KtkTさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.5

ここまで周到に計算されてるとは、、、こんなの初見で読めるわけがない。2回見ると分かると思うけど一切無駄なシーンのない映画。全てのシーンや登場人物の言動に意味があるのではないかと思うくらい伏線まみれ。>>続きを読む

ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.2

面白いっちゃ面白いんだけどな〜何ともな〜って感じ。
ちゃんと作ってるんだけどコメディにもスパイアクションにも振り切れてない感じかな。優秀なのかポンコツなのかイマイチ分かんない人が多かった。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

最高にぶっ飛んでる。
何か会話長いな〜とか、前半のエピソードでなんだコイツ!ってなるけど、終盤一気にアクセル全開で痛快エンドまでフルスロットル。
色々ぶっ飛ばしてくれてスッキリした。

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.6

怖さ、辛さ、切なさ、そして最後に少しの幸福感のある映画。
海外作品では珍しくびっくり箱ホラーではなく、不気味さを延々と漂わせるタイプ。4兄弟のとる不思議な言動が不気味で、特にお兄ちゃんが何か病んでるっ
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メメント(2000年製作の映画)

4.3

なんとなく食わず嫌いで見てなかったけど想像の10倍面白い。
時系列が逆になる必然的設定とサスペンス要素がいい。ノーランってガチガチ理論派のストーリー構造狂かと思いきや、動機が感情的だったりして読めない
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.9

自由だなぁ。嫌いなものをサイテーに描いていてフルボッコにするあたり、最高に胸スカです。
会話シーンの緊迫感の描き方が尋常じゃなくうまい。ナチスのあのキレ者の大佐がめっちゃ好きだった。
タランティーノっ
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インビジブル・スクワッド 悪の部隊と光の戦士(2014年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなく。
凄いB級っぽいポスターだけどクオリティは問題なし。
インビジブルで積み上げられた透明人間に対する願望に思春期の悩みとかちょっと複雑な家庭環境とか組み合わせたドラマ。
ヒーローもの
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

4.2

アクション半端ないからと勧められてみてみたがマジ半端ない。
キングスマンやエージェント・ウルトラで見られた長回し風アクションシーンを更に進化させたような神カットあったな。車の乗り降りで割っても誰も文句
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キャビン(2011年製作の映画)

3.5

ちょっとB級臭するけど結構面白い。
着眼点と展開力で押し切る作品。
ホラーの定説をもとに、それを裏で操る人たちがいる。このビルドアップからの展開は良くも悪くも予想外で楽しめた。

あるあるを逆手にとっ
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ゴールデンボーイ(1998年製作の映画)

3.6

中々に残る怖さ。
まず、主人公の少年がどこにでもいる風なのが怖い。正直、ホロコーストとかに対する好奇心的なものは自分にもあるし、その等身大の主人公が染まってしまうのが怖い。
多分、内在する狂気について
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.3

ほろ苦青春ドラマ系の映画かと思ってたら、まあ違うとは言い切れないけどぶっ飛んでた笑

この映画みて思い出したのは
AUTBの「異性間交流も異星間交流も平仮名にしたら一緒」みたいな台詞。結構これに尽きる
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

4.0

お手軽に自分探しの旅を体験できる。

ローマ=食べる
インド=祈る
バリ=恋をする
とタイトルの通りのステップで旅の中で立ち直る話。
何かジュリア・ロバーツの停滞というか惰性な感じが妙に生々しくて共感
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

いいよね〜。カッコいいよね。
タイトルクレジットに入る前はダイニングで喋ってみんなで歩くっていう、ストーリーには1ミリも関係ないのに只々カッコよく写すっていう。
アウトローが犯罪に失敗して、誰が裏切っ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.3

明日に向かって撃てをみようとして間違って鑑賞。
最近やたら丁寧なヒューマン系とかみてたから、ビルドアップとか中々雑に感じてしまった。ビルドアップは雑な割に結構主役2人の関係の問題がヘビーっていうね笑。
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

人生を感じるシーンっていったらこの映画がトップオブトップだよね(ちなみに2位がウォールフラワーで3位がタイタニックかな、多分)。

生きるとは何か、そしてどんな境遇でも決して生きることをやめない主人公
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.6

1シチュエーションのホラーで結構シンプルな構成だけど普通に怖いな。
まあ、なんか動機とか色々わからんかったり、ツッコミどころもあるけど、この手の映画は怖ければ正義よね。あと、割と無作為な攻撃ってのと、
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

5.0

映画は登場人物の人生を追体験させるって言うけど、この映画はまさにそう。
ブラピと一緒に人生を味わえる…

この映画は一人一人が生きている。
登場人物それぞれの過去と人生観があって、それが台詞や役者の演
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

まさかのホラー路線を捨てるという暴挙、、、笑
でも、そこまで振り切ってる分、1を伏線に原因の究明とヒューマンドラマに重きを置いてて、面白かった。続編の作り方としては画期的。

この監督ってフローズンタ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

騙されたと思って見てほしい。
サスペンスホラーのラブコメであり、SFのヒューマンものでもある。詰め込み過ぎにみえて、上手くまとまったまさかの名作。
楽しい笑

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

結構巧妙で、電話という制約のもと、終始主人公と同じ情報量で推理する楽しみ、緊迫感がたまらない。
本筋のミステリーとギルティすなわち罪って誰のどんな罪なんだろうとか、考えるのが楽しく、その上で巧妙に脚本
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

愛がなんだ、、、ってなって
愛がなんだ!ってなって
愛ってなんだ?ってなる。

見たらわかる

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

ジョーカーと同じ日にみたからなぁ。
ベクトル真逆でとっても幸せな気分になりました。
ビートルズパワーは言わずもがな、ストーリーも典型的なラブコメで、リリー・ジェームスだし。好きな楽曲で、推してる女優が
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

今年のアカデミー候補の中では勝手にNo.2。
個人的にはアダム・ドライバーとスカヨハにもアカデミー賞あげたい。
特にアダム・ドライバーのキャラに感情移入してしまって、中盤でめっちゃ喧嘩して、言い過ぎた
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

バディものっていいね。
あまりバックグラウンド詳しくないせいかもだけど、よくある辛い辛い辛いから解放されて良かったねの人種差別とかそういう映画とは一味違って感じる。
はじめから二人の関係性が複雑で、で
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

何て言ったらいいのか分からないけど、グイグイ引き込まれていくんだよね。
主人公のスタート位置は僕らと変わらない位置から始まるせいかもしれないけど、気づいたらホアキンに感情移入する面もあり、暴力の世界が
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

良すぎた。絶対これアカデミーだと信じて疑ってなかった。
コメディとドラマの塩梅が天才的。そして、ジョジョもユダヤの女の子もスカヨハもサムロックウェルもワイティティもハイルヒトラーもキャラが全員最高。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

カンヌとかとってるからもっと芸術的な作品かと思ったけど、意外とエンタメ感強い。
テンポ良くて二転三転するのは普通に面白いし、洪水のシーンは韓国映画の本気を感じた。逆に日本映画が2週半くらい遅れてる気が
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アス(2019年製作の映画)

4.0

試写会にて観賞。
しっとりじっとり系のホラーで、いい意味で後味が悪い作品。

違和感を描くのが本当に上手くて、微妙に違和感を覚えたシーンは全部印象に残っている。ラストの展開でその違和感が全て伏線だった
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.6

これ教えられるまで分からんかったけど、犯人ちゃんと考えてみて。
で、仮説たったら色んなところ見返してみて。
で、ハッとなったらもう一度、その前提で見て。180度見え方が変わる。