないんじゃなかろうか。

ながらえば(1982年製作の映画)

4.0

割と単純な話だが、構成と演出でしっかり魅せてくる。スタンダードサイズはやっぱり良い。
にしても笠智衆は本当に唯一無二の役者だ。誰にも真似できない個性がある。
山田太一の情緒溢れる美しい本を、ここまで身
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.0

フツー。評判ほどか?という感じ。
結末の伏線が弱かったのが気になった。ジョンがどういう偉業を成し遂げたのか、その社会的評価をもっと説明してほしかった。
全体的に本がぬるくて、何が彼をおかしくさせたかの
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E.T.(1982年製作の映画)

3.5

これに限ったことではないが、スピルバーグ映画を見る度に「映画としては正解だけど、もう少し情が欲しいな」と思ってしまう。好みの問題だが。
こうして見るとスピルバーグは撮るたびに上手くなってるんだな。この
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

あれ!?!?これ凄くない!?
“坂元裕二感”を逆手に取ってない!?
ある意味で反ドラマでは??

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.0

リアルと架空の線引きの基準がよく分からなく、ムズムズする。
別につまらなくはないがもう一度観ようとは思わない。疲れるので。
助監督に金子修介。

エレファント・マン(1980年製作の映画)

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トリーヴス医師の倫理観とかジョンの生殖器問題にもっと突っ込むのかと思ってヒヤヒヤして観てたんだけど、特にそんなことはなく拍子抜け。
良い話風なのが逆に怖い。
80sっぽくない誠実な作りは評価できる。

ナッシュビル(1975年製作の映画)

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ラストでようやくアルトマンらしさってこんなのだったなと。

花嫁凱旋(1936年製作の映画)

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初ボレスラウスキー。
スクリューボールコメディなのに、ヨーロッパ的なまったりした空気感なのが可笑しい。

グッド・フェアリー(1935年製作の映画)

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処女が童貞3人を引っ掻き回した末に無事処女を捨てるというキモい話(褒め)
ワイラーがコメディ向いてなさすぎるのが本のキモさを増幅させていて異様でした

エドワールとキャロリーヌ(1951年製作の映画)

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流石の巨匠ジャック・ベッケル。圧倒的。
夫婦間の微妙なやり取りをここまで洒脱に描けるかね。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

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16mmなのがやはり残念。
色味のベタっとしてるのがどうしても気になってしまう。
ドリーの使い方真似してみたい映画No1。

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

2.0

ヘタウマではなく本当にヘタな映画。
でもところどころ爆笑してしまったし、70sらしいアナーキーさも愛おしく、なんだか憎めない。
意外と特撮・特効を頑張ってるのと、エキストラもそこそこ集まってるのが笑え
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