TheCharacterさんの映画レビュー・感想・評価

TheCharacter

TheCharacter

テリファー(2016年製作の映画)

-

キツイものを見せたい、怖がらせたいという欲求で只々突っ走る。こういう映画って基本それだけだよな。意味深で謎な部分があったり、雑だったり。人体が柔らかい。殺人鬼も愛嬌が大事。残虐度高め。酷すぎると笑うし>>続きを読む

ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

-

没入感が無い。どんなに派手なことをやっても基本狭い所で展開する為、スケールが小さく見えてしまうのが勿体ない。テンポがいいのか雑なのか、判別しづらいストーリー。そういうとこにらしさを見た。それでも中々楽>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

-

神経質そうで意外と詰めは甘い気がする。気になる部分はあれど不思議な安らかさが漂う。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

-

カルトな自己啓発セミナーに行ってみたら人生が好転。そう、この部分に触れないのは無理だ。本作において肝の部分がこれなのはやはり引っかかる。異なる設定を選択できていれば...。男性看護師への差別的描写もあ>>続きを読む

憐れみの3章(2024年製作の映画)

-

黒いなあ。

1番面白かったのは「懐かしいビデオ」。劇場静まり返ってたけど。仲がよろしいことで。2話がハイカロリーだったから消化する時間が欲しかった。

飽きはしないものの満足度が高くない。比較するべ
>>続きを読む

DIR EN GREY LIVE FILM 残響の血脈 ~mode of Withering to death.~(2024年製作の映画)

-

ケツ!

ストレスが吹っ飛びますな。

数日経ち、また観たいなと思いつつ京さんに思うあれこれを。

謙虚や慎ましさといった形容では足りない、徹底した後ろ向き加減、その姿勢はパブリックイメージを崩さない
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

-

凄すぎですな。怖い映画。人生がこんなだったらやばいよね、というのは勿論、軽薄で残酷な作り手と受け手の姿を突きつけてくるわけで。その薄ら寒いこと。多少イラッとしつつ、自分がそちら側に行くことも簡単で、そ>>続きを読む

バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

-

強すぎジム・キャリー。

『THE BATMAN』を見直した熱のまま旧作を。あのシーンはオマージュなのか?と思えるシーンもあったが果たして。ティム・バートンが関わってはいるものの、監督ではないことが重
>>続きを読む

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの(2012年製作の映画)

-

良い人生だな。人生を分かち合える相手と出会うのはやはり奇跡である。いつか作品を買ってみたいと思いつつ機会を逸している。部屋狭いし置き場所無いし物大事にできないし...と、ついつい思いがちだが、アパート>>続きを読む

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

-

面白いし飽きないけど所々冷瀬に観てしまった。時折B級感が漂ってしまうのが惜しい。細かいところを放り投げたり雑だったりするせいか。最後には敵との大立ち回りがあった方が良かったのかもしれない。最終的にカタ>>続きを読む

DIR EN GREY ARCHE AT 日本武道館 特別編(2016年製作の映画)

-

意外な曲入りから、終盤にかけて燃えていく曲順が良いですな。メンバーの充実度が伝わってくるようで。おいしいところを余さず捉えていく編集も素晴らしい。

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

-

このどうにもならない愛しさ、切なさ。ボエームとは英語におけるボヘミアン、転じて自由に生きる芸術家の卵のことだそう。"卵"なんて生優しい表現が似つかわしくない拗らせオジサン3人組の生き様を生暖かく見守る>>続きを読む

トータル・バラライカ・ショー(1994年製作の映画)

-

音ズレが残念。虚構と現実が溶け合う愉快なライヴ。ロシアのダンスは技巧や慎ましさを感じさせつつ、野暮ったさが残る感じに味わいが。カリンカはキラーチューン。リハ、PAが大変そうすぎる。

アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家(2023年製作の映画)

-

何とも不思議な映画だ。てっきりドキュメンタリーかと思いきや、そうした先入観は緩やかに覆されてしまった。自然の中に佇むオブジェ。その静謐な時間を切り取った後、作者が登場してからは映像としての作為、意匠が>>続きを読む

罪と罰(1983年製作の映画)

-

『罪と罰』なんか知らんやーん

なんかジャームッシュみたいだったな。オフビート。絶えずサスペンスなムードの基に緊張が保たれていること、難解な会話、割と動くカメラワーク、風景に向けられた視点、音楽の使い
>>続きを読む

