Kyosukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kyosuke

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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.4

ラーメンはさっさと食え。あとはツッコミさえできない。どうせならドウェインとジョンシナで闘ってほしかった。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

ジェームズガンのセンスは素晴らしい。前作が駄作すぎて全く別物だったので、こっちでシリーズ化してもらいたい。ザックスナイダーとかマシューヴォーン好きは必見。

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.4

カニバルサスペンスとしては悪くないが、最近ネトフリオリジナルで似たようなシチュエーションスリラーが多い。リーワネルとは違って王道のスプラッター作品のお決まりをしっかり守ってるので、痛々しさも割と控えめ>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.7

ケネスブラナーが一番悪い奴に見えるのは今まで観てきた作品のせいか。長回しと視点を意識したカメラワークは良い。アガサクリスティーのミステリーは基本的に意外性がないので脚本が難しそうだが、さすがに滅茶苦茶>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

きっと多くの男はこの道に近いところを通ってくる。トライバルへの憧れと自分がそこに染まっていく快感と危うさがすごく懐かしい。A24らしい独特な世界観とロードオブドッグタウンのやんちゃな青春感が、上手く組>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

エピソード0から1の破片たち、そして続編という流れは良かった。ツッコミどころ多かった前作に比べると、キリアンの効果かシリアスな感じがちゃんと出てる。

ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.1

アルモドバルの変態要素はどこへ行った?というくらい美しく落ち着いた作品で驚いた。相変わらず美術は個性的で素晴らしいし、監督の自伝と感じられるような強い想いも脚本に詰まっている。経験する様々な痛みは人生>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

最近のミュージカル作品に飽き飽きしていて、期待してなかった分、より楽しめた。ラテンのノリが好きなので、音楽もいい感じに入ってくる。王道だろうが、演出は大袈裟なくらいが丁度良い。ストーリーはすっ飛ばして>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

デヴィッドバーン、かっこよすぎる。何十年もずっとモダンな演出をやり続けて、同じ曲をやっても常に新しさを提供できる天才。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.2

リメイクの意図があったとしても、なぜスピルバーグがこんな微妙な作品に仕上げたのか不思議でならない。演出クオリティの高さはわかるが、派手さも渋さもないので眠くなってしまった。

私の20世紀(1989年製作の映画)

3.6

この監督の作品はやっぱり良い意味でクセが強い。象徴的な描写が多くて、表現も詩的で美しいが、タルコフスキーの神秘さとかフェリーニの深さのような感動は得られなかった。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.1

本物達による、本物の作り方と在り方の講義が豪華すぎる。映像は音によって命を吹き込まれるということを、当たり前だけど大切にしてきた偉人達が歴史を作ってきた。映画における音響の重要性はわかっていたつもりだ>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

バイオレンスのレベルがアップしても、1のような迫力はない。松坂桃李と鈴木亮平はさすがだったけど、一部微妙なキャスティングとリアリティに欠けるアクションがあったのが残念。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

令和赤熊猫合戦ポンポコ。モフモフ感が良い感じだけど、料理のシーンが一番美味しそうだった。さすが「バオ」の監督だけど、あの素晴らしいショートフィルムと比べてしまうと期待を超えられなかった。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

イコライザーとかジョンウィックの爽快感と、エドガーライト系のウィットがあるので中弛みせず楽しめる。完全にステイサムの領域だけど。

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.8

昔はLGBTが不当に扱われてたって思われてるけど、感覚としては現代も全く一緒。胸糞映画としてもけど、ヒラリースワンクの熱演が有名な作品。ブロークバックマウンテン、リリーの全てよりだいぶ前の作品と考える>>続きを読む

エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

4.2

もう完全にthis is us のジャックで安心したし、泣かせにくるとわかっていても感動した。キャスティングもばっちりで、オスカー級のレトリバーは反則。動物と人生を共にした経験があったり、this i>>続きを読む

セブンス・サン 魔使いの弟子(2015年製作の映画)

