haruka nakamuraがサントラ手がけたとのことでDolby Cinemaで鑑賞。止まず胸を打たれる58分。
特に期待もイメージもなく観たが、脚本も演出も、何よりティモシー君の演技などクオリティ高くて驚いた。いいバランスのファンタジーだな、と思ったらパディントンの監督で納得。
90年代のような空気感と絶妙なサントラ。重いはずのテーマもやわらかに表現する感じがすごくいい。
バンクシーのデズマランドみたいに、世界観をアトラクションにしてもらいたいくらい。賛否両論あるがアリアスターにしか出せない芸術的狂気は十分楽しめる。
ハードボイルドにしては渋さに味が無い。フィンチャー自身の好みで撮った感があるし、倍くらい長く感じる。
最近の長編よりも、こういう短編の方がウェスの良さが出てる気がする。
パリオリンピック近代5種究極版。相変わらず雑魚一人にも抜かりなくとどめを刺すジョン・ウィックが良かった。
時系列自体はトリッキーではないが、ミスディレクションなど楽しめる。低予算で飽きない尺にまとめるのが上手すぎる。
ミアゴスの狂気表現はすごいけど、脚本に面白みがない。タイウェストの作風が合わないのかも。
セリフでは語られない「プレッシャー」が散りばめられていて、ソフィアコッポラやアンドリューヘイ作品のようなエモさもいい。
映画好き以外は観ないことをオススメ。ゾッとするほど演技が上手すぎる。さらにノンフィクションの衝撃。すごい。
今最も孤独表現と美しい対話がある作品を生み出せるのは、アンドリューヘイ監督だと思う。毎度キャスティングも良いし、これからも楽しみ。
マーベルの中では群を抜いたセンスとクオリティのガーディアンズシリーズ。今回はなかなかのテーマだったけど、シリーズファンとしても充分楽しめる内容でさすが。
初期のウェスっぽくて好き。ストーリー性強い作品よりも、シュールなプロットにゆるい演出の方がビジュアルに合ってる。
モキュメンタリーにしてはリアリティがないし、シチュエーション考えると全員危機感なさすぎ。タイの呪霊テーマをテーマにした韓国ホラーに期待した分、肩透かしを食らった。
変態と芸術を極めてきたヨルゴス•ランティモス監督の集大成とも思えた傑作。R18どころではないのに、全てが何か美しいものに昇華されてて、観終わった後の余韻が凄い。
ビジュアルも期待以上だし、ストーリーも面白い。あからさまな象徴だらけで考察しやすいが、後半が過激すぎて人には薦められない。
クライムサスペンスとして観ると物足りなさと掴みどころのないストーリーに思えるが、豪華俳優陣の魅力は存分に引き立てられるドラマではあった。
シャマランがなんでこんな作品を?と思ったが、SFの中で人間の善悪が滲み出てくる感じは合ってるのかも。メタファーも何も全部そのまま出すことで、何かあるんじゃないかと逆にソワソワさせる。
ブラムハウスと知らずに観てても、すぐにわかる。主人公まで同じ雰囲気になるのは何故だろう。普通に面白いけど、もっとパロディがあっても良かった。
映画と人生、現実と希望、複雑で悲しくて愛すべき物事が詰め込まれている。共感しすぎると重い映画だけど、ニューシネマパラダイスのような温かみがあった。
大人と子供の関係は、ビジネスのように複雑。とても人間らしくて、切り取り方もマイクミルズはさすがだなと思う。好みってわけではなかったが、子供がいたらまた視点が変わるのかもしれない。
普通に考えたらめちゃくちゃホラーなんだけど、どこか可愛さと切なさがあった。お散歩シーンは強烈。
観たことのない衝撃作。コロニア•ディグニタという暗黒のカルト教団を題材に、等身大で撮影したストップモーションアニメは変態すぎる。素晴らしいので是非観てほしい。