shujiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

内気でどこか寂しいアメリがとても魅力的。

ブラザーフッド(2004年製作の映画)

4.0

爺さんになった弟が兄の遺骨の前で泣くシーンは目頭が熱くなった。
戦死者100名は100名という単位で片づけられてしまうけど、その一人一人に物語はちゃんと存在する。それでも違和感なしに100名で片づけら
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.8

高校の時に見た映画。
「バカヤローまだ始まっちゃいねーよ」ってセリフがかっけー

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.8

休む暇なく働き続けるミツバチ達。唯一の安息である死でさえ巣から出なければ得られない。
映画の中に感じる死のイメージ
アナにとってそれは善でも悪でもなく、ただ惹かれていく。そして、そんな変化に抵抗するで
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パパは、出張中!(1985年製作の映画)

4.1

95年に作られたアンダーグラウンドでエミール・クリストリッツァはユーゴスラビアに一つの答えを出したとこの映画を見て思った。
純粋な少年の目から政治、社会、家族環境の矛盾を写していくが、結局少年からした
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アンジェラ(2005年製作の映画)

3.8

俗世の中で自分を見失わないってことはものすごく困難なこと。
ましてや現実では天使が現れることなんてなく、自分で自分の中の天使に気付かなくてはならない。
ちなみにこの映画を作った監督は無敵主人公で有名な
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.5

マシュー・マコノヒーの役作りにビックリ。
ガリガリですやん
生きることはビジネスじゃないんだなって思った

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.8

ベティ・ブルーのラブコメ版みたいな感じ
個人的にこういう女の子は惹かれるけど、殴られたくはない。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

音楽がいい。飛翔とかアースウィンド・ファイアとか
あと、ストーリーも面白い

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.7

灰色の男達は国民の幸せを守っていると思っている。そして、自殺者のカウントをやめ彼らを「自己殺害者」と呼んだ。
そんな社会主義国家であった東ドイツに抑圧された一人の芸術家と抑圧した一人の国家保安員の話

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.7

作品の中で”死”に対する扱いが淡白すぎて最初は違和感を覚えたけど、それが監督なりの戦争批判なんかなと思いました。

ノスタルジア(1983年製作の映画)

3.6

タルコフスキー自身が投影された主人公から感じる郷愁の思い。そんな主人公が現実とのギャップに苦悩する様をひたすら見せられる映画。正直、亡命したことのない自分は退屈に感じるシーンもある。でも、最後の演説の>>続きを読む

汚れた血(1986年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

愛のない性交で感染する架空の病気が存在する設定なのに主人公達にはほとんど関係してこない。その点主人公達は愛の中で健全に迷い、もがき、そして死ぬ。結局人間は愛というカルマ、汚れた血を身体に流しながら生き>>続きを読む

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.7

分かる様な分からない様な。見えない閉塞的な虚無感を理解することは困難

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

個人的にはあのまま二人は破滅していって欲しかった。

セリ・ノワール(1979年製作の映画)

3.6

ヒロイン?の女の子の若くして人生に絶望してます感が良い

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.5

セリフのほとんどが詩的で
何か大きなものの影に失った小さなものを感じる喜びを思い出させてくれるような映画
とは言うものの、明確なメッセージを読みとる必要もなく、淡々と発せられる綺麗な詩を楽しんだ方がい
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「昔ある所に国があった」マルコ、クロ、ナタリア。騙し、騙され、大きな存在に翻弄される彼らの生き方がユーゴスラビアの歴史を体現しているようだった。ナチス、冷戦、そして内戦
弟は兄を殺め、同志は同志を殺し
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.5

ごく普通の人々の生活の中に、ほんの短い間”異質”な出来事が起こる。登場人物のキャラクターや心情があまり映されてないからなのか、映像としての作品を見てる感覚を強く感じる

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

4.4

これをただのラブストーリーとして見てしまうのは勿体ない。「カッコーの巣の上で」と根底は一緒だと思う
ただ、そこはさすがフランス映画というべきか色使いやセリフがお洒落

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

3.8

何気なく素朴な事柄が続くからこそ最後のマラソンシーンでは引き込まれる。足音と息遣いしかない世界がより一層魅力を増す。

蝶の舌(1999年製作の映画)

3.7

最後のシーン。
いく度となくモンチョが先生に浴びせた「アカ」という言葉より、たった一回発した「蝶の舌」という言葉を信じたい。
そうじゃなきゃ先生が教えた自由は残酷すぎる