とらじろうさんの映画レビュー・感想・評価

とらじろう

とらじろう

ゲーム(1997年製作の映画)

3.7

いったい誰を信じれば、、、?

次から次に降り掛かる、奇妙な出来事
これは単なるゲームか?それとも、、


登場する全員が怪しすぎるのですよ😨

ゲーム招待状を持ってきた弟コンラッド
TVの中から話し
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

見えちゃう系ホラーの新境地?😨

エロイーズに見えちゃったのは
スターを夢見る若い娘サンディ

ふたりが
夢の中でシンクロして
鏡のなかでクロスして

序盤のダンスシーンなんか、すごく斬新!
おもしろ
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

気づいて!早よ!!😱

オカルトでも、スプラッターでもなく
ヤバいヤツ系でした

お母ちゃん以外は鈍感力満載で
とくにお父ちゃんは
じれったくなるほど 笑


エスターの背景は
目新しい設定ですね、な
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

“オレたち、死ぬほどカッケーな!”

彼らが放つ圧倒的な熱量
そのすべてを演奏にぶつけてきました

これほど
どストレートなジャズ映画とは!😆


アツくて、激しくて、自由で、深くて
聴く側の魂にガツ
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

狂気を極めた、その先にある世界

それを見ることができるのは
選ばれたほんのひと握り、、、

その情熱も、その理不尽も
その努力も、その狂気さえも

すべては、最高のクライマックスのために😳


ラス
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.0

親として大切なのは
子を想う気持ち、ただ、それだけ😌


ダコタファニングは愛くるしく
ミシェルファイファーは人情味溢れ
サムの友だちも良い味だしてほっこり

そして、なんと言っても
ショーンペンが自
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ヒート(1995年製作の映画)

4.7

“オレはヤマを踏むプロ
あんたは、それを阻止するプロだ”

デニーロとアルパチーノが
渋く、アツく、哀愁もたっぷりです😳


オープニングから緊迫感ハンパなし
その周到なプロの手際に驚くばかり

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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.2

従順、闘争、その先の未来へ、、、
キューブリックの代表作は
我々を新たな進化へと誘なう旅でした


印象的なシーンの数々
そのすべてが、芸術的でさえあります

冒頭で一直線に並ぶ
モノリス、太陽、そし
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.4

健全な秩序に潜む、不健全な異分子
今回のキューブリックは
ひとが何を守るべきかを探す旅でした

前半は
アレックスの自由奔放な狂気が全開!😨
クラシック流れる中、格調高く退廃的で

美しいけど
冷たく
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.9

あなたとの約束どおり
わたしは一生懸命に人生を駆け抜けた
だから、ようやく、、、😌

この極上のハッピーエンドは別格です


船上からダイヤを海へ投げ入れ
ここに戻って来たことを知らせる

その安堵し
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.5

“我々はひとりも残さない!”

一寸先も読めない絶望的な戦場
そこから全員を連れ戻す🤨

その圧倒的臨場感に度肝を抜かれます

生々しい戦場を描く、傑作でした(^。^)


大群衆となって迫り来る敵の
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

“こうゆう景色初めて見ました
ずっと東京で生きてきたのに、、、”

華子が
はじめて外から見た、自分の住む世界

その世界の幸せとはレールに乗ること

そのレールとは、周囲が期待している人生


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東京物語(1953年製作の映画)

4.3

家族を持ち
子を産み育て、その成長を見守り

巣立った後は
新たな家族を築いた子どもたちを
遠くから、その幸せを想う


東京に住む、その子どもたちを訪ねる老夫婦

一方で
子どもたちはといえば、日々
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破戒(2022年製作の映画)

3.8

“差別というのは
ひとの心から簡単に消えはしない”

ひとの弱き心は、いつの時代も同じ😞

差別の対象を創ることで
自分の居場所に安堵する

共通の敵を創ることで
ひとつに纏まるよう、仕向けられる
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

“どんなシステムにも
バグっていうのがあってさぁ”

この社会の「普通」
そこから外れたマイノリティ

彼らが感じる
この世界の生きづらさ、深い疎外感

でも、、、
いや、だからこそ誰かと繋がりた
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

限りがある、わたしのいのちには😞
そんなこと分かっていた
あなたに会うまでは、、、

輝いている、この世界のすべてが😳
そんなことさえ知らなかった
あなたに会うまでは、、、


どストレートの純愛スト
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.4

歩いても、歩いても、、、

どんなに月日が流れても
消えない記憶、あのときの感情

幸せな思い出も、辛い思い出も
ただ、積み重なってゆくだけ


実家に帰省した二日間、その何気ない日常を
良い味に切り
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ある男(2022年製作の映画)

3.9

本当の彼は何モノだったのか?

