地獄みたいな映画だった。台詞棒読みの岸辺一徳と死んだ目の松坂慶子。この緊張感が続くぐらいなら、はよ殺してくれ...そりゃ死ぬまでに色とりどりのパンティ履いてみたかったよね。。。
リズミカルに出てくる気障な言葉たちがとても良い。「センセイ、東京にも青空ってあるんでしょうか?ああ、あるとも。ただみんな見ようとしないんだ。」
卓球のラリー、腹違いの弟との喧嘩、締め付けすぎて飛び出し>>続きを読む
60分童貞筆おろし映画。「良い仕立て屋になるなら大勢の女に触れなさい」
汗びちょびちょのマギーチャン、そりゃ抱きしめてぇだろ!!!血と汗を色気として映せる王家衛、恐るべし...!!
目の前で仲間が死んでいく姿にカメラを向け続ける屈辱は、真実を報道する使命感なんて平気でへし折るだろ。罪なき人々の肉体を貫く銃弾のスローモーションなんてもう見たくないし、ソンガンホの震える唇で映像が全て>>続きを読む
これを好きな映画にあげる女性とはなるべく距離を置いて生きていきたいです(すまん)
生と死、夢と現実が混ざる街。ユニの白シャツとうなじが美しい。エンディングの「サラン」も好き。夜の緑の古墳のてっぺんで話したい。
りんと一果が屋上でキスすること、夜中の公園で2人で踊ること。孤独なバレエのつま先。なれなかった自分の投影と愛を錯覚しないこと。
初のインド映画館体験。アーメダバード、MIRAJ cinemaにて。最後部座席のA10のシートに座って見たこと。英語字幕付きだったけれど全然ついていけなかったこと。爆発のシーンをみんなスマホで動画撮っ>>続きを読む
おっさんが美少年に恋し狂い死ぬ、という事前情報で見た。ベニスには一度だけ訪れたことがある。ビーチの出てくるリドには行ったことはなく本島のみ。印象は美しいというよりも、こんなところに生活してる人たちがい>>続きを読む
カレンダーに「ブラインドマッサージ」とだけ入れていたので、なぜかどきどきしながら映画館に向かったのだが、盲人たちのままならなさと、飛び散る真っ赤な血飛沫に、メンタルを削られた日曜の夜となった。見ること>>続きを読む
異国で浮き彫りになった孤独に効くのは、もう一つの孤独である。ただ、それは愛とか恋とかではなく単なる共鳴みたいなもの。4年ほど前に海外で暮らしていた時に付き合っていた彼女とは、確かに孤独の周波数があう感>>続きを読む
夜ってずっと続きそうなくせに、ちゃんと朝が来るし、朝が来ると分かっているからこそ、夜は怖い。それでも少しだけ目をつむって、今と未来のあいだをゆらゆらと笑いながら踊り続けたいと思う。
扉の開く音、車に乗ったままの犬の散歩、即席のポスター。面白いんだけも、サーカスの魅力がイマイチ分からないんだよな〜
めちゃ面白い。研究に没頭する童貞男が街に繰り出し、女に翻弄されるドタバタ劇。動きと音がめちゃくちゃ面白い。耳栓、衝動、ヌー銅、架空の女とのダンス。
説明的な映像と言葉と演出。物語の全てをフレームの中にぎゅっと詰め込んだ感じ。
初めての寺山修司監督作品。とても好き。テーマも映像も演出も全てが面白すぎる。何かを描こうとした瞬間に、自分の風景もみんな、厚化粧した偽物になってしまうんだけど、記憶に頼っているようじゃ自由にはなれなく>>続きを読む
最近は心と時間に余裕がなく、3ヶ月ぶりの映画館だった。まず率直にものすごく良かった。ケイコには聞こえないからこそ体の奥深くに音が響いてくるし、ケイコの力強い目が捉える世界が自分の身体に流れ込んできて、>>続きを読む
見たタイミングが良くなかった。確実に心を削られてしまった。この抵抗する力さえ湧いてこない、かろうじて動く体を世界に漂わせている感じ。何も持ってないし、何も見えない。これまでも、これからも。
抑圧から>>続きを読む
ウォンカーウァイ6作目。今回のレストア5作の起点とも言えるようなテーマと映像と役者たちだったな。人々のすれ違い、過去への囚われ。人生の過去のとある1点に杭が打たれていると、そこを起点にぐるぐるとどこに>>続きを読む
地球の裏側、大陸の端っこ。全てを飲み込みそうな瀑布、豚の血水。会いたいと思えばいつでも会えるし、会ってしまえば混ざってしまう。水色のキッチンと白のブリーフ、赤いブランケット。雰囲気は好きなんだけど、な>>続きを読む
地球の裏側、大陸の端っこ。全てを飲み込みそうな瀑布、豚の血水。会いたいと思えばいつでも会えるし、会ってしまえば混ざってしまう。水色のキッチンと白のブリーフ、赤いブランケット。雰囲気は好きなんだけど、な>>続きを読む