KtkTさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

KtkT

KtkT

映画(500)
ドラマ(4)
アニメ(0)

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

みんなでゴジラを倒そう!っいう感じ。圧倒的脅威に対してめげることなく、一人一人が自分にできることを最大限にやっていく。結構政治の構造的な問題も投げ掛けてるし、良い映画だと思う。
ただ、なぜゴジラの第一
>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

まあ、つまらなくはない。
それぞれキャラを立たせてきちんとドンパチはしてるし、最低限面白くはなってるけど、その領域はアベンジャーズに任せればいい。DC系の切り口は観られなかった感はある。
期待を下回っ
>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.5

良くある臭は凄いけど、そんな偏見を捨てて是非とも観て欲しい。
近年のザ・ラブコメって感じの映画の中では1番好き。
話の流れが自然で、ラブコメとして良いな〜〜って思う演出に至るまでの作為性が一切感じられ
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

これは凄い。
こんなにつまらなさそうな話なのに、こんなに緊迫感も感動も味あわせるクリント・イーストウッドの手腕が恐ろしい。現代劇の監督作は良いものばかり。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

邦画の良さを全面に押し出して、日本映画界の全力をぶつけたような作品。本当にやるせなくて、東野圭吾の初期の作品を読んでいるかのような気持ちだった。
めっちゃ綺麗な画面なのに、この何とも報われない話のギャ
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

新海監督作の中で1番観やすくて面白いのは確か。
真骨頂である背景描写と音楽との同期という強みを活かしたまま、今までにないほど普遍的で分かりやすい話になっていて、欠点だった自分語りも大分減ったし、話に起
>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

4.6

なんか最近色々溜まってたから久々に観てみた。最高にスカッとしたし、やっぱりバリカッコいい!革命的な映像もそうだけど、やっぱり一つ一つの動作が最高。ネオの真似したことない男子なんて存在しないんじゃないか>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

ジョン・カーニーの作品をシネコンの巨大スクリーンで観れたのが嬉してたまらない。
作品自体もどストライクの映画。そもそも親の影響もあって80'sロックとか大好きだし、ああいう青春映画とかも嫌いじゃない。
>>続きを読む

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.2

ちょっと期待しすぎたかも。
地獄の世界観やキャラたちの作り込みとか物凄いし、楽しい。鬼パッドとかちょくちょく面白かった。ただ、思ってたよりも現世の時間長いし、基本、神木隆之介は人間じゃないし、畜生道の
>>続きを読む

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

3.6

嫌いじゃない。能力も便利すぎず、ほどほどに不便さがあって面白い。未来の読み合い、記憶の植え付けあいなど、ストーリーの内容としては能力を活かした、展開の読めない楽しさがあるし、それに加えていざ戦うとなっ>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

4.0

このレイチェル・マクアダムスは好き。作中での悩みや、その葛藤に共感できるキャラでありながらレイチェル・マクアダムスとしての可愛さも残すっていう、凄くバランスのいいキャラだった。なんやかんやで優秀だし。>>続きを読む

女子ーズ(2014年製作の映画)

3.4

まーじか。びっくりするくらいくだらない。今までの戦隊ものの演出を丁寧に、一つ一つ馬鹿にしていく。戦隊ってノーギャラで地球の平和を守っていたというのは驚き。とりあえず適当な理由で適当な司令官に集められた>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.2

オムニバス短編集的な恋愛映画だった。結構好きな俳優が出てたからよかったけど中身的には一つ一つが薄っぺらい。まあ作品の意図的には仕方ないのかもしれないけどもう少し何とかならなかっただろうか。あの中で選ぶ>>続きを読む

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.5

ミニオンシリーズ第1作。この頃から既に主役のグルーを食ってしまっている。強烈に抜けてて可愛いキャラのミニオンと子供との触れ合いの中で変わっていく泥棒の話というディズニーの十八番的展開で正に万人に好かれ>>続きを読む

シャドウハンター(2013年製作の映画)

3.5

いわゆる、よくありそうなダークファンタジー系の作品だが案外侮れない。アクションとCGをうまいこと組み合わせているし、結構たのしい。ストーリーに別段中身などないが、まあ何も考えずに息抜き程度に観ると良い>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

4.0

出だしが第1作を越える勢いの良さ。そっからは結構青春映画よりになってそれぞれがそれぞれの価値観でヒーローというものについて向き合っていく。前作から相当強烈なインパクトのあったヒットガールが大分多く登場>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

4.3

真の意味での等身大ヒーロー。
超人的な力は一切ないし、半端ない訓練を積んで強くなる訳でもない。ほんのちょっとの勇気とあとは成り行き任せなヒーローだけど憎めない。ヒーローとしての素人感のあるダサさが程よ
>>続きを読む

ベオウルフ/呪われし勇者(2007年製作の映画)

3.1

CG技術の実験的映画。というか、役者をベースにしてるけどフルCGな気がする。とりあえず作ってみた感があってあまり中身的にはパッとしない。ただ、まあCGすごいな〜とはなる。

