あまのうずめさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

あまのうずめ

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天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

3.6

1951年ロンドンで21才のポーランド移民デヴィッド・エリー・ラパポートのデビューコンサートが開かれ様とする。ラパポートのレコードは無名だと信じ難い演奏でクラッシック界の新星となった。

リハを終え友
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グロリア 永遠の青春(2018年製作の映画)

3.0

オリジナルは観たはずだがスッカリ忘れてた

離婚して12年、子供も手を離れ仕事をこなしクラブで踊るグロリア。
離婚して1年のアーノルドと付き合い始めるも、彼は31と27才の無職の娘に仕送りをし共依存し
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

ダンサー2人にパーカションを中心としたライブ

昔デヴィッド・バーンやトーキング・ヘッズ聴いていた時期もあったが、その時より心地良くクセになる。

全員裸足で揃いの衣装、カーテンを利用した四角い舞台に
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

5.0

面白く楽しく爽快感

美術が抜群。ミッキーの家と特にレイモンドの家のキッチン、中庭のバーベキュースペースはオシャレ。貴族の家と貧困層の団地も再現され階級差をも描いていた。
ファッションも英国紳士らしく
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.7

ストーリーも勿論、構図も空撮する風景も美しく音楽も良くサントラ盤が欲しくなった。

何よりサムとタッカーのキャラクターが立っていて、言葉や仕草に説得力があった。

コリン・ファースと存じ上げなかったの
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.9

笑いあり涙ありのいい作品

色彩もフランスっぽい艶やかさ。

メンバーそれぞれ個性があって、それぞれに悩みがあるところもフューチャーされてて人間臭くチャーミングな登場人物たちだった。

マチアスの偏見
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早春(1956年製作の映画)

4.2

夫婦の問題に加えサラリーマンの一生についても描いている

脱サラして喫茶店を営む先輩、仲人の小野寺、病死した同僚のシーンも加え重厚にしている。
千代=金魚の魔性ぶりは怖い。1956年にしてこの描写は尚
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METライブビューイング2021-22 R・シュトラウス「ナクソス島のアリアドネ」(2022年製作の映画)

3.6

シュトラウスと劇作家ホーファンスタールの黄金コンビによる作品

シリアスなオペラとコメディ、舞台裏と表舞台を同じ舞台で描いていて二度美味しく
オペラやボードビル、古典演劇など色んな要素も楽しめる。
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ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

3.2

前作と比べ物足りなさを感じた

前作でジェームズを取り締まっていたレオンは動物福祉局に左遷されジェームスとボブを引き離そうとする。

電気代も支払えなくボブが病気になってしまい、ボブが自分といては幸せ
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.7

一人の女性の成長物語

実話ベースでJ.D.サリンジャーが絡んでいると言うだけで期待値が上がる。

ファンレターは読まないサリンジャーだが、ジョンレノン暗殺犯のチャップマンが犯行前彼の著作を読んでいて
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.5

長い!

分かるけど、映像がほぼ暗い。暗闇のシーンが分かり辛くストレスだった。

アメコミもそんなに好きじゃ無く、今まで観て来なかった身としては入り込め無かった。

ブルースのテンションもずっと低めで
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

2.5

安田顕×小池栄子のコンビが良かった

いつも空回りをし中々店長になれないスーパーの店長代理の伊沢ハルオと、金城に騙され身重で小梅を連れハルオと結婚したシッカリ者の妻リツコと子供たちの人情コメディ。
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

3.0

NYの大みそかを舞台にした群像劇

登場人物がそれぞれ少しづつ繋がりがあって、それが分かってホッコリさせる。

ミシェル・ファイファー演じるイングリットのすることリストの実現と
ラストハイヒールのアッ
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.2

子供の頃意地悪する男の子は好きだからそうするのよと言う刷り込み、振られた時の慰めの次があるよと言う励ましが女子を勘違いさせるの見本だとナレーションがその後の群像劇に効いている。

恋愛・結婚・浮気・離
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スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

3.6

エドガー・ライト監督の強いスパークス愛で出来ているドキュメンタリー

彼らを知らなかったが50年に渡るスパークスの歴史に触れられると共に、スパークス関係者と何とスパークスファン!による証言とロンとラッ
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前科者(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

阿川佳代の真っ直ぐな気持ちを伝えつつ、前科者や更生について考えさせられる作品だった。

演技力には定評のある森田剛、ここまでの役者とは思っていなかった有村架純、若手有望で注目している若葉竜也らの演技が
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.2

元の作品は未視聴

ロマンチックなラブストーリーで音楽がピッタリでサントラ盤も楽しめそう。

何と言ってもレイクハウスがオシャレ。
「スピード」以来12年振りの共演も話題を呼んだんだろうなぁ。

父と
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.0

過去と現在が同時進行で展開

クリムトが描いた叔母アデーレの金の肖像画が、姉ルイーゼの遺品の手紙からナチに没収されたと知ったマリアは、作曲家シューンベルクの孫で弁護士のランディにオーストリアの美術品返
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愛のまなざしを(2020年製作の映画)

2.0

綾子役の方が敢えて演出だとは思うけれど演技が下手なのも加え嫌悪感を抱いた。

嘘をつく綾子と嘘だと思っても信じなくてはならない精神科医貴志、平気で嘘をつく人は怖いと言いながら綾子の嘘を貴志に教えない茂
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.0

後に全てが繋がりホッコリし、ニヤついたり、大笑いする作品

登場人物に手書きの役名のテロップが入っていたのに好感が持てる。

各々のストーリーを膨らませ結婚式に集結しハッピーエンドに導かれたれたのも、
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

2.7

ありふれたロマコメだが、ジェニファー・ロペスがミュージシャン役で出演しているのが肝。
プロデューサーも務めているので納得だが。

世界的人気のポップスターに「周りに頼らず一人でやってみて」と言った冴え
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

ラストの台詞は最初にゆりが言った台詞でちょっと苦笑いさせられる。

観る年齢や男女によって感じ方は違うと思うが、田母神に同情する部分が多く、同性だがゆりの態度に嫌悪感を抱いた。

「善意を返せ!」に対
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

実際の子供たちへのインタビューと芝居とがいい具合に交わったロードムービー、製作は『A24』

インタビューを受ける子供たちがとっても大人で、それに対してジェシーが9歳にしては子供子供しててイラついた。
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