TheCharacterさんの映画レビュー・感想・評価

TheCharacter

TheCharacter

グレムリン(1984年製作の映画)

-

観たことあるのかないのか分からないタイプの映画。初見、だよな。

ステレオタイプな中国のイメージが如何にも時代だが、あの辺りは恐らく『ペットショップオブホラーズ』に影響を与えている。作者も何かで書いて
>>続きを読む

チェコ・スワン(2015年製作の映画)

-

マルケッタが踊ってみせる場面が大好き。人間という存在の美しさで成り立つ作品といえるのではないか。一方で、美を追求するアスリート達の過酷さも垣間見える。

カメラマンの腕の良さが随所に感じられる。編集は
>>続きを読む

ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

-

この声でムーミン観られるの最高ですわ。毒とユーモアましましで凄く楽しかった。パパの冒険に感謝。おばけ好き。仲間達は結局どうなった?

見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界(2019年製作の映画)

-

ドキュメンタリーで時々ある、本人に似た背格好のキャストを用いたイメージ撮影って必要なんだろうか。その辺りがいつも引っかかる。

ヒルマ・アフ・クリント、字が上手い。書くことも描くことも好きだったんだろ
>>続きを読む

美食家ダリのレストラン(2023年製作の映画)

-

旨そうすぎ、味気になりすぎでいい感じに展開しつつ、なんか一癖ある恋愛が出てきたなと思ったら、そのことで作品としての旨味を抉り取ってしまい、なんだかなあとエンドロールを眺めることに。笑えて、ゆったり洒落>>続きを読む

劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション(2010年製作の映画)

-

ビョークのテーマソングがかなりアコースティックな手触りのもので意外に思っていたら拍が分からなすぎて、子供向けなのにこんな曲作ってくるのさすがだなと思った。でもムーミンくらいになると子供向けも何もないか>>続きを読む

落下音(2025年製作の映画)

-

要体力。でも思ったよりは観ていられた。ポスターに「怪奇譚」の文字を見つけ、なるほど、そうきたかと。絶妙に形容し難い本作を観客に向けて開く為か。時を超えた不幸の連鎖に映像詩、表現主義的な意匠を添えて綴る>>続きを読む

アマデウス(1984年製作の映画)

-

サリエリにも幸せになってほしいが、"切望"で闇堕ちしてしまった。最初はただ音楽やりたかっただけなのに、名誉欲が出てしまったんだね。子供の頃の気持ち忘れんなよ。それでいて、モーツァルトによって自分の限界>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

-

"動"のアルマ・ポウスティ。表情が凄い。

トーベ・ヤンソンといえば素朴なムードを湛えた肖像写真のイメージだが、その印象を覆された。どの程度創作なのかは分からないが。終盤の展開に引き込まれる。省略や時
>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

-

オリヴァー・ストーン、天才?

CoachellaのNINoizeが良かったのでトレント・レズナーの仕事を追う。

ボニー&クライドを『時計じかけ』でアップデートしたような犯罪性愛カップルを軸に濃いキ
>>続きを読む

マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

-

初期の一世を風靡したデザイナー時代が一番の見どころか。より良いブランドの手放し方は他にあったかもしれないが、本人としてはやり切ったのだろう。ミニスカートについてのテーマでクレージュについて言及されるの>>続きを読む

“無害”な死者 -ネット特定班が突き止めた身元不明者の正体-(2024年製作の映画)

-

演出過多、冗長。別に歌わなくても...

真相の情報量の少なさと作り手の感性でこうなっているということがわかる。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

-

...なんで?オチで全部ひっくり返ってしまうので、どう評価すべきか困惑している。罪の意識があるならやるべきことは有る。独善的な人間は基本的に有害で、それが肉親だったりすると地獄でしかない。そういう意味>>続きを読む

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

-

自分の環境では出会えない音楽(KALDIを思い出してしまうのが複雑)、それを奏する人々の人生。音楽と革命の残り香、独特な環境。中間色が目立つ鄙びた風景。ライ・クーダーと周囲の人々はBVSCの人生を大き>>続きを読む

リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング(2023年製作の映画)

-

強烈。もっと長くてもいいくらいだがその分テンポ良く観られる。

信仰心の厚さ故にツアー活動を休止してしまうのは面白いが、背景にあるものを想うとそれだけではいられない。自己を解放し、ありのままに生きてい
>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

-

如何せんめちゃくちゃな映画。どう足掻いてもBムービーではあるが、美術、構図、編集等所々に光るものがあり、それが却って作品を奇妙なものにしている。ちょっとした違いで途轍もない作品に仕上がっていた可能性も>>続きを読む