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.3

もしかしたらちゃんとしたホラーが観れるかもしれないと思いつつ、感想としてはやっぱりか〜って感じ。
貞子の当初の設定を全面無視していることを除けば前半はちゃんとしたホラー映画。呪怨のパートは良い!けど短
>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.7

基本的には誤解によるドタバタ劇。幽霊=怖いものという印象が偏見であるということが全編を通して伝わってくる。それぞれがそれぞれ元は人間で、生きてるか死んでるか以外はなんの違いもない。そういった不思議な世>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.8

貞子vs伽倻子に備えておさらい。
相変わらずじわっじわくる怖さで良かった。ビデオの秘密をたどるための1週間の猶予もきっちり安心させず、なおかつそこにヒューマンドラマを盛り込んでくる。
ホラーの怖がらせ
>>続きを読む

魔法の恋におちたら(2009年製作の映画)

3.1

まあまあ面白い。
単純明快でなんのひねりもない映画だけど音楽は好きだった。
うざキャラのうざさは良いけど、設定が設定なだけあって、終始どの距離感でみればいいのか分からなかった。
まあ純粋にアホだな〜っ
>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

従来のマーベルシリーズの様にアクションを期待していくなら間違い。ただひたすら汚いジョークを聞かされるが何故か不快じゃない。物凄く賢そうに言うと、メタ映画的表現が使われていて、映画が映画であることを、、>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

4.4

リーサルウェポンしかり、ビバリーヒルズコップしかり、ホワイトカラーしかり、昔から刑事モノはコンビと相場が決まってる。ディズニーの凄いところは過去作の良いところだけを設定を活かして上手いこと組み込んでく>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

3.3

神様の娘が父親に反抗して下界へ旅立つロードムービー。子供は子供らしくあるし、本質はピュアなところにあるけど、とにかくシュールでブラック。神様の娘でキリストの妹っていう斬新な設定と程良い神様感が絶妙な雰>>続きを読む

太陽(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

なんとも言えない無力さだけが残る映画。長回しが多くて、台詞回しとか、設定の感じとか、エキストラの演技を観ていて凄く舞台っぽいと思ったら舞台原作と聞いて納得。シナリオは変わった設定でありながら以外とシン>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.2

こんなに観るのに体力が要求される映画は初めて。基本的にこの監督の作品は理解が追いつかないし、かと言ってこの長さだともう一度観ようとも思わない。物語が動き出すまで約90分。安藤さくらが絡んできてぐっちゃ>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.6

設定聞いただけでオチは読めるし、何の裏切りもない。この系統のアメリカのラブコメの典型的な進め方だが、だからこそ観たい時もある。
スタートで速攻で最悪の第一印象をビルドアップして、そこから2人が近づいて
>>続きを読む

追憶の森(2015年製作の映画)

4.2

ビックタイトルの裏でやってるから中々脚光を浴びないけど結構いい映画だと思う。
回想の入れ方を含め、物語の展開の仕方が上手いし、話も思ってたより深いものだった。マシュー・マコノヒーとナオミ・ワッツの距離
>>続きを読む

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

3.0

バタフライエフェクトが好きなのは良くわかったし、やりたいことが明確だから一応切ない感じは出てるとは思う。
トンネルを使ってタイムトラベルする設定とかはロマンあるし結構好き。主人公の目的も明確だから話自
>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

期待通りの映画。
とにかく最先端技術でドンパチして色んなところにカッコいい要素を詰め込む。だけど演出過剰に感じさせないルッソ兄弟のセンスは凄い。
人間ドラマパートはまとまり無かったけど、この手の作品で
>>続きを読む

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.5

見知らぬ乗客のドタバタ劇。
交換殺人と言えばヒッチコックのスタイリッシュなサスペンス作品が思い浮かぶが、同じことをしても作品のテイストとしては真逆。殺意を抱く理由としてはヒッチコックよりも重く明確なの
>>続きを読む

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ(2014年製作の映画)

3.9

前作よりよくできてる。
安っぽいシナリオだと思ってたら結構考えられてる。そう思った瞬間に劇団ひとりがぶち込んできて安っぽくなるんだけど^_^;
前作に比べて大分物語が複雑化しているが、相変わらず劇団ひ
>>続きを読む

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.5

劇団ひとりは天才だと思う。
オールアドリブなだけあってめちゃくちゃ分かりやすい展開にはなってるけど、それを踏まえた上であれだけの台詞が出てくるのは凄い。結構有名俳優でてるし、劇団ひとりも、なんだかんだ
>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.6

やっぱり等身大のヒーローってのはいい。成長の過程が面白いし、一般人目線だから共感しやすい。最後のはヒーローは自分で自分のことをヒーローとは言わないってことでいいんだよね。
基本グロいの苦手だから前半は
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.4

久しぶりに映画の技法とかが一切気にならなかった。実際の出来事をモチーフにした社会派映画にありがちな、つらつらと事実を描いていく感じかと思ってたのにいつの間にか感情移入させられていた。特にマーク・ラファ>>続きを読む