不慮の事故で亡くなった谷口
弁護士の城戸が
彼の出自を辿ってゆくストーリー


望むと望まないとに関わらず
出自や属性により貼られるレッテル(・_・;

その呪縛から解
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.1

“あのひとは必ず帰ってきます
そういうひとなんです”

山本に降りかかるラーゲリでの苦難
彼の家族が耐え忍ぶ戦後日本の混乱

妻に、子供たちに会いたい
山本の切なる想い

夫に、父に会いたい
かなら
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

“言葉にしなくても、通じるものがある”

ときめくこころ、弾むこころ
不安なこころ、すれ違うこころ


深夜の商店街、休館日の水族館
そして、彼を送るタクシーの中

瑞々しい心の機微が等身大で描かれて
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.6

幼き彼は、母の薫陶を受けた

弱きひとを助けることが
強く生まれた者の責務だと、、、

それ以来、彼の太刀に迷いはなかった

只々、弱きひとを守るため
そのために太刀を振るった


上弦が相手であろう
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

“じゃあ、
誰がオレたちを裏切ったんだ?”

オープニングは食事中の他愛ない会話
その雰囲気から既にイカしてます 笑

そこから驚愕のストーリー展開
そして、衝撃のラストへ、、、😳

お見事!のひと
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

オープニングからB級感 満載!
ですけど、、、

コミカルなセリフ回しと魅せる展開
さすが
タランティーノ節が炸裂してますね😆

彼らしい面白さでしたよ(^。^)

起承転結があるようで、ないですけど
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.4

“街の音を聞け、においを嗅げ
からだで味わうんだ”

麻薬捜査官アロンゾ
彼の本質は、果たして善か悪か?

まったく先の読めない展開、、、😳

新人捜査官ジェイクの目線で
戸惑いながらも
強引に引き
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.3

“Mr.McCall, …. who are you?”

これ
今まで観たアクション映画の中で
一番面白かったです!(^。^)

序盤の
敢えて描写せず、想像させる演出

一方で
終盤の嵐吹き荒れる
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.1

“おまえは、いったい何者だ!”

はじめて知りました😳
デンゼルワシントン!

スマートな立ち居振舞い
からの、、、
キレッキレのアクション

安定感、安心感がバツグンで
文句なくカッコ良すぎですよ(
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.3

“わたしの中で、何かが弾けたの!”

この弾け感、吹っ切れ感
そして突き抜け感がサイコーでした😆


最初は偶発的な?殺しが発端ですけど
ふたりとも
途中から転落人生ノリノリなのですよ

強盗も、カー
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

きっと、世の中は善意で溢れてる
それを探しに
さあ、一歩外に踏み出そうよ!😌

あたまで考えるのではなく、、、
リアルを経験して、自分の肌で感じる
それが、すごく大切なんだ!


主人公のウィル
彼は
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

“キミの未来は燃え盛る炎だ!”

それまでの常識、良識、そして道徳観
それらすべてを破壊した、時代の寵児


オースティンバトラーのステージでも
セクシーで、イカして、キレッキレで
カリスマ性十分でし
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

我を突き動かすは、復讐への執念なり

美しくも、厳しい大自然を舞台に
凍てつき、生々しく、そして壮絶です


骨の髄をすすり、生肉を喰らう

傷口を火で焼き塞ぎ
馬の体内で暖をとる

ディカプリオの
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.2

あれから、はや40年が経ち、、、

どストライク世代の皆さま!
ぜひ一緒に、あの頃に戻りましょう♪

お手軽にサクッと観れます 笑😆


言葉はいらない
ストレートに感じられるのですよ

あの頃の空気
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

しがらみを持たず、こころの赴くまま
自由と孤独を手に人生を漂流してゆく

美しく厳しい大自然を背景に描かれる
主人公ファーンのノマド暮らし

静かに淡々と、でもどこか寂しげで😳


どう生きて、どう死
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

そこに根を張る、その地で生きてゆく
しぶとく、へこたれず、そして逞しく

ミナリが、この家族の象徴でした🤨


覚悟を決めて移住した米国
でも、そうそう上手くいくわけがない

とくに、父親の心情に共感
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.3

“きみは、どうしたい?”

そう、決めるのはいつも自分自身🤔

でも、オトコとオンナのあれこれは
損得勘定じゃないから難しいのです


情熱の赴くまま、空き家での純情
魂の感じるまま、雨の中での激情
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

愛してるよ、が空しい
許してくれ、が虚しい

ロクでもない男どもに鉄鎚をくだす!

終盤のエグすぎる展開に
ロクでもない自分はビビりましたよ😱

オトコへの復讐がテーマですけど
キツい場面は少ないので
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ガンジー(1982年製作の映画)

4.1

彼が見続けたのは、希望のひかり
彼が味わったのは、揺れ動く人心

彼の理想は今でもまだ道半ば、、、🤔

ガンジーの哲学と半生を描く良作です


舞台となるインドは、宗教のるつぼ
その分断を煽って統治す
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