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

-

まずタイトルがとても良いわけだが、その一筋縄でいかぬ由来も見所の一つ。主題は勿論、大企業の製薬会社への告発、そのスポンシーである美術館との闘いだが、そこにナン・ゴールディン自身やその家族、往時の活気溢>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

-

ネコ!猫、、、

ハラスメント、レイプ等々の暴力描写が割と出てくるので注意しなければならない。

インスタで見たルーニー・マーラが良すぎて視聴。"扱いづらい天才"というクリシェはベタだけどやっぱ良い。
>>続きを読む

999号室(2023年製作の映画)

-

甘かった。非常に体力が必要。ハイコンテクストな問いには、相応の答えが導かれる。それぞれの回答を咀嚼しきれずに終わってしまうが、印象に残る発言もありつつ、この問いはあらゆる創作に適用できるものであること>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

-

画面に焼き付いている圧倒的静謐感。全てが停止しているような情景。ワンカットで織り上げていく世界。平熱で時に奇妙な日常の合間に暴力と痛み、超現実を挟み込む。その対比にやられてしまう。生きていることを心か>>続きを読む

地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

-

何だこれは...

🐜注意。怒涛の展開を淡々と流していくのは良いな。猫がいなくなるのは悲しい。

実は人生讃歌なのかもしれない。

競泳選手ジャン・タリス(1931年製作の映画)

-

ドキュメント+クリエイション。実録ものかと思いきや、アスリートとモンタージュで自由に遊んでいる。監督の斜め、ずらし好きがよく分かる。そして洒落っ気がとても可愛らしい。ラストで完全に撃ち抜かれてしまった>>続きを読む

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

-

無声映画の流れを汲みつつのトーキーで、素敵に奇妙な面もありつつ、随所にセンスが光りまくっている。泣けてくる眩しさ。

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

-

一つの壊れた人生。それが壮絶でないなら、そんなものは嘘っぱちだ。一個人を消費、搾取する構造は特別な環境でのみ起こることではなく、自分のすぐ隣り、或いは自分自身に起こっていることだが、そうした事態があま>>続きを読む

ノスフェラトゥ(2024年製作の映画)

-

見所もあるけど長い、そしてくどい。劇場で観なくてよかった。意図的かは不明だが、伯爵がバイっぽいところは面白い解釈だと思った。コッポラの『ドラキュラ』は相当観やすい作りなのがよく分かった。

PERFECT BLUE(1998年製作の映画)

-

なんですかこのやばい映画は。心地よいわからなさ。

『想い出に抱かれて今は』が良い曲すぎる...

ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン(2023年製作の映画)

-

恋愛との相似形になる点が面白くもあり、ウザくもある。音の主張が強すぎる瞬間が多い割に、大事な場面で妙に静かだったり、バランスが変。良くも悪くも想定外な内容だったが、終盤に向かう展開にはあまりのれず。結>>続きを読む

ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇(2018年製作の映画)

-

前置き短くサッと始まってくれるのが良い。プライベートエピソードが強い。授業中に描いた絵とか、クラスメイト優しいな。先生という共通の敵の存在故の団結力ってのもあったんだろう。おばあちゃんの撮影のシーンで>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

-

いつ観たか覚えてないが人生2度目の鑑賞か。相当前だと思うけど。さすがに記憶にないシーンがいっぱい。最初はきっとアレックスに肩入れしつつ観てたと思うけど、今となっちゃそんな気は起こりようもないし、苦しん>>続きを読む

コストニツェ(1970年製作の映画)

-

「地元の名所紹介します」ってこと?髑髏とカタツムリの組み合わせは初めて見たかもしれない。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

-

フィクションができることについて考えていた。リアリティを重視する作家はいつの時代も悩んでいたのではないか。現実があまりにシビアであることに。痛み、宗教、そして死。あからさまに痛がらせるような描写は無い>>続きを読む

Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto 4K レストア版(1985年製作の映画)

-

ピーター・バラカンが本作に寄せた文中に"自意識"という語を使っていたのがとても印象に残っている。

80年代って変な時代だったのかなと思う。なんかこそばゆい感じ。其処此処に様々な自意識の発露や模索が在
>>続きを読む

大人の見る繪本 生れてはみたけれど 4Kデジタル修復版(1932年製作の映画)

-

活動写真からの展開が怒涛。まさかこんなに重く切ない話だったなんて。小市民的価値観とでも呼ぶべきものから抜け出さない限りはどうにもならないよね。墓標に「生まれてはみたけれど」とは刻まないな。刻むべきもの>>続きを読む

小津と語る Talking With OZU(1993年製作の映画)

-

こういったシチュエーションでは極私的な事柄を語るのに終始してもらう方が良いのだろう。小津を肴にその人が分かれば。結局アキ監督が一番強い。ユーモアには力が有る。映画のタイトルを原題である日本語で発話して>>続きを読む