Ryuichi Sakamoto | Opus(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ポップコーン頬張りながら観るものではなかった。反省至極。

109プレミアムシネマズは坂本龍一による音響監修がなされている為、上映前に本人から観客へのメッセージが流れる。それが思いの外、本編への前段と
>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

-

好きなんだけどなあ、ヴェノム。この内容なら2時間以上は必要そうなのだが。ユーモアは残しつつ、シリアスに作り込んでいくのが良かったのでは。その辺りの対比が際立つと美味しくなりそうじゃない。クレタスとキャ>>続きを読む

カラマリ・ユニオン(1985年製作の映画)

-

ポスターを見つつ『こんなシーンあったっけ』と思ったら普通にあった。記憶ってあてにならない。"イカ墨同盟"ってなんだよ。イカ墨食べたくなるな。買ってこようかな。

マッティ、会いたかったぜ。やはり、ほん
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

色々と試される映画で、所々置いていかれつつ、引き込まれつつ。きっちり難しい。美麗な画面、端正な仕立ての服。結構パンチ効いた私生活送ってたんだな。嫁ツエー。

オッペンハイマーが作らなくても、誰かがああ
>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

-

近頃映画館で出会う人物に心奪われてばかり。切なすぎて少し背中が丸くなった帰り道。でも警備のおっちゃん可哀想だよな。

一応ダークヒーローものではあるかもしれないが、マーベルやDC的派手さは無い。ネジが
>>続きを読む

東京暮色(1957年製作の映画)

-

これは狂気か、職人気質か。
初めての小津。なるほど、この人は化物。日を分けて家で映画を観ることはまま有るが、この作品に於いてはそうせざるを得ない面も。シーン毎の構図に一々唸らされる。2時間以上あるし、
>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

-

62年の近未来SF、どう観せるのかと思いきや、こう来たか。ミニマムからマキシマムへ。ほぼ制限しかない状況で、どう成立させるか。鑑賞者による補完は創造の域へ。こんな風に作品を提供するなんて、ちょっと神懸>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

映画館で何回も泣いたのは初めてだ。
鷲掴み。

最近は良い映画ばっかり観られて幸せだな。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

-

いつだったか一度だけ、途中から観た本作を漸く今。"いとこ同士?"はとても印象に残っていた。どっちもどっち。

ジャームッシュはカウリスマキと交友があり、並べて語られることも多いらしいとのことで、何とな
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

-

ハッピーヴァレンタイン。

カウリスマキと同時代を生き、作品に触れられるのは真なる幸福である。労働、レザー、酒、煙草、音楽、時々コーヒー、時々映画。等々...。基本は何も変わらない。やっぱり失業。やっ
>>続きを読む

俺らのペンギン・ブーツ(1992年製作の映画)

-

トラックの発車のシーンがね。ワンチャンが同じ方向向いてるの好き。

ワイヤーを通して/スルー・ザ・ワイヤー(1987年製作の映画)

-

説明がくどくないのが凄い。生きて逃げ延びることができたのだろうか。

Valimo(2007年製作の映画)

-

これで終わりかい。
観る映画それなんかい。

/24.07.15

よくよく考えてみると"映画館つきの職場"ってことだよな

Bico(2004年製作の映画)

-

ドキュメンタリーが5分て。"貴重映像を満載"なのか?

映像がクリア。それだけで『らしくないな』と思ってしまうが、冬の農村と絶景が映える。撮りたいものは変わらない。フィクションでなく、(ほぼ)ノンフィ
>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

-

スタッフロールから始まるのが何とも意味深。兎に角あくびが出る前半。画面分割による情報量の多さにも消耗させられる。個であるが故の分断、その上でどのように他と向き合うか。意外にも、終わりへ向かうにつれて引>>続きを読む

HANA-BI(1997年製作の映画)

-

結局語れば語るほど野暮になってしまう感が否めず。やばすぎる。

ソナチネ(1993年製作の映画)

-

バカヤロー率高め。伝染していくのかな。わからんでもない。メインテーマがホラー調なのが少し変だなと思いきや、監督から『エクソシスト』のイメージでリクエストされたものだったと知り納得。

研ぎ澄まされた
>>続きを読む