2.9

なかなかのキャストに対して、薄っぺらすぎる脚本。想像以上に子供向けだった。アドベンチャーあるある盛りだくさんで、一つ一つツッコミしながら観れば最後までいける。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.1

造形すごい、世界観すごい、ストーリーも切なさがあって奥深い。デルトロも好きそうなキモカワクリーチャーが魅力的だし、ストップモーションの背景には思えない地下世界の存在感に感動。

ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.0

ジャンピエールジュネなのでエスプリ感を楽しめるかと思ったが、キャラ設定がありきたりでどうも面白くない。シチュエーションコメディにテリーギリアム感は合わない。

ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.6

中途半端にモテる音楽オタクの拗らせ人生。語りかけてくる内容がしょーもなかったり核心をついていたり。ラブストーリーは無様なくらいがリアルで面白いと思わせてくれる。

バブル・ボーイ(2001年製作の映画)

3.9

90年代っぽさがある、Mr.ダマー的な破茶滅茶さ。計算されたコメディよりも、何でもありなこういう作品は清々しくて好き。下ネタが多めだけど、詰め込み方がミニオンシリーズの脚本と同じなのも納得いった。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

キングスマンとは全く別物に感じる序盤から、マシューヴォーン節がどんどん加速して繋がりが見えてくる。ちょっと展開はベタだけど、演出の捻り方はお手のもの。コンラッドは「1917」のジョージマッケイにしか見>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.8

前作ほどのミュージカル感はなかったが、相変わらずのユーモアとテンポの良さ。ウサギはモフモフだし、ドーナルグリーソンへの仕打ちが今回も面白い。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.6

家族、友情、夢というテーマが真っ直ぐに飛んでくる潔い作品。似たような作品をおそらく二桁は観てるので、新しいものを観た気持ちになれなかった。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

ますます芸術性が洗練されていく一方、映画としての味わいは薄くなってきている印象。それでもウェス作品はやっぱり観ていてワクワクするし、アートブックを愉しむような発見が多い。天才マックスやダージリンなど、>>続きを読む

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

2.9

SFアクションあるあるを詰め込んだオリジナリティの低い作品。アントンフークワ監督に求めるのは男の泥臭いアクションであって、このジャンルではない。設定も展開も、とにかくダサかった。

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.8

警察絡みではまさに王道のクライムアクション。ストーリーの意外性は全くないけれど、アクションもテンポもわかりやすさも良くて、全体のバランスがとれた作品。

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.7

第二章ありきの第一章だったのはよくわかるストーリー。地上と冥界と現世と過去それぞれエピソードが多すぎて、構想は面白いけど少し長く感じる。

The Hand of God(2021年製作の映画)

3.8

ルカグァダニーノ監督のあの作品を彷彿とさせるシーンが多い。両者に通ずるイタリアのローカル感溢れる生活文化とか雰囲気はすごく好き。かなり独特だけど、映画を観る楽しさはこういうところにある。

名もなき生涯(2019年製作の映画)

3.4

ずっと苦手な料理を良い食材使ってなんとか食べれた気持ち。今までのテレンスマリック作品の中では一番ストーリーとテーマがはっきりしていて見応えあり。いつもの宗教観押し付けっぽいナレーションも抑え気味だった>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.4

神々と生命とか壮大すぎる設定だが、結局ご都合主義でヒーローでもなんでもない。ポリコレ作品だと話題になるほど現代的なテーマに対して、演出は古くさくて違和感が強かった。マーベルクオリティはさすがだけど、ア>>続きを読む

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.4

血みどろ女優のサマラウィービングが想像通りに血飛沫に塗れていた。よくあるデスゲームで既視感あったし、コメディ要素もマックGなんかに比べると弱い。

アントラーズ(2021年製作の映画)

3.6

ホラーとしては物足りなさがあるかもしれないが、陰鬱ジメジメ映像とデルトロクリーチャーの気味悪さを楽しむ玄人向け作品。子役の雰囲気が良い感じで、そしてこの暗さにぴったりなジェシープレモンス。