現役汚穢屋さんの映画レビュー・感想・評価

現役汚穢屋

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ひゃくえむ。(2025年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

たった100m。たった10秒。だがそこに続く先も、果ても途方ではない距離。その不可侵な領域を走る物語。

短距離を走る、という行為をここまで熱くさせられる映像美に惚れ惚れした。
元陸上部としても記憶が
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劇場版総集編 ガールズバンドクライ 【前編】 青春狂走曲(2025年製作の映画)

4.3

総集編として文句の無いまとめであった。
新規カット、新規OP, EDの新要素、仁菜のめんどくせぇやべぇ女も健在。
ただ、色々カットすると言っても残したいシーンもかなり多かったのか、間が切り詰められてい
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ザ・ザ・コルダのフェニキア計画(2025年製作の映画)

4.5

カメラワーク、演者の所作、台詞回しが写真のようであり、舞台演劇でもあるような不思議で美しい映画だった。

話の流れはシンプルなものであるが、セリフ運びや物語の展開のテンポが早くチャキチャキと切り詰めて
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劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

戦い方の応用が効き過ぎでアグレッシブに動き回るボムの悪魔の戦闘シーンが好きだ。
頭のネジがぶっ飛んでるとしか思えない発想のデンジが好きだ。
台風の悪魔をビームとのタッグで倒すのコメディで好きだ。
ボデ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.7

最初から最後まで笑える、格好つきそうで格好つかないチキン飯テロ映画。

勇者ヨシヒコのような腑抜けた雰囲気がずっと続くので、緊迫するでもなく、シリアスになりそうでならず絶妙空気感で進むため気楽に見る事
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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後までハートフルで暖かくて、そしてリアルな良アニメ映画だった。

河童がいるとなった時の周囲の人間の態度の変わりよう、物珍しく家を囲い込んで肖像権なんかもなくなり、家族が疲弊していく様がかな
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

見えないけれども確実にそこにいる…っ!という恐怖感とパニックホラーにも似た描写に興奮しながら見ていたら急にガッツリ姿を現すし、人類VS地球外生命体のような映画の雰囲気が変わり2度美味しかった。

登場
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

まるで一人劇を見ているような、小説を読んでいるかのような濃厚で没頭する映画。引き算の美学を映画でやった一つの答えとも言える。

全く場面転換せず、かつ登場人物も声のみの登場がほとんど。直接の描写がなく
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小林さんちのメイドラゴン さみしがりやの竜(2025年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは半端ない完成度のものを見せられた。
待ち望んでいたメイドラゴンの続編への期待値を軽々超えてきた。
カンナが主人公ということで、カンナの可愛さをたっぷり享受するつもりで行ったのに感情滅多打ちにされ
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ヴァージン・パンク Clockwork Girl(2025年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

攻殻機動隊とカウボーイビバップを混ぜたような作品。メカや世界観、アトラクションに乗っているかのようなカメラワークの濃厚アクションなど45分という短い時間であったが非常に満足度の高いアニメだった。
全編
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国宝(2025年製作の映画)

3.8

日本舞踊・所作の美しさ、舞台の上の熱、緊張感で張り詰める空気、その表現がリアルだった。

足袋と床の擦れる音、衣が空気を裂く音、同じく日本芸能で舞台に立つ者として非常に共感性の高い描写であった。

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岸辺露伴は動かない 懺悔室(2025年製作の映画)

4.5

音、画が作る空気感が素晴らしく作品に引き込んでくれた。
コスプレ映画ではない、さりげないジョジョ感がとてもちょうどよかった。
再現度、解像度共に良く非常に引き込まれてゆく作品だった。

新幹線大爆破(2025年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

JR東日本の連携プレイドキュメンタリーかのような映画。

パニック映画というよりかは、新幹線に仕掛けられた爆弾。
JR東日本はどう対応する???というのを追う話だった。

VFXやJRの全面協力など、
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.3

少佐とバトーの惚気はやっぱり染みる。


4Kリマスター版を劇場で鑑賞。レンズのくすみが取れ、ディテールがはっきり見えるようになった興奮はあったが、より物語が複雑になった気がした。良い4Kリマスターだ
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.3

S.A.Cとはまた違った、電脳化に踏み込んだ作品。
4Kリマスター版を劇場で鑑賞。

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

テンポが良いドキドキSF。

全部で2時間くらいの栄華だったが、意外とあっという間に感じるほどテンポが良異映画だった。

口が悪い主人公の語彙は軽快でよいが、なんだか印象に残らない栄華という感じもある
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

気だるげな会話劇と緊迫のアクションシーンの温度差が非常に癖になる映画。
会話は絶妙な生活感と間があり心地よく眺めていられる。殺し屋の話なのにとてもほのぼのする。社会不適合社の中のいい二人が生活をしてい
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

