コルクボードに残った針は危ない

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4.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭シーンのタイトル出るまでの間、パニック映画の美味しいところだけが大バーゲンしているつかみから引き込まれた。

なんか映画なのに他のアニメ映画と雰囲気が違うと感じていたが、アスペクト比にあるか。通常シーンも4:3っぽく見えること(もしかしてシアター原因?)。また、回想シーンではアスペクト比が1:1となり、新鮮さと情報が絞られるからこそ一回で内容が隅々までダイレクトに入ってくる。単眼鏡のような集中した情報描写すごい。(もしかしたら正立方体が物語の鍵か?)

全編では状況説明と伏線の散りばめ、そして3年動かなかった話がクライマックスへといく高揚感のあげ方。ただただ後編が待ち遠しい。

あと出演者の声全員良すぎな?映画館という空間に満たされるいい声を体験してほしい。