人生の中にある数多の選択をYESと言える勇気と勢いがあるとどれだけ人生が変わるのであろうか?すでに実行している人もいるかもしれないが、何かを変えたい、面白く行きたいと思うのならば何か自分の意思とは反す>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.7

男の子こういうの好きでしょ!??!?を詰め込んだ映画。

出てくるアイテム、パルクールシーン、諜報員的なハイテクシステム、ラッパーみたいな言葉選びが良すぎる敵。うん最高。

シリアスさよりも軽快なアク
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

生活とアクションの温度差がすごすぎて風邪をひきそうになるが、2人にとってはただの生活の一つと言った感じで、気だるげな日常シーンの雰囲気で終始終わるほのぼの作品だった。

そのためアクション映画なのにぬ
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アイドルマスター シャイニーカラーズ 第2章(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

1期に比べるとストレイライトとノクチルという新メンバーが増えたことで明確な被写体ができたことと、1期である程度キャラを大雑把に掘っているのもあり、中途半端さや変な尺の合わせ方みたいなものはなかった。>>続きを読む

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.5

カスとカスの摩擦をただ眺め続ける映画。

あまりにカスな言動に途中ネタじゃないかと思い、笑ってしまうところもあった。


見終わったあとはマリオに登場するブンブンが頭にこびりついて離れない。
嫌さはあ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

5.0

ずっと楽しい。ずっと奇跡が繋がっていて、でも当の本人ははっきり自覚していなくて。
我々もずっと奇跡の連続の中を歩んでいるのかも知れない。

劇場版 きんいろモザイクThank You!!(2021年製作の映画)

2.5

おい!!!アニメ放送でじっくり描いてくれよ!!!!
気がついたら卒業して悲しいじゃねぇかよ!?!!!!!!、!

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

侍がタイムスリップした先が時代劇の現場という掴みの完璧さ。
侍という生き方がマッチする珍妙な人間関係。
笑いどころも泣き所もあり、非常に面白かった。

主人公の高坂新左衛門の真面目で誠実な性格とそれに
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箱男(2024年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

箱男というものの生き方と成り立ちを描くものかと思ったら、箱男に取り憑かれた変態共の妄想だった。

妄想と現実が入り混じっており、内容理解は少々難解。ただ演出を観ているとその2つは分けて描かれている。
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エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エイリアン1,2,3は見えない恐怖といった感じだが、得体が知れたこいつらどうする??って感じ。
見えない強さがない分、驚かせる要素がかなり多くめちゃくちゃ体が反射してしまったのは周りにちょっと申し訳な
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きみの色(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初っ端の語りから吸い込まれた。とにかく美しい作品。

色が一つのテーマとなっているのだからそりゃ映像はきれい。スケッチブックに書いた水彩画の世界がずっと動いている感じ。

さらに、注目したいのが音。気
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

たった1時間という短い時間で丁寧に感情を壊してきた。

友情、努力、勝利というジャンプ王道展開のはずだが、こんなにも胸に閊える思いなんだろうか…

あとは1時間で詰め込めないストーリーを原作で追いたい
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

まずこれが実話なのかというところに驚き、ゆっくりと進んでゆく時間と絶対に交わらない世界同時が重なり、毒をもって毒を制してゆくさまは爽快で心地が良いシーンの数々であった。

やはり人生には、少し道から外
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

マーベルはほぼ未履修で行ったやつの感想

タイトルのウルヴァリンからあるようにクロスオーバー色がかなり強い。(最近のマーベル作品はスマブラみたいな感じだと勝手に思ってる)
そのため「あ、これちゃんと履
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劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:(2024年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場総集編 後半、文化祭のライブシーンなど音楽にフォーカスした話。
前編を見ればもうあそこをやるんだろうな、と予想できるがそれでも楽しめる再構成と演出。すごい。

まず冒頭の新作カットのによる本編の補
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

雨の中両手を広げるシーンしか知らなかったが、そこに至るまでの経緯もその後の話も素晴らしいものであった。

終始厳しい刑務所ぐらしの中で、己の理念に従って自分の能力を遺憾なく発揮していく様は爽快で、刑務
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トラペジウム(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

良かったのは絵が綺麗で、キャラもめちゃ可愛い。
解散するまでのドロドロの空気とか、東の本性表したねという感じがたまらない。
が、序盤、中盤と黒いのに対し、最後はなんかいい感じにハッピー!という構成のせ
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アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第1章(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一期の不満だった点が解消され、
「そうそう、こういうのを見たかったのだよ」となった第一章だった。

一期では心情を描くキャラのフォーカスが定まっていなかったのが、各話でしっかりと定まっていたイメージ。
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